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サムエル「全員立体機動に移れッ!!」

1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/02(土) 13:17:13 ID:nkx4za6U
エレン「!?」

サムエル「「サシャ!! 盗んだハムを任せた!!
 固定砲整備4班! 戦闘用意!! 
目標、目の前!! 超大型巨人!! 
これは好機だ、絶対逃がすな!! 
壁を壊せるのは超大型だけだ!! 
こいつさえ仕留め…って…」

ミーナ「もう仕留めたよ」

超大型巨人「」シュウウウ…

サムエル「さすがミーナ。仕事が早いな」

ナック「おいおい!俺の手柄も残しておけよ!」

ミーナ「ごめんごめん、あんまりにも鈍かったから…」

ミリウス「敵わねぇなぁ」

エレン「!!?」


進撃の巨人


2: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/02(土) 13:22:55 ID:nkx4za6U
ハンナ「あれ?うなじに誰かいるよ?」

フランツ「奴の本体だよ。ちょっと見てくる」バシュッ

ベルトルト「 」

フランツ「…誰?」

3: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/02(土) 13:36:03 ID:nkx4za6U
上官「超大型巨人は仕留めたが、破壊された壁から巨人が侵入した!
お前等には侵入した巨人の殲滅をしてもらう!」

ナック「やっと出番か…。
右腕が疼いてしょうがねぇ…」

ミリウス「ミーナ!
俺たちの分も残せよ!」

ミーナ「気が向いたらね」

サムエル「さて…行きますかね」スッ

エレン「駆逐してやる…」ギリッ

フランツ「…エレン。
熱くなるのはいいが、なり過ぎはよくない。
動きは熱く、心はクールに、だ」

ハンナ「大丈夫。エレンならできるわ」

エレン「お、おう…」

5: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/02(土) 14:48:25 ID:nkx4za6U
ザンッ ザンッ

ミーナ「討伐数21っと*」

ミリウス「ちぃっ!さすがに早ぇな!
オラッ!」ザンッ

ミリウス「討伐数11だ!」

ハンナ「フランツ、今ので何体目?」

フランツ「僕は討伐数8さ…今の奴も入れたら9かな」

ハンナ「ふふっ。やるわね。
私は討伐数15だよ」

フランツ「うわっ、負けてられないな…」バシュウウウ

エレン「奇行種だ!避けろおお!」

サムエル「慌てるなって…よっと」スカッ

ザンッ

サムエル「うなじがガラ空きだ」

7: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/02(土) 15:47:57 ID:nkx4za6U
アルミン「エレン下だ!!」

巨人「アーン」

エレン「っ!?」

ザンッ

エレン「…あれっ?」

巨人「 」チーン

トーマス「ん?どうしたエレン?」

エレン「た、助かったぜ…」

トーマス「気にすんなって。
それより前衛班が見えてきたぞ」

ナック「げっ、総崩れじゃねーか」

ミリウス「先輩方は何やってんだか…」ハァ

9: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/02(土) 17:20:04 ID:fq6lJXjc
こういうの待ってた

10: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/02(土) 17:25:55 ID:ccEXhirU
モブ訓練兵「お、俺はもうダメだ…目の前で仲間が食われて…」

モブ訓練兵2「オエエッ」 ビチャビチャ

モブ訓練兵(ジャン)「明日から内地だっていうのに…」

???「グーグー…」

ジャン「おい!いつまで寝てんだ!
行くぞ!ダズ!」

ダズ「…ん。もうそんな時間か…」

ジャン「こんな状況で寝てんじゃねぇ!」

ダズ「わぁーってるよ…さて、と」

ダズ「いたずらなバンビーノ(巨人)共にお灸を据えに行こうか…」

12: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/02(土) 17:31:50 ID:ccEXhirU
巨人「 」シュウウウ

ミリウス「フンッ!」ズバァン

なんで…

ミーナ「ハアア!!」

なんで僕は…
巨人が駆逐されてる光景を…眺めているんだ…
どうして、僕の体は動かないんだ…

アルミン「うあぁぁああぁぁぁぁぁ!!!
出番をくれよおおおお!!!」

14: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/02(土) 17:38:40 ID:ccEXhirU
トーマス「よーし。あらかた片付いたか」

ミーナ「え?もう終わりかぁ」

ナック「もの足りねーぞ。もっとだ」

ミリウス「ハンナとフランツは?」

トーマス「あっちで下半身食われた奴の真似して遊んでる」

ハンナ「アルミンwww
トーマスがwww目を覚まさないのワロタwww」

トーマス「人口呼吸うめぇwww」

アルミン(地獄だ…)

15: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/02(土) 19:37:29 ID:ccEXhirU
巨人「あー」ワラワラ

トーマス「穴を塞がないとキリがないな…
そうだ、エレン」

エレン「ハイッ」

トーマス「巨人化してあそこの大岩で穴を塞いでくれないか?」

エレン「えっ」

ミーナ「私達だけでもできるけど、群がる巨人がいるからね」

ナック「すまないなエレン。
これはお前にしかできない。
いや、お前だからこそできることだぜ」

ミリウス「ああ。
お前だから頼むんだ。
背中は任せときな」ニッ

16: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/02(土) 19:50:54 ID:ccEXhirU
ガリッ

ーーーーカッ

エレン「オオオオオオ(あ、できた)」

ハンナ「フフッ。やればできるじゃない」

フランツ「エレーン。こっちだ」フリフリ

エレン「ハイッ」ズシンズシン

フランツ「この岩だ。頼むぞ」

エレン「モチアゲヅライ…」モタモタ

ハンナ「持ち上げづらいの?
ちょっと待ってね」ガシッ

ズゴゴ…

エレン「!?」

ハンナ「はい。
下に手を入れてね。これで持ち上げやすいよ」

エレン「アリガトウ…」ペコッ

ハンナ「フフッ。困ったときはお互い様よ」ニコッ

17: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/02(土) 19:56:22 ID:ccEXhirU
ミリウス「…上手くいってるみたいだな」

トーマス「さーて…こっちもボチボチやりますか、と」チャキッ

ミーナ「平地だけど大丈夫?
巨人も結構いるよ」

ナック「お前の結構の定義って何だよ。
50はいるぞ」

ミーナ「あれ?もしかして怖気づいてるの?」

ナック「馬鹿言え…」

ナック「50じゃ俺等の足止めにもならねーだろ」チャキッ

18: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/02(土) 20:02:51 ID:ccEXhirU
ガス補給所前

ダズ「おーおー…。わんさかいるじゃねぇか」

ジャン「くそっ!これじゃガスの補給が…」

ダズ「焦るなジャン。
あいつをら蹴散らせばいいだけだ」

ジャン「…馬鹿も大概にしろ。
20はいるぞ…」

ダズ「…絶望にはまだ早いんじゃねぇか?
ジルバだ。踊るぜジャン」バッ

23: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/02(土) 23:30:40 ID:ccEXhirU
バシュウウウウ…スタッ

ダズ「…チッ。中にも入ってやがるな…」

ダズ「ヘイ、バンビ共。
おいたの時間は終わりだ。
さっさとケツ巻いて逃げねーと…

おっかねぇスケープゴートに喰われちまうぜ」バッ

24: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/02(土) 23:59:47 ID:ccEXhirU
ミーナ「この~背中に~」ザンッ

巨人「 」

ミリウス「鳥~のような~」ザンッ

奇行種「 」

ナック「しろ~いつ~ばさ~」ザンッ

巨人「 」

トーマス「つけぇぇえてくぅぅぅだぁさぁぁぁいいいい!!!!」ズバァァァン

巨人群「アアアアア!!!!」ガタガタガタガタ

25: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/03(日) 00:14:46 ID:yK36qDlA
ミーナ「ちょっとトーマス!
音程外し過ぎ!
巨人逃げちゃったじゃない!」

トーマス「悪い悪い。
俺の悪い癖だ。治すように努力するよ」

ナック「エレン!早く塞げ!
家畜共が逃げ出すぞ!」

エレン「ハイッ」ズシンズシン

フランツ「オーライオーライ。
オッケー、その位置だ」ザシュッ

ハンナ「焦っちゃダメよ。
周りは片付けたから慎重にね」ザシュッ

エレン「ヨッコラセクロス」

<イケエエエエエエ エレエエエエン

ハンナ「エレンの気が散る!静かになさい!」

<ハイッ

ズウウウウン…

26: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/03(日) 00:26:36 ID:yK36qDlA
トーマス「逃げ道は無くなったな」チャキッ

ミーナ「早い者勝ちだからね。
あとで文句言わないでよ」チャキッ

ナック「ヨーイドンだぞ。
フライングは無しだぜ」

ミリウス「オーライ。
そこの人、スタートの合図を頼む」

巨人「…」ガタガタガタガタガタ

イアン「…よーい、ドン」

トーマスミーナナックミリウス「it's show time!!!!」

巨人群「イヤアアアアアア!!!!」

27: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/03(日) 00:42:24 ID:yK36qDlA
ダズ「おいおい…」ザシュ

巨人「 」

ダズ「これじゃ模擬訓練と変わらねぇよ」ザシュ

巨人「あー…」

ダズ「手ェ突っ込んで蜂蜜探しもいいが、たまには家畜(ピグレット)にも構ってくれよ」バシュ ギュイイイイン

ズバァァァン

巨人「 」ズウウウン…

ダズ「妬いちまうだろ」チャキッ

ギュイイイイン

ズバババババァァァン

巨人群「あー…」ズウウウン…

29: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/03(日) 00:58:35 ID:yK36qDlA
ジャン「ダズに続くぞ!」

コニー「続くも何も…」

サシャ「もう巨人いませんね…」

ミカサ(あ…蝶々だ)

30: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/03(日) 01:14:36 ID:yK36qDlA
巨人「アーン」

補給兵「きゃあああ!!」

ダズ「悪いがデザートはお預けだ」

ザンッ

巨人「 」バタッ

ダズ「これで最後だな。大丈夫か?
今晩はママの子守唄を聞きながらホットミルクを飲むといい。
怯えた夜にはそれが1番だ」

ガス補給兵「あ、ありがとう…///」

31: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/03(日) 01:15:29 ID:yK36qDlA
ジャン「ダズ!」ガッシャァァァン

ダズ「建物に入るときは入り口からって、ママンに教わらなかったのか?
見ろ、キュートな羊が怯えちまった」

ジャン「わ、悪ぃ…それで巨人は?」

ダズ「豚の餌にしてやった」

ジャン「そうか…」

ダズ「補給所は解放したぜ…
眠ぃ…俺はもう寝る…」

ジャン「おぉい!」

ダズ「あとはあいつらが…どうにかするだろ…グー」

ジャン「寝やがった…あいつらって誰だよ…」

34: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/03(日) 05:57:47 ID:X6B9xP4k
こいつは随分と粋なダズだぜww

35: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/03(日) 07:37:40 ID:yK36qDlA
ライナー(ベルトルトの奴何やってんだ!
目標の半分も進んでねぇ!)

アニ「ライナー…」

ライナー「アニか。どうした?」

アニ「落ち着いて聞いて」

ライナー「落ち着いてられるか…このままじゃ…」

アニ「ベルトルトがやられた」

ライナー「…は?」

36: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/03(日) 07:51:13 ID:yK36qDlA
ミリウス「おいナック!横取りするなよ!」

ナック「早い者勝ちって言ったろ!」

ミーナ「討伐数45!」ザンッ

トーマス「負けねぇぞ!オラアアア!!」ザンッ


ライナー「おい…これはどういう事だ…」

アニ「どうもこうもないよ。
ベルトルトはあいつらにやられた。
そして壁も塞がれて、巨人もどんどんやられている」

ライナー「あそこで体育座りしている巨人はなんだ?」

エレン「イイテンキダナ、アルミン」ボー

ライナー「もうどうでもいい…。
あいつらを…殺す!!」

ーーーカッ

38: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/03(日) 09:11:56 ID:yK36qDlA
鎧「グオオオオオオオ!!!」ドドドドドド

ナック「何だあいつ?」

トーマス「あいつは五年前の…」

ミリウス「恐らく中にいるな。
奴さん相当頭にきてるみたいだ。
概ね、超大型の敵討ちってとこだろ」

ミーナ「油断しないでね。行くよ」チャキッ

40: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/03(日) 11:17:05 ID:yK36qDlA
鎧「オオオオオオ!!!」ブンッ

トーマス「遅いッ!!」バシュッ

ドゴオオオ

トーマス「もらったぁぁぁ!!!」

鎧「オオオ!!!」ビキビキ

パキィン

トーマス「ちっ、硬いな…っ!?」

鎧「ウオオオオ!!!」ブンッ

バシィィ …ドォォン…

トーマス「がはっ…!」

41: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/03(日) 11:18:03 ID:yK36qDlA
ナック「やべぇ!トーマスが地面叩き付けられた!」

ミーナ「ナック!集中して!」

ミリウス「大丈夫だ。
前にガスを吹いて衝撃を軽減している!」

鎧「ウオオオオ!!!」ゴオッ

ミーナ「くっ…なかなかやるじゃない!」バシュッ

ナック「馬鹿ップルは何やってんだ!」

ミリウス「あっちで巨人と交戦してる!」

42: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/03(日) 11:24:24 ID:yK36qDlA
女型(こいつらは…確か馬鹿ップルの…)

ハンナ「ねぇフランツ。
この女型の巨人の中には誰がいるのかな?」

フランツ「ははっ。分かるわけないよ。
うなじを掻っ捌いて見てみよう」スラッ

ハンナ「クスッ。フランツったら…。
本当にあわてん坊さんね」スラッ

女型「…っ」ゾクッ

43: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/03(日) 11:34:26 ID:yK36qDlA
モブ兵「穴付近に鎧の巨人が出現!
更に特殊な女型の巨人も出現した模様です!」

ピクシス「…状況は?」

モブ兵「負傷者が多少…死者は0です…。
鎧と女型は…その…交戦中です」

ピクシス「む?誰が交戦しているんじゃ?
もうちょっと詳しく頼む」

モブ兵「…訓練兵が数名です」

ピクシス「なんじゃと!?至急増援を…」

モブ兵「その訓練兵ですが…
噂によると超大型巨人を倒したとか…」

ピクシス「!?」

44: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/03(日) 11:42:01 ID:yK36qDlA
ナック「チッ!ガスが切れてきやがった!」

ミーナ「ナックは下がってトーマスを起こして!
鎧は私とミリウスで仕留める!」

ナック「了解…」

鎧「グオオオオオオオ!!!」ドオオオオン

ミリウス「シッ!」バシュウウウ

ズババババ!!!

鎧「グオオッ!?」グラッ

ミリウス「ミーナ!関節を狙え!
関節部分は鎧で覆われてないぞ!」

ミーナ「オーケイ!」

45: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/03(日) 11:50:44 ID:yK36qDlA
ナック「トーマス!まだやれるか!?」

トーマス「……ナック。煙草くれ」

ナック「…本気を出すのか?」スッ

カチッ…スパー

トーマス「フー…
ふざけた真似しやがって…。
あの野郎、自分のケツにロケットおっ立ってんのに気付いてねぇ…。
あのガチホモのケツにどぎついのぶち込んでやる」

ナック「…オーライ。援護するぜ」

46: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/03(日) 12:00:39 ID:yK36qDlA
鎧「グッ…オオオ!!!」

ミーナ「ガスが少なくなってきたわね…」

ミリウス「とんだタフゲイだな…。
俺も次のアタックがラストになりそうだ」

ナック「ミーナ!ミリウス!
トーマスが本気だ!!援護しろ!!」

ミリウス「マジかよ…しょうがねぇ」

ミーナ「あーあ。トーマスにいいとこ持ってかれちゃうね」

トーマス「…準備オーケイだ」ギリギリ

ナック「今だ!鎧の足を止めろ!」バッ

ミーナ「私は右足を!」バシュッ

ミリウス「了解!」バシュッ

ズババッ

鎧「グオオッ!?」ガクッ

50: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/03(日) 14:20:23 ID:yK36qDlA
ライナー(しまった!足が…!
だが、うなじさえ守れば…)

キュイン

鎧「?」

ザンッ

ライナー(え?何か通った気が…)

トーマス「ロケットマンだ。ベイベー」

ライナー(いつの間に…え?)

ズルッ

ライナー(体が…動か…ねぇ…)

ズゥゥゥン…

52: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/03(日) 14:52:18 ID:8xAh4ctU
これが黄金世代か…

さよなライナー

53: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/03(日) 16:42:47 ID:vq99AU16
ハリウッド映画じゃねえかw

55: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/03(日) 17:45:38 ID:yK36qDlA
ハンナ「ほらほら。回復も硬化も間にあってないじゃない」ヒュンヒュン

女型「アアアッ!!」ブォン

フランツ「フンッ!」ズバッ

女型「アアッ!?」

アニ(くそっ…が…!
こいつら本当にに人間なの!?
人間が出せるスピードじゃない!)

ズゥゥウン…

アニ(ライナー!?)

56: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/03(日) 17:49:49 ID:yK36qDlA
アニ(不味い!このままじゃこっちが総崩れだ!
巨人を呼んで撤退するしか…)

女型「…スゥ」

キィィィィィアァァァァァァ!!!

フランツ「うるさっ」

ハンナ「仲間でも呼ぶつもりかしらね」

女型「!?」

58: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/03(日) 17:51:59 ID:yK36qDlA
アニ(ばれてるみたいだけどこれで…)

シーン…

女型「アレッ」

59: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/03(日) 17:58:25 ID:yK36qDlA
サムエル「待たせたな」スタッ

ハンナ「あ、サムエルどこに行ってたの?」

サムエル「残飯処理だ。
それより今のデカい声は何だ?」

フランツ「奴が仲間を呼ぼうとしたらしいよ」

サムエル「仲間?もう壁内に巨人はいないぞ?
悪いな。俺が食い散らかしちまった」

女型「エッ」

ハンナ「だそうよ。女型さん」

女型「 」ガタガタガタガタガタ

女型「キィィィィィアァァァァァァ!!!」ダッシュ

フランツ「あ、逃げた」

60: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/03(日) 19:06:48 ID:IsnXMr6w
これは逃げるしかないww

64: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/03(日) 19:55:36 ID:yHSWTW2E
主要メンバーが全然出てこないwww
これは面白い

65: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/03(日) 20:07:11 ID:yK36qDlA
ここでアルミンの説明講座だよ!

今日はトーマスがどうやって鎧の巨人を倒したかだよ!
原理はこうさ!

まず、トーマスがアンカーを2方向に打って固定させる。
そしてナックと一緒にワイヤーを限界ギリギリまで伸ばすんだ。

そこからワイヤーを巻きながら、ガスを最大出力でふかして鎧めがけて駆ける!!!

そうすることでロケットさながらのスピードで突っ込んだってわけ。

良い子の皆はもう分かったかな?

そう、パチンコの原理さ。
あ、パチンコって言ってもジャラジャラでる方じゃないよ!
間違えないでね!

これで皆もロケットマン!

ちなみに、トーマスはそこから更に高速回転して、その遠心力で鎧ごと首を裂いたよ。

もう人間じゃないね

66: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/03(日) 20:14:34 ID:yK36qDlA
ミーナ「おつかれトーマス」

トーマス「ふー…。
仕事の後の一服は格別だ」スパー

ナック「派手にやられたが大丈夫なのか?」

トーマス「アバラが四番と五番持ってかれた。
後は右足が折れてる」

ミリウス「問題無いな」

トーマス「ふー……。
少しはいたわれよ…」スパー

ズシンズシンズシン

ミリウス「…ん?」

ナック「おいおい…。女型がこっちに来るぞ」

67: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/03(日) 20:20:56 ID:yK36qDlA
トーマス「もうガスは無いぞ」

ミーナ「んー…立体機動無しで戦う?」

ナック「あ。鎧のうなじかじってる」

トーマス「中身は生きてるぞ。
首皮一枚繋いどいた」

ミーナ「相変わらず甘いねー」

トーマス「後で情報吐かせようと思っただけだ。
追うか?」

ミリウス「ほっとけ。立体機動無しじゃ無理だ。
また来たらホームランしてやれ」

トーマス「そうだな」

68: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/03(日) 23:28:13 ID:yK36qDlA
その頃調査兵団は…

リヴァイ「おい…
緊急の信号で戻ってきたが…
どういう状況なんだ」

ハンジ「さぁ…巨人が侵入したらしいけど」

ミケ「どこにもいないな」スンスン

モブ連絡兵「リヴァイ兵長!報告します!
超大型巨人が出現し扉を破壊!
多数の巨人が侵入しました!」

リヴァイ「…その巨人はどこへ行った」

モブ連絡兵「超大型巨人は扉付近で討伐されました!
その他巨人も殲滅した模様です!」

リヴァイ「ほう…ちっとはやるじゃねぇか」

ハンジ「誰が超大型巨人をやったんだい?」

モブ連絡兵「訓練兵です!」

リヴァイ「えっ」

69: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/03(日) 23:34:46 ID:yK36qDlA
モブ連絡兵「侵入した巨人もその訓練兵達が殲滅しました!」

リヴァイ「そいつらの名前は?」

連絡兵「名前が上がっているのは…エレン・イェーガー…アルミン・アルレルト…ミカサ・アッカーマンの三人ですね」

ハンジ「ミカサ・アッカーマンって聞いたことあるね。
1人で100人分の実力を持つ歴代で最高の逸材だとか」

連絡兵「その他にも、ガス補給所に群がる巨人も訓練兵がやったみたいです。
その訓練兵を率いた者の名前が…確かジャン・キルシュタインと言う者だったかと」

ハンジ「それは凄いね。調査兵団に来てくれないかなぁ」

70: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/03(日) 23:56:20 ID:yK36qDlA
トーマス「情報操作は済ませたか?」

ミーナ「バッチリ。エレン達の手柄にしておいたよ」

ナック「派手にやり過ぎちまったな。
見られてなきゃいいが…」

サムエル「大丈夫だろ。フード被ってたし」

カンカンカンカンカン

ミリウス「お、撤退の鐘だ。
さて…と。帰るとするか…」

トーマス「あぁ。元のモブキャラに戻ろう」

ミーナ「うん。私達は地味が1番だよね」

ナック「目立つのなんてごめんだぜ。
俺はモブキャラで十分だ」

救護班「おーい!お前ら大丈夫か!」

ミーナ「ラッキー。救護班だ」

ナック「怪我人のフリして運んでもらうか」

サムエル「そうだな」

71: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/04(月) 00:07:13 ID:/QPPq5as
ミーナ「怪我人多数…!中には重傷者も…うっ」ガクッ

トーマス「あ、足が…ぐあああ!!」ガクッ

ナック「た…助かっ…た…」ガクッ

サムエル「くそっ…巨人が…あんな恐ろしいなんて…」ガクッ

ミリウス「エレン達が来なければ今頃…」ガクッ

救護班「おい!しっかりしろ!担架早く!」

救護班2「エレン?あの超大型を仕留めたと言われた訓練兵のことか…」

救護班3「まだ訓練兵なのに…大したもんだ!」

救護班4「新兵がこんなになるまで頑張ったんだ…必ず助けてみせる」

72: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/04(月) 00:11:27 ID:U2e8m8IA
まさに名も無き英雄達

74: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/04(月) 00:35:22 ID:/QPPq5as
兵舎

ハンナ「あ、ダズがいるよ」

フランツ「また寝てるね。おーい」

ダズ「グーグー」

ハンナ「エレン達の表彰式始まっちゃうよ!
早く行きましょ!」

ダズ「…眠い」

フランツ「…ダズ。
補給所の巨人をやったのは君だろ?
寝坊助にしちゃ珍しく働いたな」

ダズ「知らん…」

ハンナ「20体の巨人がジャン達でどうにかなるわけないでしょ」

ダズ「寂しがり屋のラマン達と一曲踊っただけだ…」

ハンナ「ったく…実力だけなら私達の中で1番なのに…」

フランツ「ハンナ、そろそろ行かないと」

ハンナ「うん。ダズも来なさいよ」

ダズ「グーグー…」

76: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/04(月) 00:45:34 ID:/QPPq5as
ダリス「これより英雄達の表彰式を行う!」

ワアアアアアア
ピューピュー

エレン「なぁアルミン…。
なんで俺らがこんなとこにいるんだ?」

アルミン「知らないよ…。
僕だっていきなり連れて来られたし…」

ミカサ「シッ。2人と静かに」

ダリス「まずは1人目の英雄!
超大型巨人を撃退するという快挙を成し遂げた!
エレン・イェーガー!!」

エレン「えっ」

77: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/04(月) 00:53:08 ID:/QPPq5as
ワアアアアアア
パチパチパチパチパチパチパチパチ

ダリス「討伐総数は68!」

エレン「ブフォッ」

スゲエエエエエエ

アルミン「す、凄いな…」

ダリス「続いて、鎧の巨人を撃退!
そして巨人の秘密を解き明かした!
アルミン・アルレルト!!」

アルミン「ファッ!?」

78: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/04(月) 01:00:13 ID:/QPPq5as
ダリス「討伐総数52!!」

アルミン「ウゴボッ」

ウオオオオオオオ

ダリス「続いて、1人で破壊された穴を岩で塞ぎ、蔓延した巨人を残らず殲滅した!
ミカサ・アッカーマン!!」

ミカサ「なにそれ怖い」

79: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/04(月) 01:04:44 ID:/QPPq5as
ダリス「討伐総数はなんと…ジャスト100!!!」

ミカサ「ウェ!?」

ダリス「この場にいる英雄達に盛大の拍手を!!!」

ワアアアアアアアアアアアアア!!!!

パチパチパチパチパチパチパチパチ

エレン「 」
アルミン「 」
ミカサ「 」

82: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/04(月) 12:19:21 ID:/QPPq5as
ミーナ「一件落着、ね」

ミリウス「あっちでパーティーやるみたいだぞ。
飯食いに行こう」

ナック「お!ミートパイ出るよな?出るよな!?」

ミーナ「どうかな~。
ナックのお母さんのミートパイは出ないと思うけど」

ナック「お袋のミートパイを馬鹿にすんな!」


???「パーティーは構いませんが…。
その前に報告することがあるんじゃないですか?」

ミーナック「げぇっ!?」

ミリウス「ト、トム…」

83: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/04(月) 12:30:12 ID:/QPPq5as
ミーナ「ど、どうしたの?
任務はちゃんとこなしたよ…ね」

ナック「ああ!ちゃんと巨人は殲滅したぞ!」

トム「巨人の殲滅は合格です。
死者は0。それも良いでしょう。
ですが…負傷者数名。
これはどういう事ですかね?」

ミーナック「ギクッ」

ミリウス「ちょっと待て!
俺らが出る前に突っ込んだ奴はどうしようもないだろ!」

トム「言い訳は受け付けません。
サムエルが駆け回らなかったら、被害は増えていたでしょうね」

85: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/04(月) 12:36:49 ID:/QPPq5as
トム「よってサムエルは無罪放免です。
トーマスは怪我人なのでいいでしょう」

ナック「ハンナとフランツは!?」

トム「彼ら任務はエレン・イェーガーの護衛です。
エレン・イェーガーは無事なので合格になります」

86: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/04(月) 12:39:59 ID:mSqhc6hQ
何者だよトム

87: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/04(月) 12:42:07 ID:/QPPq5as
ミーナ「じゃ、じゃあダズは…」

トム「彼の任務は訓練兵の護衛。
そして監視です。
完璧にこなしてますよ」

ミリウス「監視って!
あいつどうせ寝てただけだろ!」

トム「どうですかね。
ガス補給所の解放、それに女型と鎧の中身の目星もついてるみたいですよ」

ナック「あの野郎!
こういう時だけちゃっかり仕事しやがって!」

88: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/04(月) 12:48:55 ID:/QPPq5as
トム「さて…貴方達はこれからお仕置きタイムです。
そうですねぇ…夜までみっちり私が鍛え直してあげましょうか」

ミーナ「それだけは勘弁…」ガタガタ

ナック「せめてパーティーが終わってからに…」

トム「善は急げ、ですよ。
さぁ行きましょう」

ミリウス ナック ミーナ「Holy shit!!!!」

90: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/04(月) 13:24:11 ID:/QPPq5as
ミーナ・カロライナ
討伐数69 補佐1(鎧討伐時)

トーマス・ワグナー
討伐数51 補佐0

ナック・ティアス
討伐数42 補佐1(鎧討伐時)

ミリウス・ゼルムスキー
討伐数45 補佐1(鎧討伐時)

サムエル
討伐数96 補佐0

ハンナ
討伐数40 補佐35

フランツ
討伐数35 補佐40

ダズ
討伐数27 補佐0

次回へ続かない

91: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/04(月) 13:25:07 ID:/QPPq5as
終わり

92: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/04(月) 13:27:38 ID:qfMvEuk2

こんなかっこいいモブ達を見たことがなかった
凄くいい気分になった
是非とも続いてくれさい

94: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/04(月) 13:40:03 ID:ro1yXyaA
乙!トムでくそわろたwwwwww

95: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/04(月) 13:55:51 ID:h.zzC.nE

台詞まわしが絶妙だった

97: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/04(月) 19:36:20 ID:/QPPq5as
次回予告

圧倒的な力で巨人達を殲滅したモブキャラ達!

しかしモブキャラの安寧は長くはなかった!

任務で調査兵団に志願したミーナ、ナック、トーマスが壁外遠征に参加することに!

吼えるナック!
ナック「腕の一本くらい無くても何も変わらねぇんだよ…
俺がまとめて相手してやる…
……かかってきやがれ!」

機関車トーマス!
トーマス「フー……
右足は50%ってとこだな。
ま、リハビリ程度にはなるか…」スパー

再び現れた女型!
1人で立ち向かうミーナ!

ミーナ「アニ…。
あんたはクソにもなりきれなかったクソッタレだ。
…その悲しい宿命から解き放ってあげるよ」チャキッ

女型「アアアアア!!!」ゴオッ

101: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/04(月) 20:41:08 ID:ro1yXyaA
次回予告キタwwwwww
期待しかない

107: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/04(月) 23:34:41 ID:/QPPq5as
オマケ

一方、壁内でも事態は進む!

戸惑いのサムエル!

サムエル「クソが!
こいつらどこから湧いて来やがる!」

奔走するフランツとハンナ!

フランツ「ハンナ。
僕は奴らを始末しに行く。
君は残って兵士と市民を守ってくれ」

ハンナ「…分かった。
終わったら貴方の大好きなイクラ丼が待ってるわよ」

困惑するミリウス!

ミリウス「おい…。
巨人が喋るなんて聞いてないぞ」

108: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/04(月) 23:41:47 ID:/QPPq5as
現れた鎧の巨人!
ダズが遂に本気を出す!

ダズ「…お前はこの世で1番やっちゃならねぇ事をやっちまいやがった。
おかげでハザードが鳴りっぱなしだ…。

固定砲準備。目標はあのピーチボーイ。
全員下がっていろ。邪魔だ。

……奴と灼熱のタンゴを踊ってやる」

動き出すトム!

「やはり壁外遠征の時を狙って来ましたか…。
ふむ。デスクワークも飽きてきましたね。
おいたが過ぎた坊や達と少し遊んであげましょう」

物語は加速する!
モブキャラ達は何を思うのか!

次回、壁外遠征&壁内防衛編!
乞うご期待!!

109: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/04(月) 23:48:19 ID:/QPPq5as
とりあえず本当に終わり
お褒めの言葉、ありがたく頂戴いたす

ブラックラグーンやらヘルシングのセリフを真似てみたけど、予想以上に難しかった…

好評だったので続編書くからよろしくね!

111: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/04(月) 23:59:16 ID:VjRoY/E.
予告がかっこ良過ぎるw
楽しみにしてます

112: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/04(月) 23:59:53 ID:XfLUm56c
やだ素敵乙
次回に期待

119: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/05(火) 13:05:40 ID:mV1A6ySg
壁外遠征までの流れ

ミーナ、ナック、トーマスは調査兵団に入団。

サムエル、ハンナ、フランツ、ダズは駐屯兵団に。

トムは憲兵団へ。

エレンの巨人化能力は虚構の戦果により不問とされ、調査兵団が引き取ることに。

他の上位勢は駐屯兵になることを決意する。

暗雲立ち込める中、舞台は壁外遠征へと移るーーー

124: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/05(火) 13:22:39 ID:mV1A6ySg
酒場

ダズ「マスター、バカルディをジョッキで」

マスター「かしこまりました」

トム「お待たせしました。
ダズが先に来ているとは珍しいですね」

ダズ「…酒が飲みたいだけだ」

マスター「バカルディです」ゴトッ

トム「理由になってませんね。
何か気になる事でもあるんてしょう。
マスター、マティーニを」

マスター「かしこまりました」

125: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/05(火) 13:30:42 ID:mV1A6ySg
ゴク…ゴク…

ダズ「…ふー。
気になること、ねぇ…」カチッ…スパー

トム「煙草はやめてください。
百害あって一理なし、です。
私から100m離れたとこで吸ってください」

ダズ「チッ。
トーマスが泣くぜ…」ジュッ

マスター「マティーニです」コトッ

トム「ありがとうございます」

126: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/05(火) 14:16:51 ID:mV1A6ySg
ダズ「…巨人の襲撃から壁外遠征までのが早過ぎる。
盛ったフッカーみたいにがっつく必要があると思うか?」

トム「ええ。
まずは調べることがあるはずです。
兵の中に内通者がいる事に気付いたハズでしょう」

ダズ「匂うな…」

トム「次の壁外遠征は人払い、エレン・イェーガーの誘拐が目的で、上層部から出されたの命令ではないかと思います」

ダズ「…真っ黒か。確証は?」

トム「それを探るために憲兵団に入ったんです。
他に気になることもありますので」

128: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/05(火) 15:48:10 ID:mV1A6ySg
マスター「…こんな噂を聞きました。
今回の壁外遠征にウォール教が介入している…と」

トム「…!」

ダズ「…ますます臭えな」

マスター「おっと。しがない酒場のマスターの独り言ですので、聞き流してください」

ダズ「ごっそさん。ツケといてくれ」

トム「ダズ。
壁外遠征中の壁内で気を抜かないでください」

ダズ「ご忠告どうも…。
俺からも一つ忠告だ。

…俺らの中にも内通者がいる」

トム「…根拠は?」

ダズ「勘だ」

トム「…ご忠告どうも」

130: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/05(火) 17:04:21 ID:mV1A6ySg
トム(…あながち勘ではなさそうですね…。
馬鹿トリオの報告だと、次回の壁外遠征は今までとは規模が小さく、限られた精鋭で行われる、と。
そして何故か馬鹿トリオが招集された…。
もし我々の中に内通者がいるとしたら頷けますね。
理由は一つ。
彼らの実力を知り、壁内の戦力を削ぐため。
…しかし、ここで矛盾が生じますね。
馬鹿トリオを遠征に招集すると、エレン・イェーガーの誘拐に間違い無く支障が出る…。

そうか…そういうことか…。
この壁外遠征…馬鹿トリオじゃ荷が重過ぎますね。

…我々の被害も想定した方がよさそうだ)カランッ

132: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/05(火) 17:18:15 ID:3G0eJTLU
壁外遠征当日

ミーナ「んー…いい天気…」

ナック「弁当でも持ってくればよかったな。
巨大樹の上で食ったら美味いだろうぜ」

トーマス「げっ。タバコのストック忘れた…」

ミーナ「いい加減禁煙しなよ。
そんなに早死にしたいの?」

トーマス「いつ死んでも後悔しないようにだな…」

???「おーい!!」

ナック「あああ!!!師匠おおおお!!!」

133: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/05(火) 17:27:57 ID:3G0eJTLU
ミーナ「モブリット先生!!
お久しぶりです!」

モブリット「おーおー。自分らずいふんとデカなったなぁ!」

トーマス「当たり前じゃないですか!
五年振りですよ!」

モブリット「ミーナもずいぶん大きくなりよって…どれどれ」モミモミ

ミーナ「ぎゃああああ!!
いっ、いきなりどこ揉んでるんですかあああ!!!」ブンッ

スカッ

モブリット「…ふむ。C…いやDか?
これは中々…」モミモミモミモミ

ミーナ「ちょ…やめ…んあっ///」ピクッ

134: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/05(火) 17:38:34 ID:1teW9f/.
モブリットェ

135: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/05(火) 17:59:28 ID:3G0eJTLU
ミーナ「 」グテーン

モブリット「かっかっか。
中身はガキのまんまやなぁ。
そろそろ出発の時間や。
股間の立体起動させとらんで気合入れてけや」

トーマス ナック「ギクッ」

138: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/05(火) 20:03:44 ID:3G0eJTLU
エルヴィン「今回はウォール教の方々が同伴する事になっている。
護衛などは特にいらないそうだ。
人数は10名。
馬車の中は絶対に覗くなと指示されている」

リヴァイ「何だそりゃ…。
上の奴らは何考えてやがる…」

ハンジ「どうだろうね…。
私達の仕事の視察にでもきたんじゃないかな?」

ミケ「…奴ら、普通の匂いじゃないぞ」

ハンジ「大丈夫だよ。
こっちには英雄エレンがついてるしね!」

エレン「ハイッ」

モブリット「どちらにしても目を話さない方が良さそうですね」

エルヴィン「うむ…。
時間だ。出発するぞ」

139: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/05(火) 20:11:28 ID:3G0eJTLU
モブリット「ええか?
この中間地点の巨大樹の森で部隊から抜け出すんや。
ミーナは後方。ナックは右、トーマスは左へバラけぇ。
ワイは中央でエレンを護衛しとる。
絶対にばれんなや」

馬鹿トリオ「はーい」

140: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/05(火) 20:20:59 ID:3G0eJTLU
巨大樹の森 中央

エルヴィン「おかしい…。
ここまで巨人と遭遇していない」

ハンジ「幸先いいね。
このまま地下室まで何も無いといいんだけど」

リヴァイ「…ミケはどこに行った」

ペトラ「あれ?そういえば…」

グンタ「森に入った時に馬車に警戒するように伝えに行きましたよ」

リヴァイ「その馬車も見当たらねぇぞ…」

エルヴィン「参ったな…何もなければいいんだが…」

ハンジ「ウォール教の奴らだし、巨人に食べられたらことにしちゃえば?」

リヴァイ「そうだな」

143: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/05(火) 22:18:12 ID:3G0eJTLU
巨大樹の森 入口付近

ミケ「 」

信者1「厄介な鼻はもういなくなった。行くぞ」

信者2「分隊長でこの程度とは…。
調査兵団も落ちたもんだな」

信者「注意するのはリヴァイとあの『三人』だけだ。
しくじるなよ」

145: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/05(火) 23:33:07 ID:3G0eJTLU
巨大樹の森 右

ナック「…どういうことだ」

巨人群「うー…」ワラワラ

ナック「こいつら…何で木の上にいるんだよ…。
それにあいつはウォール教の…」

信者4「…やれ」バッ

巨人群「オオオオオオオ!!!」ビリビリ

ナック「…マジかよ。
上も下も満員御礼ってか?
これだから人気者は辛いぜ…」チャキッ

巨人「オオオ!!!」ゴオッ

ナック「…悪いが」ヒュッ

ザンッ

巨人「 」シュウウウ…

ナック「途中退場は禁止だ…ぜ!!!」ゴオッ

146: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/06(水) 00:18:42 ID:9ODl8glQ
巨大樹の森 左

バシュウウウウ…

ズバァァァン

15m級「グオオ…」ズゥゥゥン…

信者5「くっ…!信者6と信者7まで…!」

カチッ…スパー

トーマス「フー……
…で、次はどいつが巨人化するんだ?
あ、タバコ持ってないか?
もう無くなりそうなんだよ」

信者8「若造が調子に乗りやがって…!」

トーマス「若造?
ちょっとデカくなれるだけの青二才がよく言うぜ。
サンドバッグ相手からやり直してきな」フー…

147: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/06(水) 00:50:47 ID:9ODl8glQ
巨大樹の森 前方

ミーナ「…ねぇ。
何か言ってよ………アニ…」

アニ「…」パチン

ミーナ「…そう。わかったよ…」

ーーーカッ

ミーナ「アニ…。
あんたはクソにもなりきれなかったクソッタレだ。
…その悲しい宿命から解き放ってあげるよ」

148: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/06(水) 01:06:18 ID:9ODl8glQ
トーマスvs信者

信者8巨人「オオオオオオオ!!」

ドオオオオン

トーマス「フッ!!」バシュウウウ

ザンッ

信者8巨人「ガアアッ!?」ガクッ

信者9巨人「アアアアア!!!」ゴオッ

トーマス「フー…。
せめて一本吸い終わるまで持たせてくれよ」シュッ

バシュウウウ……

ズババババババンッ*

信者8、9巨人「 」ズゥゥゥン…

149: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/06(水) 01:18:52 ID:9ODl8glQ
信者5「クソッ!このままじゃ…!」

信者10「キヒヒヒヒ…。
私の出番ですかねぇ…。
どれ、少し遊んで…

キュイン スパッ

信者10「…え?」ブシャアアア

トーマス「知ってるか?
ブレードの刃って飛び道具にもなるんだよ」

信者10「キヒヒ…そんな…馬鹿…な」ドサッ

151: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/06(水) 14:36:09 ID:rFTymUno
トーマス「残るあんただけだが…
どうする?巨人化するか?」

信者5「何故だ!
何故我々が巨人化できる事を知っていた!
ウォール教でも限られた者しか知らないハズだ!」

カチッ…

トーマス「フー……
ウチには怖い怖い参謀様がいるからな。
ウォール教に最近入った奴いただろ?」

信者5「…確かミリウスとかいう者が…ハッ!?」

トーマス「ご名答。
あんたら、勢力を広げようと急ぎ過ぎたな。
もう少し身元は確認した方がいいと思うぞ」

信者5「信者は皆、教団の監視下にあるはず!
そんな簡単に機密が漏れるワケが…」

トーマス「フー……
俺たちを誰だと思ってやがる…?
モブキャラの存在感を舐めるなよ」

153: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/06(水) 14:49:35 ID:rFTymUno
トーマス「…一つ聞きたい事がある」

信者5「馬鹿め。
俺が情報を漏らすと思うか?」

トーマス「…調査兵団にいる内通者は誰だ」

信者5「!?何故それを!!」

トーマス「ビンゴか。さすがトムだ。
あんたにもう用は無い。
さっさと神様んとこに帰りな」

信者「くっ!」ガリッ

ザンッ

トーマス「…Amen」

信者5「が…速…」ドサッ

154: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/06(水) 14:57:36 ID:rFTymUno
巨大樹の森 左

ナックvs巨人の群れ(feat.信者4)

ナック「どうしたどうしたぁ!!
数だけでダメじゃねぇかっ!!」

巨人「 」シュウウウ

信者4「やるじゃないか。
これはどうだ?」バッ

ガサッ

巨人「あー」

ナック「上か!?」バッ

155: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/06(水) 16:35:43 ID:rFTymUno
信者4「下もだ」バッ

巨人「うー…」ガシッ

ナック「っ!?」グラッ

信者4「足を掴まれたら動けないだろう?
チェックメイトだ」バッ

巨人×5体「あーん」ガバッ

ナック「しまっ…!」

巨人「あー…」ガブッ

ガブガブガブガブ

156: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/06(水) 16:55:10 ID:rFTymUno
巨大樹の森 後方

ミーナvs女型

ミーナ「巨大樹を背にうなじを硬化、そして徹底したカウンター攻撃…。
考えたね、アニ」

女型「…」
アニ(…あの馬鹿ップルに散々踊らされたからね。
こうでもしないと勝てる気がしないよ…しかし…)

ミーナ「…いくよ」チャキッ

バシュウウウウ!!

女型「アアッ!!」ブォン!

ミーナ「遅いよっ!」ヒュッ

ズバババン!

女型「アアアアッ!?」ブシャアアア
アニ(くっ…!右手が…!
こいつは馬鹿ップルとは桁違いだ!
こっちの攻撃が当たる気がしない…!)

158: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/06(水) 17:14:54 ID:rFTymUno
ミーナ「…ねぇアニ。
脳のリミッターって知ってる?」

アニ(…?)

ミーナ「人間の体はね、脳のリミッターによって動きを制限されてるんだ。
リミッターを外すことによって、本来の人間ではできない動きが出来るようになるの」

アニ(それってミカサの…)

ミーナ「ミカサも出来てたけど、あれってリミッター解除とは少し違うんだ」

アニ(…違う?)

159: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/06(水) 17:17:12 ID:rFTymUno
ミーナ「ミカサはリミッターじゃなくて、ストッパーを外しているの。
ストッパーを外すことで、人体の100%の動きを引き出せるんだ」

アニ(…何が違うんだい)

ミーナ「リミッター解除っていうのはね、要するに限界突破なんだよ」

アニ(…は?)

ミーナ「…つまり、100%以上の力が出せるようになるの。
できる人にも個人差はあるんだけどね」

アニ(ちょっと待って)

ミーナ「ちなみに私の突破率は…

200%だよ」ニコッ

アニ(…ワーオ)

161: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/06(水) 17:24:15 ID:rFTymUno
ミーナ「あと、私はまだリミッター解除はしてないよ」

女型「オアッ!?」

ミーナ「それとストッパー解除も、ね」ニコォ…

女型「\(^o^)/」

アニ(…どうあがいても絶望)

162: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/06(水) 17:34:45 ID:TpcveWzE
ミーナさんが戸愚呂弟に見えて来た

165: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/06(水) 23:13:45 ID:rFTymUno
ミーナ「これ以上アニを傷付けたくないから…」ビキ

ビギッビキッ

ミーナ「すぐに終わらせてあげる」

ゴォッ!!

アニ(…速っ!?)

168: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/08(金) 14:37:58 ID:bzw/w41.
ウォール教会 礼拝堂

トム「やはり…ここですね」

???「待て。憲兵団の者が何をしている」

トム「…余りにも美しい建物なので中を拝見しようかと」

???「臭い芝居はよせ。
貴様だな?
最近教団を嗅ぎ回っている者とは」

トム「私じゃありませんよ?
それはミリウスです。
全く…バレバレじゃないですか」

???「ふん…どちらにしろ貴様はここで消えてもらう。
だが、その前に嗅ぎ回っている目的を教えてもらおうか」

トム「構いませんよ?
その目的も今日で終わる予定なので」

???「終わる?バレてもう諦めたのか。
ずいぶんと潔いのだな」

トム「いえいえ…今日で嗅ぎ回る必要も無くなりますから、ね」

???「…何?」

170: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/08(金) 15:13:00 ID:JSYg9bDE
トム素敵すぎる…顔思い出せないけど

177: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/09(土) 06:16:56 ID:/IqkmQpk
トム「私達の目的は市民兵士の保護、及び害虫駆除です」

???「害虫駆除だと…?」

トム「その発生源の特定、そして破壊。
それが私達の目的です」

???「…どこまで知っている」

トム「お恥ずかしいながら、巨人を人口的に作り出してることくらいまでしか…」

???「…最高機密ではないか。
ふざけおって…」ギリッ

178: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/09(土) 06:32:31 ID:/IqkmQpk
トム「…ユミル」

???「っ…!?」

トム「…やはり彼女を使いましたか。
あなた方はポーカーフェイスを練習した方いい」

???「何の…ことだ…」

トム「彼女は先日の超大型の襲撃以降行方不明になってます。
おかしいですねぇ…死者は0のはずなのですが」

???「…逃げたしたんだろう」

トム「いえ、彼女の性格からそれはあり得ないでしょう」

???「…我々が攫ったという証拠もなかろう!」

トム「攫ったとは一言も言ってませんが」

???「ぬ…ぐ…!貴様ぁ…」

179: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/09(土) 08:08:40 ID:/IqkmQpk
トム「超大型の襲撃…
あれはあなた方の計画の始まりだった。
超大型によって壁を破壊し、
巨人を侵入させて壁内を制圧する予定だったのでしょう」

???「…知らんな」

トム「しかしエレン・イェーガーにより超大型は討伐。
計画はほんの一部で止められてしまった」

???「面白い。
随分と妄想が上手いじゃないか」

トム「だが」

???「…」

トム「あなた方の真の狙いは壁の破壊では無く解放。
違いますか?」

???「…何のことだ」

トム「壁の中の大型巨人。
それがあなた方の狙いだった」

???「…!」

180: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/09(土) 08:40:26 ID:/IqkmQpk
???「どこで…その話を…」

トム「おかしいと思いました。
壁を神と崇めるあなた方が、壁を破壊するということが。
ですが本当の神はその中身で、破壊ではなく解放なら辻褄が合います」

???「くっ…」

182: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/09(土) 09:26:05 ID:/IqkmQpk
トム「超大型は討伐され、オマケに鎧、隠し球の女型までも撃墜。
おそらく鎧と女型は単独行動でしょうか。
計画は完全に破綻し、あなたは窮地に立たされた。
しかし、あなたは一つの奇跡に出会った。
それがユミルです」

???「…」

トム「ユミルは以前から我々に監視されていました。
理由は一つ。
彼女が『始祖』である可能性があったからです。
彼女は襲撃の際に巨人化してしまった。
おそらく友人を助けるため、でしょうね。
ウォール教はユミルの友人、クリスタ…いえ、ヒストリア・レンズを監視していたため、それを目撃。
そこであなた方も気付いた。
彼女が『始祖』である可能性に」

183: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/09(土) 11:37:30 ID:/IqkmQpk
トム「そして計画は変更した。
外部からの巨人の侵攻では無く、内部からの侵攻へ」

???「…く…くく…」

トム「あなた方は『始祖』の力を使い、普通の人間を巨人化に成功。
その巨人を量産して放つつもりですね。
…そう、壁外遠征で調査兵団がいないこの日に」

???「ククク…」

トム「そうでしょう?
…ニック司祭」

184: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/09(土) 11:58:38 ID:/IqkmQpk
ニック「…ククク…クハッ…ハーハッハッハァ!!!」

トム「…」

ニック「そうだ!その通りだ!
我々は神の力を手に入れたのだ!
始祖の力は実に素晴らしい!!
だが、この事を知ってどうする!?
一介の憲兵ごときに何ができる!
巨大な流れに蟻一匹が逆らえると思っているのか!」

ズゥゥゥン…

ニック「始まったようだな…。
今、この時より計画は始動した。
もう誰にも止められはせんぞ。
人類は滅び、我々ウォール教が神となる!
ここで貴様もゴミのように死ぬのだ!」

信者群「…」ワラワラ

トム「遊びが過ぎたなウォール教…。
神の祈る暇も無いと思え」チャキッ

187: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/09(土) 20:23:51 ID:/IqkmQpk
ダズサイド

ダズ「フー…」スパー

ジャン「勤務中に一服してんじゃねぇ!」

ダズ「…上官のお手本通りにしてるだけだ」スパー

ジャン「チッ…。
まぁいつもみたいに寝てないだけマシか…。
それより奴を見つけたぞ」

ダズ「…奴?」

ジャン「お前がライナー探せって言ったんだろ!」

188: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/09(土) 20:38:34 ID:/IqkmQpk
ダズ「…二日酔いがヒデェんだ。
チェスター・ベニントンみたいに吠えないでくれ」

ジャン「誰だよ…。
ライナーは裏町にいる。
お前に言われた通り、訓練生だけでばれない程度に奴を奴を包囲した」

ダズ「上出来だ。
奴をネバーランドから引きずり戻してやろうぜ」

ジャン「…ああ」

190: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/09(土) 23:40:58 ID:/IqkmQpk
ライナー「ベルトルト…今、仇を…取る…からな…。
全部壊して、一からやり直そう…」

ダズ「ヘイ、ライナー」

ライナー「…ダズ」

ダズ「ネバーランドの居心地はどうだい。
ピーターパンとティンカーベルには会えたか?」

ライナー「ワケのわからねぇことを…。
…お前も知っているんだろう?
俺の正体が鎧の巨人だってことによ」

ダズ「ああ。
ついでにとびっきりの馬鹿ってこともな」

ライナー「…そうさ。
俺は馬鹿野郎だ。
自分が巨人か人間かの区別もつかんくらいにな」

191: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/10(日) 09:25:22 ID:V4jhg0Sw
ライナー「…俺は人殺しだ。
前回はお前らに邪魔されたが、
五年前に何人…間接的には何万の人を殺したかすらわからねぇ…。
大義のため。
俺たちはそのためだけに人を殺してきた。
今更止まれねぇんだ…だから…」

ダズ「大義?
人殺しに大義もクソもあるか。
人殺し分別なんかありゃしねぇ。
全員一致で燃えるゴミ。
皆まとめて焼却炉、だ。
お前は大義って言葉に甘えただけだ」

ライナー「…うるせぇ。
俺がやらなきゃ誰かがやった!
もう帰るとこなんてねぇっ!!!」ガリッ

193: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/10(日) 11:35:44 ID:V4jhg0Sw
鎧「グオオオオオッ!!!」ビリビリ

ジャン「…あ、ああ…」

コニー「ライナーが鎧って本当だったのか…」

アルミン「巨人から逃れるために駐屯兵になったっていうのに…くっ…」

ミカサ「主席でごめんなさい。
ライナー、あなたこそが主席に相応しいいいいいい」ガタガタ

194: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/10(日) 11:41:12 ID:V4jhg0Sw
ダズ「…ジャン、作戦通り行くぞ。
お前が指示を出せ。
俺はあくまでモブだ。
メインステージには上がれねぇ」

ジャン「わ、分かった…」

ダズ「俺はフードで顔を隠す。
適当に駐屯兵の精鋭とかってことにしといてくれ…」

鎧「オオオオオオオ!!!」ドオオオン

ダズ「さて、と…。
他の駐屯兵が来るまでに終らせるとしようか…。

踊るぜ、ジャン」

197: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/10(日) 17:26:18 ID:V4jhg0Sw
ジャン「作戦通り行くぞ!
成績上位だった奴とアルミンは立体機動に移るぞ!」パシュッ

ジャン「うおおおおお!!!
ライナアアアアアア!!!」ギュイイイイイン

ジャン「って、おおおおおおい!!
何で俺一人何だよ!!!」

コニー「怖い」

マルコ「無理」

サシャ「それよりパンか何かありませんかね」

ミカサ「あばばばば」ガタガタガタガタ

アルミン「僕は上位じゃないし」

ジャン(駄目だこいつら…)

198: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/10(日) 17:33:43 ID:V4jhg0Sw
ジャン「出番無いからって拗ねてんじゃ…うおっ!?」

鎧「オオオオオオオ!!」ブンッ

コニー「あ、ジャンが死ぬぞ」

サシャ「出番が多い奴はいなくなればええんや」

ダズ「…」ギュイン

シュパッ

スガガガガガガ!!!

鎧「グオオオオオッ!?」ヨロッ

ジャン「あぶねぇ…助かったぜダ…精鋭の人…」

アルミン「チッ」

ジャン「てめぇ!!」

200: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/10(日) 19:31:33 ID:V4jhg0Sw
壁上

ピクシス「グーグー」

アンカ「おら、起きろ」ドコッ

ピクシス「ぐふっ!」

アンカ「壁内に巨人が出現。数は100体程度だ。
さっさと指示を出せ」

ピクシス「すまんが酒を持ってきてくれんかのぉ…」

アンカ「呆けたかジジイ。
ここがスウィートルームに見えるか?」

ピクシス「酒が…酒が美味いんじゃ…」

アンカ「使えねぇな…さっさと立てクソジジイ」グイッ

ピクシス「漏らしてもうた…」

アンカ「知るかよ」

201: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/10(日) 19:39:08 ID:V4jhg0Sw
ザワザワ…

兵士1「壁内に巨人だと…」

兵士2「しかも数は100を超えてるらしいぞ…」

兵士3「もう駄目だ…お終いだぁ…」


アンカ「チッ。すっかりビビってやがる…。
さっさと喝をいれてやれ」ドンッ

ピクシス「年寄りをいじめないでおくれ…」


兵士1「ピクシス指令だ…」

兵士3「あの人ならきっとこの危機を乗り越えてくれる!」

兵士2「馬鹿言うな…いずれここにも奴らが来ちまう…」


ピクシス「スゥ…ちゅうmアンカ「ちゅうううううもおおおおおおくっっ!!!!!」

202: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/10(日) 19:44:43 ID:V4jhg0Sw
アンカ「壁内巨人が多数出現!!!
てめぇらには殲滅をしてもらう!!!
できないならここで死ねっっ!!
ここで死ねないなら前線で死ねっっ!!
奴らぶっ潰して生を掴みとりやがれ!!!」

サムエル「げっ…姐さん」

ハンナ「珍しくやる気ね…」

203: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/10(日) 19:50:42 ID:V4jhg0Sw
アンカ「作戦の指揮はキッツ大隊長に行ってもらう!!!
死にたくなければ逆らうんじゃねぇぞ!!!」

キッツ「任せておけ!
奴らに鉄槌を降してやろうぞ!」


サムエル「うわ…キッツの親父まで出るのか…」

ハンナ「フフッ。もう引退して隠居じゃー!とか言ってたのにね」

フランツ「親父が出るなら僕らの出番は無いね」

ハンナ「そんなこと言わないの。
キッチリこなしましょ!」

フランツ「もちろんさ」

208: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/10(日) 23:23:28 ID:V4jhg0Sw
アンカ「おいサムエル」

サムエル「ハイッ」ビクッ

アンカ「さっき言った通り、キッツ大隊長に指揮は任せる。
お前は最前線で戦え。
絶対に顔を見られるなよ」

サムエル「姐さんは?」

アンカ「大隊長の補佐だ。
あのおっさん、どうせ指揮は丸投げして前線に出るだろ」

サムエル「…でしょうね」

アンカ「ハンナとフランツは市民を守れ。
必要とあらば前に出てくれ」

ハンナ「はーい」

フランツ「了解しました」

アンカ「よし、散れ」

サムフラハンナ「ハッ!」


アンカ「坊や達…死ぬんじゃないよ」

209: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/10(日) 23:45:02 ID:V4jhg0Sw
キッツ「ぬぅりゃあああ!!」ズバァァァン

サムエル「さすが軍神キッツ…。
衰えねぇなぁ」

アンカ「あのおっさんは生涯現役だろ。
案の定、指揮してねぇし」

兵士1「大隊長殿!!
前方より巨人の群が出現いたしました!距離400!」

キッツ「丁度いい!
『アレ』をぶち込んでやれいっ!!」

兵士1「使うのですか!?
あの兵器は試作段階です!」

キッツ「構うものか!
今使わずしていつ使うのだ!!
エネルギー充填急げ!!!」

兵士2「エネルギー充填!
いつでも行けます!!」

キッツ「よぅし!
目標!前方巨人の群!!
試作型立体機動砲用意!!
撃てえええええええ!!!!」

210: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/10(日) 23:51:54 ID:V4jhg0Sw
兵士1「ヤー!!
立体機動砲ファイア!!」

兵士2「ヤー!!
ファイアアアアアアア!!!」

キュイイイイン…

カッ!!

ズゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

212: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/11(月) 01:06:19 ID:TnNsWuUo
アンカ「…!おい、サムエル。
あそこの壁の上を見てみろ」

サムエル「!?なんだ…あいつ…」

アンカ「あたしの目が腐ってるわけじなゃいみたいだな。
あんなデカイ猿は初めて見たぞ」

サムエル「奇行種…?
いや、中にいますね。確実に」


ドオオオン

兵士1「ぐあああ!!」

兵士2「な、何だ!?砲弾がいきなり…」

兵士3「また来たぞ!退避だ!!」

ドオオオン…

213: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/11(月) 01:16:28 ID:TnNsWuUo
アンカ「野郎…固定砲台の球を投げてきてやがる。
しかも立体機動砲を狙ってな」

サムエル「…俺が行きます。
このままじゃ滅多打ちにされちまう」

アンカ「…オーライ。
目標は1km先だ。
途中まであたしが道を開いてやる。
あのエテ公にピッチャー返し食らわせてやれ」

サムエル「…ヤー」

216: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/11(月) 13:21:57 ID:TnNsWuUo
兵士3「大隊長殿!!
砲弾の出処が判明しました!
およそ1km先の壁上から、特殊な巨人が投擲してます!
被害増加!負傷者多数!」

兵士2「他巨人勢も息を吹き返したようです!
各所で押され始めました!」

キッツ「ぬぅ!小癪な!
ワシがうなじを削いでやるわ!」

兵士3「無茶です!
巨人の群の更に奥ですよ!?」

キッツ「ワシが先陣を切らんとしてなんとする!!
撃鉄を鳴らせ!!
声を上げろ!!
行くぞおおお!!!」

兵士達「おおおおおおお!!!!」ビリビリ

ドドドドドドドドド

217: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/11(月) 13:30:54 ID:TnNsWuUo
信者A「くそっ!こいつら全然ビビってないぞ!
本当にあの駐屯兵なのか!?」

信者B「獣様の援護で陣形が崩れ始めてる!!
我らも行くぞおおお!!!」ガリッ

ーーーカッ

巨人群「オオオオオオオ!!!」


兵士3「前方に巨人が多数出現!!」

キッツ「知らんっ!!
このまま突っ込めえええ!!」

兵士達「オオオオオオオ!!!」

ドオオオン…

アンカ「オヤジが敵を引きつけているウチに行くぞ!」

サムエル「ヤー!」バシュウウウ

218: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/11(月) 13:39:58 ID:TnNsWuUo
巨人「ガアアアッ!!」ゴオッ

アンカ「邪魔だ!」ズバァァン

巨人「 」ズゥゥゥン…

アンカ「道は開けた!
行けっ!サムエル!」

サムエル「ヤー。
後は任せてください」

アンカ「ハッ。随分とたくましくなったもんだ」

サムエル「姐さんほどじゃないですよ」

アンカ「うるせぇ。…サムエル、死ぬなよ」

サムエル「姐さんに心配されちゃあ死ねませんよ。
また後で会いましょう」

アンカ「いってこい!」ドンッ

サムエル「…ヤー!」バシュウウウ

219: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/11(月) 13:46:26 ID:TnNsWuUo
獣「…」ブンッ

ドオオオン…

バシュウウウ…

獣「…!」

サムエル「ハロー、エテ公。
猿回しの時間だぜ」スタッ

獣「…あれ。
全然計画進んでないんだけど、どういうことか知らない…?」

サムエル「!?」

獣「おっかしいなぁ…。
調査兵団と厄介な奴はいないハズなのに…」

サムエル「おい…巨人が喋るなんて聞いてねぇぞ…」

222: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/11(月) 20:21:27 ID:TnNsWuUo
サムエル「…何者だお前」

獣「あ、君も厄介な人の1人なのか。
悪いけど、死ぬか情報吐いてもらうかしてもらおう」ブンッ

サムエル「聞く耳は持たねぇか…!」

ドオオオン!!

獣「あれ…潰したはずなんだけど…」

タンッ タンッ タンッ

バシュウウウ!!!

サムエル「随分と速いじゃねぇか…」スタッ

獣「うーん…確かに厄介だなぁ…」

225: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/13(水) 23:55:12 ID:USun/v2Y
巨大樹の森 後方 ミーナvs女型

アニ・レオンハートは後悔した。

例えミーナが、リヴァイ兵長並の実力者でもタイマンなら勝てる。
そう思っていた。

しかし相手が悪かった。否、悪過ぎた。
ミーナ・カロライナとは決して戦ってはいけない。

リミッターを完全に解除したミーナはもはや人外。

あらゆる木々をブレード一振りでなぎ倒し、手を出そうものなら瞬く間に細切れにされる。

長い髪を振り乱し、高速で空を駆ける姿はまさに鬼神そのものであった。

226: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/13(水) 23:57:21 ID:USun/v2Y
女型「アアアッ!!(泣」ブンッ

アニは追い払うように手を振り回すことしかできなかった。
だが、その刹那ーーー

ドンッ!!!

数秒前まであった自分の腕が空を舞う。

アニ(…私は…いったい…)

ミーナ「……」ゴオッ

ザシュッ
ザンッ
ズバババンッ

アニ(…いったい…何と戦っていたんだろう…)

ミーナ「バイバイ、アニ」

ズバァァン…

アニ「……バイバイ、ミーナ」

アニ・レオンハートは笑顔で長旅を終えた。

232: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/16(土) 12:22:25 ID:nFMoFoaE
巨大樹の森 右方 ナックvs巨人群

信者4「他愛も無い…私はハズレを引いたようだな」

巨人「…」ガブッガブッ

信者4「どれ、死に顔でも見てやろう」クイッ

巨人「うー…」スッ

信者4「…どけと命令している」

巨人「あー…?」キョトン

信者4「チッ…まだ使いこなせんか…」

ザクッ

信者4「……あ?」

233: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/16(土) 12:23:50 ID:nFMoFoaE
ナック「…確かにてめぇはハズレを引いたみたいだな」

信者4「貴…様…!何故生きて…!」ゴフッ

ナック「上から降って来た奴に身代わりになってもらったんだよ。
…左腕と引き換えにな」

信者4「……私の負けか…。
だが…!貴様も道連れにしてやろう…!」バッ

ナック「…!」

信者4「クク…私を倒しても巨人共は消えん…。
片腕ではうなじも削げまい…!」

234: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/16(土) 12:24:52 ID:nFMoFoaE
ザンッ

ナック「…うるせぇよ」

信者4「ガ…ハ…」

ナック「…片腕じゃうなじが削げない?
そんなこと…やってみなきゃ分かんねぇだろうが…」

235: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/16(土) 12:30:04 ID:nFMoFoaE
ズシン…ズシン…

巨人の数はおよそ50体。
片腕ではブレードで鋭角を作れない。
ガスもアンカーも片方しか使えない。

しかしナックは冷静だった。

236: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/16(土) 12:31:06 ID:nFMoFoaE
ナック・ティアス。
その実力は並の兵士とは次元が違うが、モブの中ではダズやミーナに比べると遥かに劣る。

しかし、ナックには誰よりも強くなることができた。

窮地。
ナックにとって窮地とは、もっとも真価を発揮できる状況だった。

ナックは五感を研ぎ澄まし、静かに燃えた。
アドレナリンが大量分泌し、即座に切断面を止血。
同時に痛覚も遮断される。

目の前の巨人を殲滅。
ナックはその事だけに全神経を注ぎ込んだ。

237: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/16(土) 12:35:37 ID:nFMoFoaE
「オオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!」

ナックは吼えた。
巨人と間違うほどの声で吼え、自らを奮い立たせる。

ナック「腕の一本くらい無くても何も変わらねぇんだよ…
俺がまとめて相手してやる…
……かかってきやがれ!!」

238: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/16(土) 12:46:51 ID:nFMoFoaE
ナックはブレードを咥え飛んだ。

ナック「ガアアッ!!」

ズバンッ!!

ブレードを咥えることで鋭角を作り出すことに成功。

巨人「あー…」アーン

大口を開け、迫り来る巨人。
片腕では回避は不可ーーーー

ナック「…!」パシュッ

カッ

アンカーを巨人の背後に打ち込みーーー

ナック「フッ!」グルンッ

巨人「あー」スカッ

ナック「オラアアアッ!」ズバァン

ガスを片方だけ吹かし、体を反転させ最小限の動きで回避。

普段のナックからは想像できない繊細な動きであった。

240: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/16(土) 12:53:11 ID:nFMoFoaE
一体、また一体と倒れゆく巨人。
ナックは動きを止めることはなかった。

ナック「オオオオオッ!!!」

巨人「ガアアアアアッ!!」

ナックは巨人の群へ再び飛び込んだーーー

242: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/16(土) 16:37:47 ID:uUa233Rg
もう主人公でいいじゃんこいつら

245: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/17(日) 12:56:21 ID:.Atrrj46
壁上 サムエルvs獣

サムエル「チィッ!」バシュッ

獣「なかなか素早いね。
捕まえられるかなぁ」ブンッ

サムエル「くっ…!」

246: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/17(日) 13:00:50 ID:.Atrrj46
戦況最悪だった。

理由は一つ。
壁上のため、アンカーを打ち込む場所が獣と壁の側面しか無かったからだ。

サムエルは回避するだけで反撃に出れない。
サムエルほどの実力者でも立体機動が満足に使えない状況では攻めあぐねていた。

248: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/17(日) 17:21:06 ID:.Atrrj46
獣きアンカーを打ち込もうものなら即座に掴まれてしまうだろう。

だからと言って側面を使いま回りこもうにも、獣のスピードには追いつけない。

サムエルは回避にガスを使い続けるだけだった。

249: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/17(日) 17:29:06 ID:.Atrrj46
そんな中、サムエルは一つの才覚に目覚め始める。

獣「なんか…ずいぶんと余裕に見えるけど」

サムエル「お前が疲れてきたんじゃねぇか?」バシュ

獣「そうなのかなぁ…」ドコォォォ

先程まではギリギリの回避をしていたサムエルだが、今のサムエルには獣の攻撃が当たる気配が無い。

サムエル「フンッ!」バシュッ

ズババン!

獣「うわっ」ヨロッ

目覚めた才覚。

それは先見の才であった。

250: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/17(日) 17:34:23 ID:.Atrrj46
先見。
それは相手の筋肉の動き、動向から動きを先読みする能力である。

極限の状況下でサムエルは集中力のピークに達す。
そして開花した才覚。

サムエルには獣の動きが手に取るように読めていた。

サムエル「右腕の振り下ろし…か」スッ

ドコオオオ!

獣「あれぇ…?」

251: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/17(日) 17:39:52 ID:.Atrrj46
獣「めんどくさいなぁ…。
もう死んでいいよ」ブンブン!

サムエル「!」

当たれば勝ち。
獣はそう考え両手をサムエルを叩き潰すためだけに振り回した。

しかしーーー

サムエル「そんなに振り回していいのか?」

獣の足に打ち込まれたアンカー。
攻撃に夢中になるあまり、獣はアンカーを打ち込まれたことに気付いていなかった。

252: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/17(日) 17:50:58 ID:.Atrrj46
バシュウウウウ!!

サムエルは目一杯にガスを吹かし、スライディングしながら足下に接近。

獣「うわっ、いつの間に…」ブンッ

獣はサムエルを振り払おうと、手を振り払う。

カシュッ

だが、サムエルは当たる瞬間にもう一本のアンカーを逆足に打ち込み、方向転換した。

サムエル「ハアアッ!」バシュウウウ!

スバァァン!

獣「くっ…」グラッ

サムエルは獣のアキレス腱を切り裂く。

253: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/17(日) 17:57:43 ID:.Atrrj46
踏ん張りの効かなくなった獣はゆっくりと壁伝いに落下していく。

サムエル「紐なしバンジーだ。お供するぜ」

サムエルは落下していく獣をめがけてダイブ。

獣「ちょこまかと…!」ブンブンッ

サムエル「丸見えだ」バシュッ

攻撃をガスを吹かして回避。
そして獣の眼前に躍り出る。

サムエル「次は噛み付きか?」

獣「ガアアッ!」グオッ

254: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/17(日) 18:02:08 ID:.Atrrj46
サムエル「フッ!」グルン

反転して噛み付きも回避。
同時にガスを使い加速。
そしてうなじにたどり着く。

サムエル「動物園で大人しくしてやがれ」

獣「ぐっ…ちくしょおおおお!!!」

ズバァァァン…

255: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/17(日) 18:10:59 ID:.Atrrj46
アンカ「オヤジ!サムエルが猿をやった!
こっちも盛り返すぞ!」

キッツ「分かっておるわ!!
皆のもの!行くぞおおお!!!」

アンカ「一匹の巨人に五人以上で戦え!
一匹ずつ確実にうなじ削げ!!
野郎共!!
人類の底力を見せてやれ!!」

兵士「おおおおお!!!」

256: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/17(日) 18:17:05 ID:.Atrrj46
ウォール教 礼拝堂

トム「どうやら祭りも終わりのようですね。
ニック司祭」

ニック「ば、馬鹿な…」

無数の屍の上に佇むトム。
その姿には返り血、埃一つ付いていない。

ニック「この人数を1人で…!
貴様!何者なんだ!!
この化物めが!」

トム「ただのモブですよ」

ザンッ

ニ/ック「あっ」

トム「さようならニック司祭」

257: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/17(日) 18:21:33 ID:.Atrrj46
トム(こっちは終わりましたよ…。
あとは壁外の三人ですね。
内通者を上手く炙り出してくれるといいんですけど…。
私に死亡報告書なんて書かせないでくださいよ?
ダズではありませんが面倒くさいので。)

258: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/17(日) 18:32:50 ID:sgYOQ.hI
サムエルかっこよすぎるwwwwww

259: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/17(日) 20:12:55 ID:.Atrrj46
ダズ&104期生vs鎧

鎧「オオオオオ!」

ドコオオオオ!

ジャン「どうしたライナー!!
俺一人に手こずる程度なら、人類滅亡なんて到底無理だな!」

ライナー(うるせぇ…うるせぇうるせぇうるせぇうるせぇえええええ!!!)

鎧「オオオオオッ!!!」ドコオオオオ!

ジャン「チィッ!無茶苦茶に暴れ出しやがった!」

ヒュウウウ…

ダズ「…!」

ジャン「瓦礫が…なっ!?」

幼女「きゃああああ!!」

ジャン「何で子供がここに!?
くそっ!避難してなかったのか!
ここからじゃ間に合わねぇっ!」バシュウウウ

ドォォォン…

ジャン「くっそおおおお!!」

260: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/17(日) 20:20:46 ID:.Atrrj46
ダズ「大丈夫か?お嬢さん」

幼女「え、うん…」

ジャン「ダズ…!」

ダズ「…いいかお嬢さん。
ここはお嬢さんのようなレディに相応しい場所じゃない。
シンデレラの舞踏会場はあっちだ。
ほら、皆お嬢さんを待っている。
ホットミルクでも飲んでのんびりしててくれ」

幼女「ありがとう…///」

264: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/18(月) 13:53:04 ID:U0/zJEzU
このダズは単なるフケ顔じゃなくて渋くてかっこいいオジサマ系だわ
ナックは失った腕に大砲付きの義手とかつければいいんじゃないかなww

266: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/19(火) 17:36:00 ID:l3D68DAk
ダズ「おい」

104期生「ビクッ」

ダズ「…シンデレラが来たってのに誰もエスコートはねぇのか?
あまりにもキュートで手がだせねぇのか?
それとも…」

104期生「…」

ダズ「ただのルーザー・ドッグか?」

104期生「イラッ」

268: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/19(火) 17:50:54 ID:l3D68DAk
ダズ「いや、それじゃワンコ失礼か?
お前らは吠えることすらできないしな。
あぁそうかい。
ガタガタ震えてるからな。
お前らは子鹿ーーーー

ブチッ

104期生「うるせぇこの老け顔が!!」

269: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/19(火) 17:55:19 ID:l3D68DAk
アルミン「フードで顔隠してばれてないと思ってるだろうけど、あんたダズだろ!」

コニー「そんな喋り方するのダズしかいねぇよ!馬鹿!」

サシャ「誰が負け犬や!誰が子鹿や!
調子乗っとるといてまうぞゴラァ!」

ミカサ「ふふふふるえててててなんかかかいないいいいい…」

270: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/19(火) 18:10:23 ID:1QIUH7C6
ミカサはどうしてこうなったwwww

271: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/19(火) 19:31:51 ID:l3D68DAk
ダズ「…オーライ。
やればできるじゃねぇか…」パサッ

アルミン「!?」

コニー「お前…その傷…」

ダズ「擦り傷だ。
シンデレラを守るためなら安いもんだろ…」ポタポタ

サシャ「掠めたって…血塗れやないかい!」

※ここからは流血で片目が塞がったダズをイメージしてください。

272: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/19(火) 19:43:16 ID:l3D68DAk
ダズ「お前らは騎士(ナイト)だ。
あのクソゴリラに触らせるな。
いいか?髪一本血一滴も、だ。
守れ。
決して純潔を汚すんじゃねぇ」

ミカサ「…わわわわかったたた」ガシッ

幼女「おおおおおお姉ちゃんんんんん。
ふふふふふふ震え過ぎぎぎぎ」ガタガタガタガタ

ダズ「オーライ。
お姫さまはお前に任せた」

ミカサ「まままままかせてててててて」ガタガタガタガタ

幼女「あばばばばば」ガタガタガタガタ

273: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/19(火) 19:47:14 ID:l3D68DAk
ダズ「さて、と…。
よぉライナー」

鎧「……」

ダズ「…俺は死ぬほど許せないことがある。
一つはレディに手を出す奴。
そして二つは…

仲間に手を出す奴だ」

鎧「……」

274: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/19(火) 19:49:51 ID:l3D68DAk
ダズ「…お前はこの世で1番やっちゃならねぇ事をやっちまいやがった。
おかげでハザードが鳴りっぱなしだ…。

固定砲準備。目標はあのピーチボーイ。
全員下がっていろ。邪魔だ。

……奴と灼熱のタンゴを踊ってやる」


鎧「オオオオオ!!!」

276: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/19(火) 19:51:49 ID:l3D68DAk
勝負は一瞬だった。

ライナーは本当の恐怖を覚えることになった。

279: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/19(火) 23:22:39 ID:l3D68DAk
ダズ「ジャン。動き回られるとめんどくせぇ。
固定砲で足を止めさせろ」

ジャン「足を止めろって言ったって、あいつの鎧はそう簡単には…」

ダズ「…あいつを狙えとは言ってねぇよ」

ジャン「…!
オーライ…。俺が指示を出す。
チャンスは一度だ。
しくじるんじゃねぇぞ」

ダズ「はっ…頼もしいな」

280: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/19(火) 23:51:44 ID:l3D68DAk
鎧「グオオオオッ!!」ドシンドシン

ジャン「来たぞ!!
固定砲六番!指示通り撃てぇ!!」

サシャ「死ねやライナァァァ!!!」

ドォン!

ライナー(砲弾如きで止まるかよ!!)

鎧の巨人は砲弾では止まらない。
その事は五年前に証明されていた。
しかしーーー

ズドォォン!

鎧「オオッ!?」ガクッ

固定砲で狙ったのは鎧ではなく、
鎧の足下であった。

ライナー(くっ…!体制が…)

足場のが崩れたことで鎧は体制を崩し、その場に膝をついた。

その一瞬をダズは見逃さなかった。

281: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/20(水) 00:02:51 ID:YAHn/kZM
ライナーが異変を感じる。
体制を立て直そうとするも、足が動かない。

ライナー(何で動かねぇんだ…っ!?)

ライナーが自身のアキレス腱が大きく削がれている事に気付く。

ライナー(馬鹿…な…いつの間に…)

シュパッ

地面に着いた手を何か通り過ぎた。

ブシャアアア

ライナー(!?指がいきなり…!)

出血と同時に鎧の五指が吹き飛ぶ。

ザザザンッ!

282: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/20(水) 00:19:47 ID:YAHn/kZM
ライナー(今度は何が…!)

両肩の関節部分が削がれ、ぶらりと腕が垂れ下がる。

ザザザンッ!

ライナー(うあッ!?)

ザンッ!
ザンッ!
ザザザンッ!

ライナー(あ…ああ…や、やめて…くれ…)

ズバァン!

ライナー(う…うおおおおお!!!)

肩、肘、手首、股。
次々と鎧の関節部分が削がれていく。

鎧「アアアアアアアア!!」

283: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/20(水) 00:36:57 ID:YAHn/kZM
ライナー(ベルトルト!アニ!!
誰が、誰か助けてくれえええ!!)

ダズ「叫んでもベルトルトもアニも来ねぇよ。
休暇とってバカンスに行ってる」

鎧の眼前に現れたダズ。

ライナー(ひっ!?)

鎧は動けなかった。
当然である。
もはや、鎧には体を動かせる腱がないのだから。

284: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/20(水) 00:44:02 ID:YAHn/kZM
ズバァン!

ライナーは突如暗転。
ダズの放った回転切りで両目が潰される。
ここまで砲撃から約10秒。

ライナー(く、首回りを最大まで硬化すれば…)ビキビキ

ライナーは首を硬化。
だがーーーー

ドンッ!

無情にも鎧の首が空を舞った。

285: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/20(水) 00:52:18 ID:YAHn/kZM
ライナー(な…んで…硬化…して…いたのに…)

ダズ「…巨人の口の中ってのは最悪だ。
臭ぇし汚ぇ…」

切断面からダズが出てくる。

ライナー「てめぇ…ワザと口に入って内側から…」

ダズ「内部は流石に硬化できなかったみてぇだな…。
終わりだ。ライナー」

288: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/20(水) 13:26:45 ID:l2e1n.Oo
ライナー(くっ…巨人体と同化してて動けない…!)

ダズ「…」ヒュッ

ライナー(切られる…っ!!)

バキィッ!

ライナー「!?」

ライナー(な、殴られたのか…?)

ダズ「…よぉ。ちっとは目が覚めたか?」

289: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/20(水) 13:32:38 ID:l2e1n.Oo
ライナー「ぐっ…早く殺せ…」

ダズ「…まだ起きてねぇみたいだな」

バキィッ!

ライナー「がはっ!」

ダズ「どうだ?妖精がまだ見えるか?」

ライナー「てめぇ…何を」

バキィッ!

ライナー「ぐっ…!」

ダズ「…今のはお前が殺しかけたお嬢さんの分だ」

ライナー「が…あ…」

バキィッ!

290: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/20(水) 13:36:55 ID:l2e1n.Oo
ダズ「今のはてめぇが裏切った仲間の分」

バキィッ!

ダズ「…五年前の分」

バキィッ!バキィッ!

ダズ「今のは…

てめぇが自分自身を裏切り続けたライナー・ブラウンの分だ」

ライナー「…!」

バキィッ!

291: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/20(水) 13:42:06 ID:l2e1n.Oo
ダズ「今のは……
これから街を直す人の分…って事でいいか」

ライナー「おぉい!特に理由の無い暴力を振るうんじゃねぇ!!」

ダズ「…目が覚めたみてぇだな」

ライナー「……」

ダズ「…いい加減、その臭え着ぐるみ脱いだらどうだ。
たまには何も隠さねぇで舞台に上がって見せろ」

292: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/20(水) 13:53:49 ID:l2e1n.Oo
ライナー「……」

サシャ「ライナー…」

パンッ

ライナー(平手!?)

パキッ!

ライナー(からの肘っ!?)

サシャ「どんだけ心配したと思っとるんや!」

ライナー「…!!」

サシャ「…ライナーが鎧の巨人って聞いてから…皆どんだけライナーを心配したか分かっとるんかい!」

ライナー「お前はさっき死ねとか言ってたじゃねぇか!!」

サシャ「…チッ。聞こえてましたか」

ライナー「この芋女が…!」

293: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/20(水) 14:13:41 ID:l2e1n.Oo
ダズ「……随分と楽しそうだな」

ライナー「…ダズ」

ダズ「クソホモゴリラと普通のホモゴリラか、どっちが本当のお前かは知らねぇが…」

ダズ「そっちの方が似合ってるんじゃねえか?」ニッ

ライナー「…うるせぇよ」

296: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/20(水) 23:49:06 ID:l2e1n.Oo
巨大樹の森 中央

ハンジ「でさー、ソニーとビーンったら私がいなくなると唸るんだよ。
やっぱり巨人にも甘え心があるんじゃないかなぁ」

リヴァイ「奇行種が何言ってやがる…」

ハンジ「奇行種!いい響きだね!
褒め言葉として受け取っておくよ!」

ペトラ「ハンジ分隊長ったら…」

ハハハ…

モブリット(…ケイジ、トウマ。
作戦の確認するからちょっと離れるで)

ケイジ(…分かった)

297: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/21(木) 00:09:55 ID:D646NaiM
トーマ「モブリット。
隊から離れ過ぎじゃねぇか?」

モブリット「…せやな。
ここらでええか…」

トーマ「それで、確認って何だ?」

モブリット「…内通者のことやねんけど、目星が着いたで」

トーマ「本当か…?」

モブリット「恐らく…トーマスや」

298: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/21(木) 00:18:03 ID:D646NaiM
ケイジ「トーマス…あいつが?」

モブリット「…せや。
あいつが1番怪しいと思うんやけど」

ケイジ「…裏は取れてるのか?」

モブリット「…まぁ嘘やねんけど」

トーマ「……おい。ふざけてる場合じゃ…」

モブリット「軽いダウパリアンジョークや。
そんな睨まんでもええやろ」

299: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/21(木) 00:23:27 ID:D646NaiM
モブリット「内通者はナックや」

トーマ「…お前いい加減しろよ」

ケイジ「あの単細胞ができるわけないだろ!」

モブリット「可哀想なこと言うなや。
ナックはただアホなだけやろ。
本当の内通者はな…トムや」

300: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/21(木) 00:26:35 ID:D646NaiM
ケイジ「…トムか!あいつが情報を流してたのか…」

トーマ「怪しい奴だとは思っていたが…やはりそうか…」

モブリット「嘘や」

トーマ「…」
ケイジ「…」

301: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/21(木) 00:37:03 ID:D646NaiM
モブリット「怪しいと言えばミリウスもサムエルも怪しいわ。
あの馬鹿ップルもきな臭いと思わへんか?
それにキッツのオヤジもアンカもなんか臭うでぇ…!
ダズの老け顔も怪しい…年齢を偽ってるに違いないわ!
あとはミーナ!
あいつの乳は大したもんや!
あの乳になにか重要な秘密が隠されとるんや!
帰ったら乳揉み遠征せな!
ああああ!!
誰が内通者なんや!
どいつもこいつも怪しくてしょうもないわ!」

ケイジ「…おい」

モブリット「でもな!1番怪しいのは…」

トーマ「ふざけるのもいい加減に…」

モブリット「お前らやけどな」

トーマ「っ!?」

302: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/21(木) 00:42:04 ID:D646NaiM
ケイジ「はっ…それもダウパリアンジョークか?
全く笑えないな」

モブリット「いま笑ったやんけ。
オモロかったか?
ほんなら、もう一度言ったるわ」

モブリット「内通者はお前らや。このドアホが」

トーマ「…」

306: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/24(日) 00:09:31 ID:Jl16djdE
ケイジ「何を根拠にいってるんだ?」

モブリット「ケイジィィ…そのセリフは自供してるみたいなもんやで?
まぁええ。
こっちから質問させてもらうわ。
自分ら、前回の壁外遠征のときなにしとったん?
いつも遠征メンバーにおるはずなのに、何であの日だけおらんかったんや?」

ケイジ「ただメンバーから外れてただけだ」

トーマ「ああ。調査兵団の本部で待機してたぞ」

モブリット「ふーん…そうかい」

307: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/24(日) 00:26:41 ID:Jl16djdE
モブリット「超大型の襲撃の時にも待機しとった、と?」

ケイジ「あれは俺らの任務じゃない。
ミーナ達の任務だろう。
勝手に動いてたら他の調査兵団に怪しまれちまうからな」

モブリット「おっかしいなぁ…。
サムエルが戦闘中にトロスト区で見かけたって言ってたんやけど」

ケイジ「っ!?」

308: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/24(日) 00:36:19 ID:Jl16djdE
モブリット「嘘、や」

ケイジ「お前…っ!」

モブリット「怪しいトコは腐るほどあるんやけどなぁ…。
とりあえずブレードしまったらどうや?
怪しく無いなら臨戦体制になんなや。
せやろ?」

ガササッ

モブリット「のう…リーネ、ヘニング」

リーネ「…!」シュッ
ヘニング「…チッ」シュッ

ガキィィィィン!

309: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/24(日) 00:52:44 ID:Jl16djdE
トーマ「背後からのダブルアタックを見もせず難なく受け止めるか…」

ケイジ「…ふん。流石は最強、と言ったところか」

モブリット「はっ…最強の名は…ダズにくれてやった…わ!!」キィン!

ズババンッ!

ヘニング「ぬぅ!」

ババッ

モブリット「チッ。掠めただけかい。
ちったぁやるようになったみたいやなぁ」

ヘニング「へっ!いつまでも最強気取ってんじゃねえ!ここでその看板降ろしっ!?」

ザンッ

ヘニング「うおっ!?危なっ!!
最後まで喋らせろ!!」

モブリット「相変わらずやかましいやっちゃのう。
最強の看板なんざとうに降ろしたって言うてるやろ」

リーネ「目標捕捉…直ちに駆逐…」バシュウウウ!

モブリット「貧乳に用は無いわ!」ヒュッ

ガキィィィン!!

311: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/24(日) 04:19:07 ID:XOP89drQ
リヴァイが人類最強じゃなくてただの強キャラチビに!

318: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/24(日) 12:35:18 ID:ek7vkUsw
モブリット「…お前ら何考えてん…
まさか他の奴ら消して日の本に出よとか考えとるんか?」

ケイジ「……何が悪い。
俺たち実力のある者が光を浴びて何が悪い!!
黒子はもうごめんなんだよ!!」

トーマ「俺らだってどうせ死ぬなら見開きいっぱい使って死にたいんだ!
誰も気付かないところで死んでたまるか!」

ヘニング「モブリット!
てめぇもそう考えてんだろ!!
リヴァイなんてちょっと強い小っさいおっさんの下にいておかしいと思わねぇのか!?」

モブリット「…どうしようもないアホやな。
そんなことお前らができるわけないやろが」

319: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/24(日) 12:49:02 ID:ek7vkUsw
モブリット「だってお前ら地味やもん。
ビジュアル的にもキャラ的にも」

トーマケイジヘニングリーネ「……」ブチッ

モブリット「トウマとトーマもどっちだか分からへんし」

トーマ「……」ブチブチッ

ケイジ「…全員リミッター外せ。
…こいつを殺るぞ…」ビキッビキッ

リーネ「…リミッター解除…目標を殲滅する」ビキッ

ヘニング「髪の毛一本残さねぇぞおおお!!」ビキッビキッ

トーマ「…殺れ」ビキビキッ


モブリット「おお怖い怖い。
…悪いが手加減はせぇへん。
死んでも文句言うなや」チャキッ

322: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/24(日) 17:40:21 ID:ek7vkUsw
ガキィィン!

ガキィィン!

一閃、また一閃と高速の刃がモブリットを襲う。
モブリットはそれをブレード一本で軽くいなしーーーー

ザクッ

ヘニング「ぐっ…!」ブシャァ

一瞬の隙を狙い反撃に出る。

モブリット「リミッター外してもその程度か?
刺してくださいって突っ込んで来てるだけやん」

トウマ「この化け物が…!」

ケイジ「四人でかかるぞ!」

リーネ「…了解した」

323: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/24(日) 17:49:24 ID:ek7vkUsw
四人はモブリットの四方に散り、
全速でモブリットに向かう。

バシュウウウウウ!

ヘニング「死にやがれ!」ゴオッ

モブリット「…ホンマにアホやな」

モブリットは半歩下がりーーーー

ガシッ

ヘニング「!?」

ヘニングの手を掴み後ろへいなす。

モブリット「ほれっ」グイッ

リーネ「!?」

ドコッ!

ヘニング「ぐっ…がっ…」

リーネ「あっ…!」

ヘニングとリーネが正面衝突する。

トウマ「殺ったぁぁ!!」ゴオッ!

324: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/24(日) 17:55:25 ID:ek7vkUsw
モブリット「ワイは殺れへんが、笑いは取れたで」ヒュッ

バキィィ!!

トウマ「ぐはっ!」

トウマを鉄拳で叩き落とす。

ケイジ「後ろがガラ空きだぜ!」ゴオッ!

モブリット「ご忠告おーきに」バッ

ドッコォォ!

ケイジ「ぐ…おっ」

モブリットの後ろ蹴りがケイジの鳩尾に深く食い込む。

325: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/24(日) 17:59:50 ID:ek7vkUsw
モブリット「なんや、ブレード使うまでもあらへんな。
さっさと終わらせたろか」

ヘニング「ガアアッ!!」シュッ

モブリット「遅いわ」パシッ

片手ブレードを弾き、ヘニングの首を掴む。

ヘニング「ぐっ…!」

モブリット「ほなさいなら」ググッ

バキッ

327: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/24(日) 20:13:05 ID:ek7vkUsw
ダランと手を降ろすと同時に、ヘニングは巨大樹から落ちていく。

モブリット「よっしゃ。
次。かかってこんかい」ボキボキ

リーネ「…っ!」ゴオッ!

ケイジ「うかつに飛び込むな!」

リーネは巨大樹の枝を滑空するように低く走った。
狙いは足ーーーー

リーネ「フッ!」バシュッ!

モブリット「おおっ?」

ガスを一瞬吹かし、モブリットの頭上を超え背後に回り込む、がーーーー

モブリット「ま、及第点やな」

リーネ「!?」

しかし、リーネの目に映ったのはモブリットの足の裏。
背後に回り込んだのに何故、リーネは一瞬反応が遅れた。

バキャアッ!

モブリットが放った飛び蹴りにより、リーネは数十メートル吹き飛び、巨大樹に打ち付けられる。

リーネの首は在らぬ方向に曲がり、目の光を失った。

328: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/24(日) 21:42:49 ID:ek7vkUsw
モブリット「次」

トーマ「くそがあああっ!!!」バシュウウウ!!

モブリット「…」

ゴキッ

トーマ「躱されたか…え?」

トーマがモブリットを通り過ぎる。
そして自身の異変に気付く。

何故首だけ真後ろを向いているのか、と。

トーマの意識はそこで途切れた。

329: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/24(日) 22:45:56 ID:.0RPlelA
強すぎィ!

330: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/25(月) 00:01:19 ID:Tm99OmYE
モブリット「つ・ぎ」クイクイ

ケイジ「…くっ!」シュウウウ…

モブリット「…!お前…」

ケイジの顔の傷から発生する蒸気。
モブリットは悟る。

こいつはもう人間じゃない、と。

モブリット「…人の道を外してまでもスポットライトを浴びたい…か。
大した覚悟やな」

ケイジ「必要なのは個性だ!
巨人化できるという個性があれば俺だって…」

ザンッ

ケ/イジ「あっ」

モブリット「…アホ。
巨人化なんざバーゲンセール状態やろうが…」

332: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/25(月) 00:15:54 ID:Tm99OmYE
ハンジ「あ!モブリット!どこ行ってたんだい!もうすぐ出発だよ!」

リヴァイ「…糞でもつまってたんだろ」

モブリット「すいません。ケツの固定砲の調子が悪くて…」

ペトラ「もー!モブリット!
汚い話はやめてよ!」

モブリット「いや、最初に振ってきたのはリヴァイ兵長やろ…」

ペトラ「やろ?モブリット、なんか訛ってない?」

モブリット「気のせい気のせい!」

ペトラ「?…そう」

オルオ「兵長!!壁内から緊急の信号弾です!
至急戻るように、と!!」

エルヴィン「…またか。今度はいったい何が…」

リヴァイ「答えはみてから考えればいい。とりあえず戻るぞ」

グンタ「撤収だ!!急いで引き返すぞ!!」

モブリット(やはり来よったか…。
まぁ、ダズにトム。それとオヤジもいるし問題無いやろ。
それより…あの三人が戻らん。
やられることは無いと思うが…)

333: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/25(月) 00:37:25 ID:Tm99OmYE
トーマス「…おい…ナック。
何…寝てんだよ…」

おびただしい数の巨人の死骸。
その蒸気によって辺りが蒸し暑い。
そんな中、樹を背中にナックは目を瞑って座っていた。

ナック「……あ?トー…マス…か?
悪ぃ…もう目が…見えねぇんだ…」

片手には刃の無いブレード。
もう一本のブレードは柄の部分が血塗れになっていた。

334: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/25(月) 00:48:18 ID:Tm99OmYE
トーマス「…片手と片足無くしてイメチェンか?
時代を先駆け過ぎだぜ。
ふざけてないでさっさと…」

ナック「討伐…数…92…3だっけか…。
どうだ…ミーナを…抜いてやったぜ…」

トーマス「…そいつは凄いな。
帰ったらミーナに自慢してやれ。
あいつ、悔しがるぜ。
違反かもしれねぇが、調査兵団にみてもらう。
そこまで踏ん張れよ」

ナック「…マジか。
またトム…に…説教され…ちまうな…」

トーマス「あぁ。
お前も一緒に説教だからな。
クソッタレ」

ナック「…あぁ…最悪だな…クソッタレ」

336: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/25(月) 00:53:53 ID:Tm99OmYE
トーマス「手ぇ貸せ。運んでやる」

ナック「…悪ぃ」

トーマス「…よっ…と。
立体機動使うぞ。振り落とされんなよ」

ナック「…悪ぃ…」

トーマス「…気にすんなよ」バシュッ

337: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/25(月) 01:06:10 ID:Tm99OmYE
トーマスは自身が出せる最高速度で駆けた。

トーマス「…おい。ちゃんと掴まってくれ。
支えながらじゃ上手く飛べねぇ」

ナック「…悪…ぃ…」

ナックは今にも消えそうな声で呟く。
だが、トーマスに掴まる手に力が入ることはなかった。

トーマス「…そうだナック。
お前に用事があるからこっち来たんだ。
タバコ持ってねぇか?」

ナック「…わ…ぃ…」

トーマス「…聞こえねぇよ。
はっきり喋ってくれ」

ナックが徐々に重くなっていく。
トーマスは不安をかき消すように立体機動を飛ばす。

ナック「……ぃ…」

トーマス「…ふざけてんなら捨ててくぞ」

338: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/25(月) 01:20:23 ID:Tm99OmYE
徐々にナックから力が抜けていく。
そして体温すらも無くなりつつあった。

トーマス「ふざけんじゃねぇぞ…。
もうすぐ着く。お前の大好きなミーナも待ってるぜ」

ナック「…み…ぃな…」

トーマス「あぁ。
あいつを悔しがらせてやれ。
馬鹿みてぇに悔しがるぜ」

ナック「と…ます…」

トーマス「どうした。タバコでも吸いたいか?
生憎だが俺も今切らしてるんだよ」

ナック「じゃあな」 ニッ

ナックはそう笑うと静かに眠った。

トーマス「じゃあな…馬鹿野郎」

燃える男、ナック・ティアス ここに沈む

340: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/25(月) 01:35:32 ID:U7J/S.7g
ゆっくり休めナック…

343: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/25(月) 13:23:29 ID:Tm99OmYE
巨大樹の森 後方

アニ「……う。
…え…生き…てる?」

ミーナ「あ、目が覚めたみたいだね」

アニ「ミ、ミーナ…!」ビクッ

ミーナ「ちょっと!そんなに怯えないでよ!
傷つくじゃない!もう!」

アニ「…なんで殺さなかったんだい」

ミーナ「…親友を殺せるわけないでしょ」

アニ「親…友…」

ミーナ「でもなぁ…アニをこのまま連れて帰るわけにも行かないし…どうしようかなぁ」

アニ「…置いてってくれ。
私の正体は割れてるんだろう?
このままここで野垂れ死ぬさ」

ミーナ「あ、トムに相談してみよう!
きっとどうにかしてくれるよ!」

アニ「話聞けよ…まったく…」

344: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/25(月) 13:34:55 ID:Tm99OmYE
アニ「あんた、服がボロボロじゃないか」

ミーナ「あはは…本気出すと服が動きに耐えられなくて破けちゃうんだよね」

アニ「…ったく…しょうがないね。ほら」ヌギヌギ

ミーナ「ちょっ、アニ!?」

アニ「ジャケットは厚手だから破けてないけど、インナーがボロボロじゃマズイだろ。
私のパーカーあげるよ」

ミーナ「ありがと…」

アニ「…あんた、いい体してるね」

ミーナ「やめてよ!おっさんじゃないんだから!」

アニ「パーカー…少し小さいね」

ミーナ「…うん。胸回りが特に…」

ゲシッ

ミーナ「痛っ!いきなり蹴らないでよ!」

アニ「悪かったね」

ミーナ「えへへ…アニの匂いがする」モフモフ

アニ「…そうかい」

345: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/25(月) 13:44:28 ID:Tm99OmYE
ミーナ「…やばっ」

アニ「…どうしたんだい?」

ミーナ「囲まれてるよ。三人かな…。
アニ、立体機動は使える?
先に逃げてて」

アニ「…馬鹿言うんじゃないよ。
あんたに拾われた命だ。
私も一緒に…」

ミーナ「私が心配に見える?」

アニ「…わかった。
邪魔にならないように避難しておくよ」

ミーナ「うん。気を付けてね」

バシュウウウ…

347: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/25(月) 13:56:20 ID:Tm99OmYE
ミーナ「…出てきなよ。信者さん」

ガサッ

信者1「女型の奴は逃がしたか…」

信者2「おさげちゃんの相手できるなんてラッキーだな。
ヒィヒィ言わせてやるよ」

ミーナ「あれ、もう1人は?
まさか逃げたわけじゃないよね」

信者1「裏切り者を逃がすと思うか?」

信者2「消耗した状態じゃ逃げきれないだろ。
女型も捕まえて一緒に楽しもうぜぇ」

ミーナ「…ダスト・トゥー・ダスト。
ゴミはゴミ箱へ捨ててあげないとね…」

349: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/25(月) 17:38:18 ID:Tm99OmYE
信者1巨人「オオオオッ!!」

ドゴオォン!

ミーナ「…っ!ちょっとマズったかなぁ…」

ミーナは苦戦を強いられていた。
たかが知能巨人が二体。
それもアニほど手練れでもない。

普段のミーナなら瞬殺していただろう。

大きな力には反動がある。
アニとの戦いでミーナの体は限界を超えた。
通常の人間の体ではとても耐えられる動きではない。
ミーナとてそれは同じことだった。

酷使した肉体が徐々に悲鳴をあげ始めていた。

351: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/25(月) 20:38:00 ID:Tm99OmYE
ミーナは自分のコンディション、ガスの残量を考えると短期決戦しか残されていなかった。

巨人の攻撃を掻い潜り、背後からうなじを狙う。

ミーナ「ハアアアッ!!」

ザンッ

ミーナの斬撃は巨人のうなじを削ぐことに成功。
しかしーーーー

352: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/25(月) 21:05:22 ID:Tm99OmYE
ズキンッ

ミーナ「痛っ…!」

巨人1「ガアアッ!」

ミーナ(浅かった!?しまっ…)

ガシッ!

体の痛みで反応が遅れたミーナは、巨人の手を回避することができなかった。

ミーナ「あ…ぐっ…!」ギリギリ

信者2「ようやく捕まえたか。
随分と手間かかったがお楽しみタイムと行くか。
手離すんじゃねぇぞ」

354: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/25(月) 23:37:27 ID:Tm99OmYE
ミーナ「…どうせ…エロい事でもするんでしょ…エロ同人誌みたいに…!」ギリギリ

信者2「その通りだ。
まずはその邪魔な服を…」グイッ

ミーナ「あっ…」

信者2「キツくて中々脱げねぇな…。
おー予想通りいい体してるじゃねぇか」

ミーナ「やめ…て…」

信者2「しかし邪魔なパーカーだな。
破いちまうか」

ミーナ「…アニの…」ビキッ

信者2「ほーら。ご開帳だ」ググッ

ミーナ「アニのパーカーに汚い手で触るなああああッ!!!」

356: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/25(月) 23:51:22 ID:Tm99OmYE
ドンッ!!

信者2「あ?」

信者2の目の前にいたミーナが突如消える。
同時に自分の手が消し飛んだ事に気付く。

信者2「あれ?俺の手ーーーー

ズバンッ!

一瞬。
信者2の体が細切れにされ、無惨に崩れ落ちる。

358: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/26(火) 12:38:38 ID:Fnzl8KKs
ミーナ「ぐっ……ああああああッ!!!」ゴオッ!

信者1(なっ、なんだこの動き!?
信者2が一瞬で肉塊になっただと!)

ミーナは選んだ。

自分の体が壊れてもいい。
死んだって構わない。
親友に手をかけようとしたこの2人を許さない。

ミーナは再びリミッターを解除した。

359: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/26(火) 12:54:07 ID:Fnzl8KKs
巨人1「オオオッ!!」ブンッ

ミーナの気迫にたじろぎながらも反撃にでる。

ズガガガガガッ!!

ミーナに向けた拳がミンチになる。

巨人1「ッ!?」

ミーナ「~~~ッ!!」ミシッ

ブレードを振る度に自身の筋肉が割ける音が聞こえる。
しかしミーナが止まる事はない。

歯を食いしばり巨人の首に一直線に突っ込む。

ミーナ(…このまま中身ごと首を…!!)バシュウウウ!!

360: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/26(火) 12:59:48 ID:Fnzl8KKs
現実は残酷であった。

プシュッ

ミーナ「!?」ガクッ

体より先に限界を迎えたものがあった。
そうーーー
ガスの残量が底をついたのだ。

ミーナ「…あっ」

眼前に迫る巨人の口。
空中に投げ出されたミーナは身動きを取ることができなかった。

バクッ…

366: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/26(火) 16:55:50 ID:Fnzl8KKs
アニ「ハァッ…ハァッ…!」

アニは出せる限りの速度で逃走を試みた。
しかし、ミーナとの戦いで消耗しきった体力は回復していない。
信者3との距離が徐々に縮まっていく。

アニ(巨人化する体力も無い…。
立体機動で奴を倒せる実力も無い…。
ここまでか…)

ガシッ

アニ「!!」

信者3「…ツカアエタ」ガパッ

アニの片足を掴み大口を開けて迫る信者3。

アニは抵抗する事も無く目を瞑った。

アニ「…ごめん、ミーナ」

醜悪な笑みを浮かべ、ゆっくりとアニを口へ運びーーー

ゴクン

アニを丸呑みした。

367: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/26(火) 17:08:23 ID:Fnzl8KKs
信者3「…ゴチソウサマ」

「…まだデザートが残っとるでぇ」

信者3「!?」

仲間の元へ引き返そうした信者3は背後からの殺気に気付き振り向く。

ズバンッ!

信者3「オッ…ア…!」ズルッ…

振り向くと同時に胴体が切断される。
信者3は切断面に佇む1人の男に目を向けた。

モブリット「よっしゃ、まだ消化されてないみたいやな。
ギリギリセーフや」

アニ「……う…?」

モブリット「安心せぇ。今、あのゴミを片付けたるわ」

信者「ウ…ガアアッ!!」ブンッ!

上半身を崩れ落ちながらも、モブリット目掛けて拳を放つ。

369: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/26(火) 17:27:40 ID:Fnzl8KKs
モブリット「おいおい。この子に当たってまうやろ」シュッ

ズバァァァッ!

モブリットの振り上げたブレードが信者3の拳を腕ごと裂く。
その切り口は肩まで届き、拳がモブリットにかすることは無かった。

タンッタンッタンッ

裂けた腕を伝い、モブリットは信者3の頭上高くまで跳びーーーー

モブリット「激甘スイーツ奢ったるわ。
残さず食べや」バシュウウウ!!

ザンッ!!

一刀両断。
信者3は土煙を巻き上げて沈んだ。

371: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/26(火) 17:49:47 ID:Fnzl8KKs
モブリット「立てるか?
ベトベトやけど外傷はなさそうやな」

アニ「私は大丈夫…でもミーナが…」

モブリット「ミーナ?
あいつならこんな雑魚何匹いても平気…」

アニ「ミーナが化け物みたいに強い
のは知ってるよ…。
…でも別れ際のミーナは様子がおかしかったんだ」

モブリット「…おかしい…やと」

アニ「…なんか体を動かすのも辛そうだった。
それに服もボロボロに…」

モブリット「…まさか…!あのアホ…!」

アニ「お願いだ…ミーナを頼む…!」

モブリット「……任せとき」ビキッ

372: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/26(火) 17:59:37 ID:Fnzl8KKs
モブリット「とりあえず嬢ちゃんはここにおるんや。
あとでトーマスに拾いに行かせたる。
ほな、また後でな」

ドンッ!!

アニ「うわっ!?
速っ…もうあんな所に…」


モブリット「粘れや…ミーナ」

ゴオッ!!

374: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/26(火) 19:42:14 ID:Fnzl8KKs
ミーナ(…短い人生だったなぁ。
やりたい事もあったし、恋だってしたかった。
結局ダズには一度も勝てなかったし…。
ま、楽しかったからいいや。

アニ…絶対逃げ切ってね)

ミーナ「…皆、元気でね」

バクッーーーー

375: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/26(火) 19:51:23 ID:Fnzl8KKs
信者1は勝利を確信し、ゆっくりと咀嚼する。

信者1(信者2はやられたが…まぁいい。
今頃、他の奴らも片付いた頃だろう。
合流して調査兵団を壊滅しに……ん?)

信者1は異変を感じる。
噛み殺したはずなのに血が出ていない。
それどころか口の中に何もいないことに気付く。

信者1(馬鹿な…!あの状態で回避など…)

「悪い。遅れてすまなかったな」

信者1「!?」

376: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/26(火) 19:56:20 ID:Fnzl8KKs
ミーナが噛み砕かれる寸前、
信者1の眼前を高速で横切った者がいた。

信者1(なっ…!?一体どこから…)

ミーナ「…ごめん。もう死ぬかと思ったよ……。
もうちょっと早く来てよね。

ミリウス」

ミリウス「ヒーローは遅れてくるもんだ。
…後は任せときな」ニカッ

378: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/26(火) 23:32:49 ID:Fnzl8KKs
ミリウス「ーーーウチのアイドルに手を出したらどうなるか思い知らせて…」

グシャッ!

ミリウス「えっ」

ミーナ「えっ」

突如、巨人の頭が消し飛ぶ。

モブリット「お、どうにか間に合ったみたいやな」

ミーナ「せ、先生…!」

モブリット「ミーナ…リミッター解除にはあれほど気をつけぇ言うたのに…ん?
ミリウス、こんな所で何しとるんや?」

ミリウス「…返せ」

モブリット「は?」

ミリウス「俺の見せ場を返せえええええ!!」

モブリット「うおっ!?」

379: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/26(火) 23:45:40 ID:Fnzl8KKs
モブリット「あー…今日で1番焦ったわ…。
いきなり襲ってこんでもええやろ…」

ミリウス「…だって…せっかくミーナをカッコ良く助けて…これからだったのに…」グスン

ミーナ「よしよし。ミリウスのおかげで助かったんだから。
ほら、元気出して。ね?」

ミリウス「…オーライ」グスン


ミリウス・ぜムルスキー

本気で忘れられるほどの屈指の存在感を持つ。
まさにモブの中のモブである。

実力はモブの中のでもそこそこ強い。

380: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/27(水) 00:42:28 ID:/kgERjeE
ミリウス「ここに来たのはトムの指示ですり
ユミルを奪還したら直ぐにこっちに向かうように、と」

モブリット「お見通しってわけか。
…末恐ろしいやっちゃのう」

ミーナ「そうだ!アニは!?
ここへ来る途中で会いませんでしたか!?」

モブリット「安心せぇ。
追手を始末して避難させといたわ」

ミーナ「よかったぁ…」

モブリット「俺はとりあえず本隊に戻るで。
ミリウス。アニとミーナは任せるわ」

ミーナ「両手に花だよ。頑張って!」

ミリウス「今度こそ任せときな」

381: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/27(水) 00:43:40 ID:GAbISVjs
よかった本当によかった

382: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/27(水) 01:46:44 ID:/kgERjeE
壁内

ハンナ「…どうやらあなたが最後みたいよ。
何か言い残す事はある?」

巨人「ウ…ウ……ウオオオ!!」

ハンナ「クスッ…そんなに焦らないで。
直ぐにあなたも逝かせてあげる…」

ガシッ

ハンナ「あら?」

巨人はハンナの放ったアンカーを掴んだ。
偶然ではあったが、千載一遇のチャンスと感じた巨人はワイヤーを力いっぱい引き寄せたーーーが。

ギシッ

巨人「!?」

動かない。何故?
あの小柄な少女にそんな力があるはずがない。
引いても引いてもピクリと動かない。
巨人の頭によぎったイメージ。

それは山。

ハンナ「ふふっ。力比べかしら?
…いいわ。全力で来なさい」

384: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/27(水) 12:09:17 ID:D4ygUxxo
巨人「~~~ッ!!」ギリギリ

力いっぱいワイヤーを引っ張る。
しかし、ハンナは微動だにしない。
踏ん張る様子も見せず、ただ片手でワイヤーを持っている。
それだけに見えた。

ハンナ「気は済んだかしら?
それじゃ…終わりにしようね」グイッ

巨人「!?」グオッ

釣り上げられた魚のように宙を舞う巨人。

これは夢か。
巨人の頭では理解できない事だった。

ズゥゥゥン…

385: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/27(水) 12:20:12 ID:D4ygUxxo
ハンナ「さて…中身はどんな人かな…」

背後から聞こえる少女の声。
可愛らしい声には似合わぬ言葉。

信者は股間に生温かさを感じた。

グチャッ

ハンナ「んー…この辺かな?」グチャグチャ

巨人のうなじに手を突きたて、中身を掻き回す。

信者は無意識に肛門が緩んでしまった。

グチャッ…グチャッ…

…ガシッ

ハンナ「見ーつけた」ニコッ

ブチブチブチ…

ズル…

ハンナ「んー…フランツの方が断然かっこいいわね」

信者は体中の穴という穴から液体が溢れ出た。

386: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/27(水) 12:23:05 ID:D4ygUxxo
信者「ご、ごめんなさい…許してくださ…」

ハンナ「聞こえないよ」ニコッ

信者「…ひっ」

グシャッ

387: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/27(水) 12:27:52 ID:D4ygUxxo
ハンナ「制圧完了…。
早く撤退しないとね。
…あれ?フランツ…?
どこに行ったのかな…」

カンカンカンカン

ハンナ「撤退の鐘鳴っちゃったな…。
フランツったら…勝手にいなくならないでって言ってるのに」

388: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/27(水) 12:41:48 ID:D4ygUxxo
壁内 某所

フランツ「……」

「フランツ。何処へ行くんですか?
もう撤退の鐘は鳴ってますよ」

フランツ「!…やあ。トム」

トム「こんにちわ。フランツ」

フランツ「悪いけど、僕は少し遅れるよ。
まだ仕事が残ってるんだ」

トム「それはいけない。
私も手伝いましょう」

フランツ「…大丈夫だよ。僕1人で充分さ」

トム「おや、そうですか?
参謀として聞きますが、その仕事の内容はなんでしょう?」

フランツ「…君は本当に厄介だね」

トム「…答えになってませんね。
命令です。仕事の内容を答えなさい。
いや…答えろ。
王政府直轄暗殺部隊兵長のフランツ」

389: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/27(水) 12:53:44 ID:D4ygUxxo
フランツ「…いつから気付いていたんだい?」

トム「三年前。
あなたに出会った時から歳を重ねる毎に不自然に思いました。
最初は体格が良いだけだと思いましたが、確信に変わりました。
あなたの容姿が三年経っても一切変わっていないことに、ね」

フランツ「……」

トム「おかしいでしょう?
人間でいう成長期のはずなのに、変わらない体格。
あなたは人間ではありませんね?」

390: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/27(水) 13:18:19 ID:D4ygUxxo
フランツ「…失敗したなあ。
やはり君は危険だった。
早いうち始末するべきだったよ」

トム「…今からでも遅くないと思いますが」

フランツ「…そうだね」

トム「…」

フランツ「でも今の君とやり合うと、僕も無傷じゃ済まなそうだ。
大人しく引き上げさせてもらうよ」

トム「…見逃すと思いますか?」

フランツ「…強がるなよトム。
手が震えてるじゃないか」

トム「…試してみますか?」

391: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/27(水) 14:30:34 ID:D4ygUxxo
フランツ「…後悔しないでくれよ」バシュッ!

放たれたアンカーがトムの背後に突き刺さる。
同時にフランツがトムの首元にブレードを突きたてた。

トム「……!」バッ

咄嗟に体を反転させて回避。
しかしーーー

ドコッ!

トムの腹部にフランツの膝食い込む。

トム「…甘いですよ」

フランツの膝を掴みトムは直撃を防ぐ。

シュッ

フランツ「…っ!」ババッ

高速の斬撃がフランツを狙うも、難なく回避される。

トム「…掠っただけですか」

フランツ「…皮一枚。痛み分けさ」

トムは首、フランツは頬から血が流れ落ちた。

392: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/27(水) 14:36:02 ID:D4ygUxxo
フランツ「…潮時かな。
それじゃ、また会おう」

トム「逃がさないと言ってるでしょう?」

フランツ「…折れた腕じゃ僕には勝てないよ」

膝を防いだトムの腕がだらりと下がる。

トム「…何のことやら分かりませんね」

フランツ「また今度相手してあげるよ。
じゃあね」

393: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/27(水) 15:18:31 ID:D4ygUxxo
トム「…次は手加減しませんからね」



鐘の音が戦いの終わりを告げる。
人類は物的被害はあるものの、負傷が多数、死者は0という大勝であった。

397: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/27(水) 16:58:04 ID:D4ygUxxo
数日後

ウォール教のクーデターによる混乱も次第に収まり、復興が進むに連れて壁内は徐々に活気を取り戻しつつあった。

ウォール教は壊滅し、王政への黒い繋がりも明るみに。
調査兵団や駐屯兵団による調査で上層部の人間が摘発され、事態は終結へ向かいつつある。

398: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/27(水) 17:18:44 ID:D4ygUxxo
モブリット「よっしゃ、全員揃ったみたいやな。
そろそろ行くで」

トーマス「やべっ、煙草持ったっけ…」

ミリウス「禁煙するんじゃなかったのか?」

トーマス「俺の分じゃねぇよ」

ミリウス「ああ…そういうことか」

アンカ「ミーナ、まだ回復してないんだから無理するんじゃないよ」

ミーナ「…無理してでも行きたいんです。
行かなきゃ寂しがると思うし…」

アンカ「…そうか。あんたが1番長い付き合いだったね」

モブリット「さて…会いに行ったろか。
ナックの所へな」

399: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/27(水) 17:24:25 ID:D4ygUxxo
巨大樹の森

トーマス「…よう。会いに来たぜ」

ミリウス「随分でかい墓だな…」

高くそびえる巨大樹には大きくこう刻まれていた。


最高の馬鹿野郎 ここに眠る


ーーーと。

400: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/27(水) 17:59:24 ID:D4ygUxxo
ミーナ「あれ?あそこになんかあるよ?」

モブリット「…酒、やな」

トーマス「…あいつ…めんどくせぇとか言ってたくせに…」

ミリウス「こっちにも何かあるぞ」

アンカ「…始末書だな」

ミーナ「トムって…鬼だね」

モブリット「かっかっか!
あいつららしいわ!」

401: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/27(水) 18:45:25 ID:D4ygUxxo
モブリット「ほなそろそろ戻るでー」

ミーナ「…はい」

アンカ「…巨人の気配がするな」

トーマス「…本当ですか?俺には何も……?
…いや、いますね」

モブリット「…せやな。
ぎょーさんおるわ。
ちと片付けてくるから、ミーナはここで待っとれや」

ミリウス「え?そんな気配はどこにも…」

トーマス「いいから行くぞ。おら」グイッ

ミリウス「???」

ミーナ「ちょっ、立体機動つけてないのに…」

モブリット「んなもんいらんわ。
留守番任せたで。
…ナックと2人でな」

ミーナ「…!」

402: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/27(水) 18:47:58 ID:D4ygUxxo
ミリウス「で、巨人はどこにいるんですか?」

トーマス「お前なぁ…空気のくせに空気読めないってどうなんだよ…」

モブリット「アホやな」
アンカ「馬鹿だな」

ミリウス「えええ…?」

403: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/27(水) 18:51:27 ID:D4ygUxxo
ミーナ「…ねぇナック。
私もっと強くなるから。
強くなってナックの記録抜くんだ。

そしたらさ…。
また、報告しに来るから。
…待っててね」



406: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/27(水) 18:56:14 ID:XJxXH/eM
ミーナ以外顔分かんなかったけど面白かった!
フランツの続編はやるんだよね?ね?

407: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/27(水) 19:09:12 ID:xxda0WwE
乙乙!
最高に面白かったです
終わってしまって寂しい…

409: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/27(水) 19:22:38 ID:D4ygUxxo
ここまで読んでくれてありがとう。

変な伏線張っといて続編は考えてないけど、モブ達の訓練兵時代とか考えてたり。

序盤と比べるとノリもダズの性格もブレまくっていて、続編書いて後悔した…。

後日談とか嘘予告とか、今夜投下できたらしようと思うからよろしくね。

410: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/27(水) 19:52:05 ID:Mvzc7POs
ラスト泣いてしまった…
この作品でコミックス引っ張り出してモブ確認したったわ
すごく良かった!オマケも楽しみにしてます乙乙!

414: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/27(水) 23:36:42 ID:Ur75Ipzw
モブ達が訓練兵時代に起きた最大の試練。
巨大な壁にモブ達が挑む物語である。

迫り来る座学という狂気。

モブ達に立ち向かう術はあるのか!?

焦燥するサムエル!

サムエル「…マズイな。
自分の名前のスペルがうろ覚えだぜ…っ!」

聡明のミーナ!
ミーナ「立体機動の最高速度は…かなり速い…と」

ステルスミリウス!
ミリウス「教官!自分の分の用紙がありません!」

うっかりナック!
ナック「テストに筆記用具がいるだと!?
聞いてないぜ!」

415: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/27(水) 23:49:22 ID:Ur75Ipzw
苛立つトーマス!
トーマス「クソッタレ!ヤニ切れでおかしくなりそうだ!」

意外と頭が悪いトム!
トム「…見つからなければカンニングとは言わないのですよ」

問題外のダズ!
ダズ「立体機動がどれくらい速いか…
火照ったフッカーがエクスタシーに達するくらい…と」

刻一刻と迫りくる卒業試験!!
脳筋達は無事卒業できるのか!?

訓練兵時代編!
乞うご期待ッ!!

416: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/28(木) 00:10:43 ID:H6rhOUeo
後日談
ダズ「…マスター。おかわりだ」

トム「まったく…飲み過ぎですよ」

ガチャッ

モブリット「おっ、トムとダズやん」

トム「どうも」

モブリット「トム。腕どうしたんや?」

トム「フランツとやり合った時に…。油断しましたよ」

モブリット「…フランツか。次やったら勝てるんか?」

トム「そうですね…フランツも実力の半分も出してなかったみたいですから。
勝率は二割程度…ですかね」

モブリット「…それほどやったか。
流石は王政府の隠し球ってとこやな」

ダズ「…俺がやるよ。先生」

モブリット「おいおい…どういう風の吹きまわしや?」

ダズ「…てめぇのラマンを泣かせたからな」

トム「ハンナ…ですか」

417: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/28(木) 00:21:41 ID:H6rhOUeo
モブリット「ハンナはどうなん?」

トム「直後は取り乱しましたが…
今は落ち着いてますが何とも言えません」

モブリット「また暴走されたら敵わん。
今度は街が消し飛ぶかもしれんで」

ダズ「…させねぇよ。
レディが泣いてちゃ酒が進まねぇ」

モブリット「ハンナは任せるわ。
ところであいつらはどうしたんや?」

トム「ライナー達ですか。
人里離れた小屋にとりあえず住ませてます。
もちろん監視付きですが」

モブリット「監視?
誰が行ってるんや?」

トム「休養中の怪我人を1人」

モブリット「大丈夫なん…それ」

419: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/28(木) 00:38:29 ID:H6rhOUeo
山奥 某所

ミーナ「ライナー!アニー!
こっちこっちー!!」

アニ「ミーナ…!」

ライナー「…あそこが俺たちの新しい家か?」

アニ「…みたいだね」

420: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/28(木) 00:51:38 ID:H6rhOUeo
アニ「…お待たせ、ミーナ」

ミーナ「うん。アニも元気そうでよかった!」

アニ「あんたはどうなんだい?
かなり無茶したらしいじゃないか」

ミーナ「全身の筋肉が避ける寸前だっみたい。
ガスが切れなかったら二度と立てなくなってかもね」

アニ「かもね…って、治るのかい?」

ミーナ「一ヶ月は安静だって。
治るまではここにいていいって!」

アニ「そうか…よかった…」

ライナー「お前…本当にアニか?」

421: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/28(木) 01:01:16 ID:H6rhOUeo
アニ「どういう意味?」

ライナー「い、いや何でも無い…」

ミーナ「ライナーも元気そうだね!」

ライナー「おう」

「あれ?ライナーとアニ?」

アニ「えっ…?」

ライナー「ベルト…ルト…」

422: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/28(木) 01:16:49 ID:H6rhOUeo
ミーナ「ビックリした?
ベルトルトは先にここに住んでて貰ってたんだ」

アニ「ベルトルトは死んだって…」

ミーナ「普通の人だったら死んでたかもしれないけど、巨人の力って凄いね。
ベルトルトって分かった時、凄い心配したんだから!
まぁ、やったのは私だけど…」

ベルトルト「えっ…」

ミーナ「ベルトルトまで引かないでよ!」

ライナー「ミーナもダズと同じか…」

アニ「あんたじゃ勝てないよ?」

ライナー「馬鹿言え。命がいくつあっても足りん」

423: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/28(木) 01:34:06 ID:H6rhOUeo
ベルトルト「…それで、僕達はどうすればいいのかな」

ミーナ「さぁ…トムは聞きたい事は無いから好きにしてくださいって」

ライナー「好きにしろって…どうすりゃいいんだよ…」

ミーナ「お腹減ったし、ご飯にしようよ」

アニ「そうだね。何か食べ物は…」

ベルトルト「何も無いよ。基本的に自給自足だからね」

アニ ライナー「 」

ミーナ「と、いうわけで私は動けないからよろしくね!」

アニライナー「……」

Holy shit!!!!

425: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/28(木) 02:09:46 ID:H6rhOUeo
とりあえずこれで終わり。

聖徳太子の方はネタが思い付き次第ちょいちょい投下する予定。

他にやりたいSSがあるのでそっちメインで行くかも。

そっちも見てくれると嬉しいのでよろしくね。

それではここまでありがとう!

426: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/28(木) 03:21:06 ID:XGiXr6HU
乙乙
頭悪すぎワロタ
あとミーナかわいい
あっちも楽しみにしてます

429: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/29(金) 00:58:46 ID:OPIAMnjg
面白かった。ダズ対フランツ見てみたい。いつか続きを書いてください。乙。

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引用元: サムエル「全員立体機動に移れッ!!」

[ 2013年11月29日 13:00 ] [二次創作 サ行]進撃の巨人 | TB(0) | CM(0)
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