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男「オレと幼馴染の楽しい一日」

1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30 01:15:17 ID:cZoSuGCc0
   オレと幼馴染の家は、隣合わせだ。



男(つまり、常に死と隣り合わせだということだ)

男(ちなみにオレは今、睡眠状態にある)

男(にもかかわらず、オレはこのように起きているかのように思考ができている)

男(なぜか?)

男(答えは簡単、睡眠状態でも意識は起床時と同レベルでなければ──)

男(幼馴染に命を奪われてしまうからだ)

男(もし一瞬でも無意識になってしまえば、あの女は確実にそのスキを突くであろう)

5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30 01:20:48 ID:cZoSuGCc0
   幼馴染は、毎日オレを家まで起こしに来る。



幼馴染「…………」スッ…

便宜上『スッ…』と表現しているが、全くの無音である。

幼馴染「永眠(おやすみ)なさいッ!!!」

バオッ!!!

挨拶と同時に、ベッドで横たわる男の顔面めがけ、つま先での全力蹴り。

命中すれば、幼馴染のつま先が男の右頬から左頬を串刺しにするであろう。

バババッ!

蹴りは外れた。

男「なかなかのスピードだ……お速(はよ)う」チャキッ

幼馴染「チィッ……なかなかの反応速度ね。お速(はよ)う」ザッ…

9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30 01:24:15 ID:cZoSuGCc0
   幼馴染は、毎日オレのために包丁を振るってくれる。



よく研がれた──日本刀以上の切れ味を誇る一品である。

幼馴染「シィッ!!!」シャッ

ビュアッ!

最短距離で心臓を突いてきた。

男「ぬッ!」バッ

ビュアオッ! ビュオッ! ビュバババッ!

ヒザ、太もも、アキレス腱と、立て続けに刃が襲う。

男(下半身を狙ってる……? なるほど……先に機動力を奪うつもりかッ!)

起きぬけの悲しさか、男は大きく読み違えてしまった。

10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30 01:28:18 ID:cZoSuGCc0
   オレと幼馴染はよく笑い合う。



幼馴染の狙いは下半身──と決めつけた次の瞬間!

ザンッ!

男「ぐう……ッ!」ブシュウゥゥゥ…

幼馴染「い~い感触だわァ……」ニィ…

男「や、やるじゃないか……ッ」ニィ…

男の頸動脈は、完全に切断されていた。

これには男も苦笑い。

しかし、男はまるで焦っていない。

男(机の上にある木工用ボンドで──首を接着ッ!)ベタッ…

男「止血……完了」ニィ…

幼馴染「コイツ、味なマネを……ッ」

12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30 01:32:34 ID:cZoSuGCc0
   オレは毎日、幼馴染へのパイタッチを欠かさない。



男「つおりゃあああッ!」

ドムッ! ドンッ! ズドッ!

幼馴染の乳房に、正拳突き三連打。

幼馴染「…………ッ」ミシミシ…

幼馴染の顔に汗が浮かぶ。胸骨に亀裂が入ったのだ。

幼馴染「こ、この……エッチ……ッ!」ミシミシ…

むろん、このエッチは『ハードパンチャー(Hard puncher)』の『H』である。

男「男ってのは、みんなエッチなんだよォッ!」

ズドンッ!

13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30 01:37:15 ID:cZoSuGCc0
   オレの想いは、幼馴染のハートを直撃した。



想いとは、殺意。

砕けた胸骨が、四撃目にて幼馴染の心臓に突き刺さったのだ。

幼馴染「──ガハァッ!」ゲボォッ

ビチャチャッ……

心臓に甚大なダメージを受け、血を吐き出す幼馴染。

男(や、やったッ!)グッ

男(幼馴染を仕留めた……ッ! 快挙ッ! 悲願達成……ッ!)ニタァ…

15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30 01:40:33 ID:cZoSuGCc0
   たとえ心が傷ついても、幼馴染の立ち直りは早い。



しかし、数瞬後──幼馴染はもう立ち直っていた。

幼馴染「ナイスな攻撃だったわァ……おかげで目が覚めちゃった」ニコッ

男「!?」

男(コイツ……もう回復している!?)

男(砕けた胸骨も、傷ついたハズの心臓も……ッ)

男(一週間前の幼馴染だったら、今ので仕留めていたハズなのに……ッ!)

男(成長してやがる……!)

幼馴染「女の子ってのはね、少し傷心(※)したぐらいじゃへこたれないのよ!」



※心臓に直接ダメージを受けること。

18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30 01:42:13 ID:mevDfwPfO
傷心ワロタ

19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30 01:44:25 ID:cZoSuGCc0
   オレも幼馴染も、運動をすれば腹が減る。



幼馴染「…………」グゥ~…

男「…………」グゥ~…

グギュルルルルルル……!

グオオォォォォォォォ……!

ギュルルルルァァァァァ……!

二人の腹の音は、専門家の間では魔獣の咆哮とも評されている。

幼馴染「ね、ご飯にしない?」

男「いいよ」

腹が減っては戦はできぬ。休戦である。

ただし燃費が悪いわけではない。

二人とも、絶食状態でおよそ5000時間の連続運動が可能である。

21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30 01:48:44 ID:cZoSuGCc0
   オレの両親は、二人とも海外に行っている。



むろん、武者修行のためだ。

父「キサマがこの州でナンバーワンといわれるマーシャルアーツの使い手だな?」

父「手合わせ願おうかッ!」

米国人「かまいまセーン!」

父「妻よ、キサマは立会をやれ」

父「むろん、オレが死んだら亡骸はナイアガラへと捨ててかまわん!」

母「もちろんよ、アナタ。だって、弱い人に私の夫である資格なんてないもの」

米国人「HAHAHA、ユーたちこそジャパニーズサムライネ!」

今日もどこかで、海外の猛者と死闘を繰り広げているのであろう……。

22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30 01:53:20 ID:cZoSuGCc0
   オレたち二人は、笑顔で朝食をとる。



男「うめェェェェェッ!」ガツガツ…

男「うめェよォォォォォッ!」ボリボリ…

幼馴染「美味しいわァァァァァッ!」ガツガツ…

幼馴染「美味しすぎるわァァァァァッ!」ボリボリ…

ステンレス製の皿に大量に盛られた、生肉と生野菜と生卵。

これを皿ごと平らげる。

生である理由は簡単だ。

調理するのが面倒だからだ。

23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30 01:56:41 ID:cZoSuGCc0
   オレと幼馴染は、一緒に学校に通う。



幼馴染「じゃ、競走しよ」

男「いいよ」

ギャウッ!!!

家から学校までの距離──およそ100km。

二人はこれを、およそ10分で走破する。

ズドドドドドドドドドドドッ!!!

男「お、あそこに友人がいる」

幼馴染「ホントだわ!」

24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30 01:59:12 ID:cZoSuGCc0
   友人は、オレたちにしょっちゅうちょっかいを出してくる。



男「お速(はよ)う」

幼馴染「お速(はよ)う!」

友人「二人並んで登校とは、お熱いねェ~……」

友人「彼女ナシの身としては、ヤキモチを焼いちゃうぜ」

友人「シャアッ!」シュババッ

男と幼馴染それぞれに、亜音速で投げつけられるナイフ。

ババッ!

友人「かわしたか……いい反応だァ~……」

25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30 02:02:32 ID:cZoSuGCc0
   友人は、オレたちにしょっちゅう世話を焼いてくる。



友人「だったら……二人とも焼いちゃうよ……?」チャポン…

友人の右手にはポリタンク。左手にはライター。

ポリタンクの中身は──極めて引火しやすいように改良されたガソリン。

友人「人間のウェルダンってのも、オツなもんだろ?」

友人「そうっ、らァッ!」ブンッ

友人がポリタンクの中身を二人にブチまけようとする。

男(まずい……ッ!)

幼馴染(ここで炎を喰らったら、制服が燃えて全裸で登校することになっちゃう!)

27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30 02:05:33 ID:cZoSuGCc0
   オレと幼馴染は、息がピッタリだ。



呼吸(いき)を合わせ、友人に突っ込む。

男「セイィッ!」

バシィッ!

男がポリタンクを蹴り上げたことで、友人は中のガソリンをモロに浴びた。

友人「OH~……」ビショビショ…

さらに、幼馴染が友人のライターを奪い、火をつけ──友人に投げつける。

ボオワァァァァァッ!!!

男「オ~、燃えてる、燃えてる」

幼馴染「さ、行きましょ。遅刻しちゃうわ」

ドギュンッ!!!

28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30 02:09:29 ID:cZoSuGCc0
   友人はよくダジャレをいう。



業火に包まれ、一人残された友人は──

プスプスプスプス……

友人「……プハァッ、ゲホゲホッ。あっちィ~……学ランが燃えちまった」

友人「ポケットに入れていた餅が、いい具合に焼けてやがる……」モゾ…

友人「うまい」モグモグ…

友人「これがホントのヤキモチってかァ……?」

友人「アハハハハハハハハハハッ!」

友人「アハハハハハハハハハハハハハハハッ!!」

友人「アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハッ!!!」

友人「さて、今日も全裸で登校すっかァ……」ムクッ

30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30 02:13:33 ID:cZoSuGCc0
   学校では、担任の先生が温かい目でオレたち生徒を見守ってくれている。



担任「ソコノ二人、私語ヲシテイマシタネ」

担任「体罰ヲ実行シマス」

ビッ! ジュワァッ!!!

生徒A「ぐぎゃあああああっ!」ボシュッ…

生徒B「あづいぃぃぃぃぃっ!」ボシュッ…

担任の両眼から放たれる熱線の摂氏──実に6500℃。

男と幼馴染の二人でも、これを浴びれば無事には済まない。

男(先生、今日も絶好調だな)

幼馴染(やるゥ~)

31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30 02:15:47 ID:mevDfwPfO
担任wwww

32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30 02:18:44 ID:cZoSuGCc0
   昼食はもちろん、開け放たれている屋上でとる。



男「でさァ~……」

友人「マジかよ?」

幼馴染「面白~い!」

男と幼馴染、全裸の友人の三人でランチを楽しむ。

屋上の高さ──約500メートル。

柵もなければ、注意書きもない。しかも床の摩擦は小さく、やけに滑る。

「落とし合え」といわんばかりの構造である。

男「あ~食った食った、さてやるか」スッ

幼馴染「そうね」スッ

34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30 02:23:34 ID:cZoSuGCc0
   オレと幼馴染は食後の運動を欠かさない。



男「シェイィィィィィッ!」ビュアッ

バシィッ!

男のローキックが、幼馴染の左膝を砕いた。

幼馴染「あうっ!」ガクッ

さらに首相撲に持ち込み、幼馴染の顔面にヒザを叩き込む。

男「セイッ! セイッ! セイッ!」

ゴッ! ガッ! メキィッ!

しかし──

ズンッ……!

幼馴染が弁当を食する際に使用した割り箸が──男の太ももに刺さっていた。

男「…………ッ!」

36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30 02:27:00 ID:cZoSuGCc0
   オレは幼馴染と恋に落ちた。



幼馴染「スキありィッ!」ババッ

幼馴染「シィィッ!」

ドゴォッ! ザクッ! ベチィッ! バキィッ! ゴッ!

幼馴染の猛反撃。

男の全身に鋭い打撃が突き刺さる。

男(まずい……こうなると幼馴染は手がつけられないッ! 反撃不可ッ!)

男(戦場を移し、流れを変えなければ!)ダッ

男は戦場を移すべく、幼馴染を捕えるとそのまま屋上から飛び降りた。

友人「ついでに俺も落ちるかァ……」ピョンッ

※一文目の『恋』が『故意』の誤りでした。訂正してお詫び申し上げます。

37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30 02:31:29 ID:cZoSuGCc0
   昼食後、オレたち三人は寝そべる。



屋上の下にある地面は、金剛石(ダイヤ)よりも硬く、ゴムより壊れにくい。

材質は、謎である。

男「うぐ……ッ」ピクピク…

男は横たわった姿勢で落ちたため、全身の骨に亀裂が入っていたが無事であった。

幼馴染「あがが……ッ」グググッ…

幼馴染は足から落ちたため、両足がぐにゃりと曲がっていたが無事であった。

友人「く、首が……ッ」ビクビクッ

友人は頭から落ちたため、首の骨が折れていたがもちろん無事であった。

38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30 02:35:14 ID:cZoSuGCc0
   放課後、幼馴染は部活に入っているのでオレと一緒には帰らない。



幼馴染は文学部所属である。

図書室で、熱心に読書をこなしている。

幼馴染「へぇ~、この部位に打撃を与えると、嘔吐させられるんだ」

幼馴染「ちょっとやってみていい?」

女友人「うん、いいよ」

幼馴染「チェリャァッ!!!」シュッ

ズンッ……!

女友人「ゲハァッ!!!」

女友人「ゲボォ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ッ!」ゴロゴロ

幼馴染「すっごぉ~い! のたうち回ってる!」

国語教師「胃液(ガストリックジュース)まみれの図書室……実にいい光景ね」ニコッ

40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30 02:39:52 ID:cZoSuGCc0
   オレと友人は、帰り道にあるゲームセンターに寄るのを日課にしている。



ワアァァァァァ……!

「やれーっ!」 「ブッ殺せーっ!」 「血を見せろーっ!」

ボクサー「ふむ、若いのにいいツラ構えだ」ザッ

男「来い……」ザッ

究極の試合(ゲーム)──素手の人間同士のぶつかり合い。

この闘技場(ゲームセンター)では、殺人すらも許容される。

友人「頑張れーっ!」

全裸で応援する友人。

もちろん羞恥心はあるが、服を着るおっくうさと比較すればどうということはない。

実況『デスゲーム──試合開始(スタート)ッ!』

41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30 02:42:29 ID:cZoSuGCc0
   オレはたまにウソをつく。



男「ボクサーか……なら、拳でお相手しよう!」スッ

ボクサー「潔いな……」スッ

男「ハイヤァァァッ!!!」

ズドンッ!

男の蹴りが、ボクサーの股間にめり込んでいた。

白目をむき、崩れ落ちるボクサー。

ボクサー「あがぁ……っ!」ドザァッ…

カンカンカンカンカン……!

ゴングが鳴る。

男の圧勝であった。

42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30 02:45:35 ID:cZoSuGCc0
   オレはしょっちゅう悪い人間にからまれる。



女ボス「ふざけるんじゃないわよ!」

女ボス「こんな試合(ゲーム)、納得できないわ」

女ボス「私、あのボクサーに大金を賭けていたのよ……大金をね」

女ボス「お前たち、あの卑怯者を殺してしまうのよ!」

マフィアA「ヘイ、ボス!」ジャキッ

マフィアB「ハチの巣にしてやりますぜ!」ジャキッ

マフィアC「キルユー!」ズシッ

機関銃やショットガン、バズーカ砲といった武器で、武装したマフィアたち。

男「ちっ……ゾロゾロ出てきやがって」

友人「ど、どうする!? だって俺、全裸なんだぜ!?」

43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30 02:48:32 ID:cZoSuGCc0
   このゲームセンターでは、ケンカが日常茶飯事である。



ドゴォォォンッ! ズガァンッ! ドォォォンッ!

ガガガガガガガガガガ……!

闘技場(ゲームセンター)は、瞬く間に戦場となった。

男と友人は襲いかかる弾丸を無数に浴びたが、どうにか無事であった。

男「大丈夫か!?」

友人「かろうじて乳首だけは守ってるぜ!」

男(クソッ……数が多すぎる!)

男(逃げようにも、出口は封鎖されているし……)

男(友人は自分の乳首を守るので精一杯だ……)

男(もう一人……オレと同じぐらいの力量を持った奴がいれば)

男(この窮地を切り抜けられるんだが……)

44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30 02:51:45 ID:cZoSuGCc0
   オレたちは目で見ずとも、お互いのことが分かる。



バキィッ! ドゴォッ! グシャッ!

「うげぇっ!」 「ぎゃふっ!」 「ピギャアッ!」

あらぬ方向からの攻撃で、マフィアたちが倒されていく。

女ボス「な、なんなの!? 私の部下が次々と……!」

男(この極めて残虐な打撃リズム、打撃音、まちがいない!)

男(──幼馴染だ!)

幼馴染「なにやってんのよ、だらしない!」ザンッ

男「幼馴染、来てくれたのか!」

45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30 02:56:53 ID:cZoSuGCc0
   幼馴染はツンデレである。



男「部活もあっただろうに、よく来てくれたな」

幼馴染「か、勘違いしないでよねっ……アンタを倒すのはこの私なんだから!」

幼馴染「それに──」

マフィアA「死ねっ!」シュッ

幼馴染「甘いッ!」パシッ

マフィアのナイフを華麗にさばくと、幼馴染が拳を放つ。

ドズッ……!

マフィアA「ウゲェ~~~~~~~~~~~ッ!」ビチャビチャ…

幼馴染「本で読んだ急所を、試してみたかっただけなんだからっ!」

男「この……ツンデレ女め!」

ツンとデレ──攻めと守り。格闘技の基本にして原点である。

ゆえにツンデレに分類される女性は、皆格闘技の達人と結論づけることができる。

46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30 03:00:43 ID:cZoSuGCc0
   オレと幼馴染は、祭りが大好きだ。



男「マフィアども全員……血祭りにあげるぞ!」

幼馴染「うんっ!」

ドゴォッ! ベキィッ! ガスッ! ドガァッ! ボグッ!

ボキィッ! ミチィッ! ドリュッ! ズボアッ! ガゴンッ!

ギャアアァァァァァ……!



女ボス「ひぃぃ……なんでこんなことに……」ガタガタ…

友人「しゃぶれよ」ブラン…

女ボス「イヤァァァァァッ!!!」

友人と女ボスは後に大恋愛の末、結婚することになるが、それはまた別の話……。

47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30 03:04:12 ID:mevDfwPfO
結婚すんなwww

48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30 03:06:41 ID:cZoSuGCc0
   友人と別れたオレと幼馴染は、手を繋いで一緒に帰る。



幼馴染「ね、手つなごっか」スッ…

男「そだな」

ギュウウゥゥゥゥゥ……!

ミシミシ……!

ギュムゥゥゥゥゥゥ……!

むろん、握力対決のためだ。二人の手が軋む。

もし力を抜けば、たちまち骨ごと手を握り潰されるであろう。

男(コイツ……ッ! また握力あげやがったな……ッ!)ミシミシ…

幼馴染(トレーニングは怠っていないようね……ッ!)ギシギシ…

緊張と興奮で、みるみる脂汗まみれになる両者の手。

49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30 03:09:42 ID:cZoSuGCc0
   夜、オレと幼馴染は二人で宿題をやる。



男「この計算は、こうじゃないか?」

幼馴染「えぇ~? こうでしょ?」

男「いや、こうだッ!」シュッ

不意を突き、男が目突きを放つ。

ドボォッ!

しかし、カウンターの中段蹴りが、男の腹に突き刺さっていた。

男「ぬぅ……ッ!」

幼馴染「どうしたの?」

男(今の蹴りでズボンの中に出た……宿便ッ!)

50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30 03:13:20 ID:cZoSuGCc0
   夜も深まり、オレと幼馴染はベッドの上でいいムードになる。



幼馴染「ね、しよっか」

男「いいよ」

微笑みあう二人。

幼馴染「とったァァァッ! 腕ひしぎ逆十字ッ!」ギュッ…

男「なんのッ!」バババッ

男「チョークスリーパーッ!」ギュゥ…

幼馴染「くぅ……ッ!」

幼馴染「これしき!」バババッ

幼馴染「アキレス腱固め!」ギュゥ…

男「OH~~~~~~~~~~~~~ッ!」ミリミリ…

ベッドの上で、数時間に渡って濃密に絡み合う二人。

51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30 03:17:00 ID:mevDfwPfO
なんなんだよお前ら

53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30 03:18:18 ID:cZoSuGCc0
   最後はもちろん、抱き合う。



互いのアバラ、背骨、内臓が圧縮され、悲鳴を上げる。

ギュムゥゥゥゥゥ……!

メキメキメキメキ……! ミシミシミシミシ……!

男(幼馴染の肉体って、こんなに柔らかいんだなぁ……)

幼馴染(男の体……また一段とたくましくなったみたい!)

男&幼馴染(だからこそ──)

男&幼馴染(潰す価値があるッ!)ギュウウ…

メリメリメリメリメリ……!

54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30 03:20:05 ID:YygkanXq0
センスが溢れ出てるな

55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30 03:23:21 ID:cZoSuGCc0
   そして、オレたちは──



幼馴染「ハァ、ハァ、ハァ……」

男「ゼェ、ゼェ、ゼェ……」

幼馴染「そろそろ家に帰るわね」

幼馴染「私たちに安息なんてないから、“おやすみ”なんていわないわよ」

男「分かってるよ。お前、それを毎日いってるもんな」

幼馴染「あと、これも毎日いってるけど……私、アンタのこと大好きよ」

男「オレもお前のこと、大好きだよ」





                       男「オレと幼馴染の楽しい一日」 完

57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30 03:25:54 ID:YygkanXq0
乙!勢いがあってよかった

58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30 03:28:08 ID:mevDfwPfO
ちゃんと愛し合っててよかった
乙!

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引用元: 男「オレと幼馴染の楽しい一日」

[ 2013年12月01日 13:00 ] [オリジナル]幼馴染 | TB(0) | CM(0)
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