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男「泣き…デレ…?」

1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/13(木) 20:25:36 ID:z.vv/iiE

 -校舎裏-


男「君があの手紙をくれた人かな?」

女「!?」

女「う…」ジワ…

男「え?」

女「うわぁぁぁぁぁあぁん…」ポタポタ

男「えぇっ!?何で泣くの!?」

女「ふわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…」タッタッタ…

男「なんだったんだ…」



元スレ http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/14562/1355397936/
2: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/13(木) 20:27:09 ID:z.vv/iiE


タッタッタ

女「ぐす…」ピタ

女「やっぱりダメだった…」グシグシ

女「男君のこと想うと何故か泣いちゃうよ」

女「わたしの気持ちを伝えたいだけなのに…」

女「たった一言『好きです』って」

女「男君…」

3: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/13(木) 20:30:12 ID:z.vv/iiE

 -翌日-


男「久しぶりに早く起きてしまった…」トコトコ

男「まぁいいんだけど」

男「それにしても昨日の子はどうしたんだろう?」

男「俺を見るなり泣かれたしな…」

男「もしかして怖い顔してたのか…?」

男「ああやって呼び出されるの初めてだったし…」

男「緊張してたのは認めるが…」

男「気になる…気になる…」

4: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/13(木) 20:33:27 ID:z.vv/iiE


女「男君には昨日悪い事したなぁ…」テクテク

女「できたら謝りたいな」

女「謝って、それからもう一度…」

女「頑張ろうっ」グッ

女「また手紙書こうかな…」

女「でも二回も同じだと怪しまれちゃうかぁ」

女「偶然1人でいるって事ないかな…」

5: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/13(木) 20:37:46 ID:z.vv/iiE

男「あ、昨日の…」

女「あ…」

男「突然走っていったけどあれは…」

女「うっ…うっ…」ジワ…

男「え?」

女「ふわぁぁぁぁぁぁぁ…」ポタポタポタ

男「ちょ…またかよっ!?」

タッタッタッ

男「どういうことなの…」

6: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/13(木) 20:41:15 ID:z.vv/iiE


女「すん…」

女「またやっちゃった…」ズーン

女「どうしてだろう…」

女「どうしても我慢できなくなるんだよね」

女「これじゃ会話もまともにできない…」

女「泣かないように特訓しようかな」

女「うんっ!!そうしよう!!」

女「でも何すればいいんだろう」ズーン

7: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/13(木) 20:44:26 ID:z.vv/iiE

 -教室-


男「はぁ~」

友「どうした、元気ないな」

男「昨日手紙もらったんだけどさ」

友「もしかしてラヴレターとか言わないよな?」

男「正直どうなのかも分からん…」

友「なんじゃそりゃ?イタズラか?」

男「お前じゃあるまいし」

友「俺、出始めでいきなりイタズラキャラ設定?」

8: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/13(木) 20:48:04 ID:z.vv/iiE

男「顔見た瞬間泣かれたんだ」

友「おいおい、社会の窓は閉めていけよ」

男「脳漿搾り出して飲ませるぞ」

友「何その新しい拷問!?」

男「泣かれてそのまま走って逃げた」

友「さっぱり分からんぞ」

男「俺にもさっぱりだよ…」

9: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/13(木) 20:51:28 ID:z.vv/iiE

友「でも、間違いなくその…性別は?」

男「別クラスの女子だと思う」

友「その子に手紙もらったのは間違いないんだろ?」

男「指定された場所にあの子しかいなかったし…」

友「じゃあ実は昔の知り合いとか?」

男「エロゲーのしすぎじゃね?」

友「うるさい黙れ黙れ!!」

10: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/13(木) 20:56:21 ID:z.vv/iiE

友「でもありえなくはないぞ」

友「『私のこと覚えてくれてないの…悔しい!!』」

友「って泣かれたのかもしれんだろ」

男「やっぱりエロゲーの…」

友「真面目に答えてるのにこの扱いだよ!!」

男「イタズラキャラだからそうかと思って」

友「その設定マジで通すつもりか!?」

11: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/13(木) 21:00:07 ID:z.vv/iiE

男「それに通学途中でも同じ事があった」

友「…やっぱ嫌われてるんじゃね?」

男「それだと手紙出す意味がないだろ」

友「それは実は別の誰かだったとか」

男「確かにあの子が本人かは確認してないが…」

友「ほれ見ろ」

男「だとしたら泣かれた意味は?」

友「強○魔に見えた」

男「コイツ…マジ脳漿飲ませたろか…」

12: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/13(木) 21:50:09 ID:z.vv/iiE

ー隣の教室ー


女「はぁぁぁぁぁ」

女友「何なっがい溜息ついてるのよ?」

女「いやね、昨日の件で失敗しちゃって…」

女友「あぁ、断られたの?」

女「それ以前の問題だったよぉ…」

女友「渡した相手違った?」

女「女友ちゃんは間違ってない…」

女友「渡すの人まかせにするとは思わなかったけどね」

女「すいませんでした!!」ドゲザー

13: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/13(木) 21:53:30 ID:z.vv/iiE

女友「じゃあどうしたってのよ?」

女「えっと…」

女友「5、4,3,2,1…」

女「え、時間制限あるの!?」

女友「で?どうなのよ?」

女「うん、走って逃げちゃった」

女友「あんたアホでしょ?」

14: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/13(木) 21:58:51 ID:z.vv/iiE

女「ホントはもっと別の理由あるんだけど」

女「いざ目の前にいられると怖くなって…」

女友「そんなのでよく告白しようとしたわね…」

女「だって…しゅきだもん///」

女友「肝心な部分噛むとか、ホントダメ子ねあんた」

女「アホとかダメ子とか言いすぎだよ!?」

女友「手紙出しといて敵前逃亡とかダメ子すぎるのですが」

女「そうですよね」ズーン

15: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/13(木) 22:01:56 ID:z.vv/iiE

女友「確実にあっちは気にしてるわよ」

女「うぅ…そうだよね」

女友「ちゃんと話して来なさいよ」

女「うん…でも…」

女友「でも、なに?」

女「ううん、なんでもない」

女(見ただけで泣くなんて言えないよね…)

16: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/13(木) 22:06:06 ID:z.vv/iiE

 -運動場-


友「そっちボールいったぞ!!」

男「よしっ!!まかせろ!!」ダダッ

スカッ

男「…」クネクネクネ

友「空振った挙句、カズダンスすな!!」

男「…ボールちゃん待てーっ!!」ダダダッ!!

友「逃げた上に台詞がきめぇ!?」

17: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/13(木) 22:10:53 ID:z.vv/iiE

女「あ、男子はサッカーやってるんだ」タッタッタ

女友「マラソンよりはマシだと思うけどね…」タッタッタ

女「あ、ボールが…」

女友「あらあれ、あなたの大好きな男君じゃん」

女「う…ぐ…!!」ジワ… ダダダッ

女友「ちょ…待ちなさいって!?」

女(こんな所で泣きたくないっ…)グスッ

18: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/13(木) 22:16:31 ID:z.vv/iiE

女友「はい、ボール」

男「あ、さんきゅ…ってあの時の」

女友「手紙読んだ?」

男「え、あぁ」

女友「あの子逃げたんだって?」

男「顔見た瞬間ダッシュされたよ…」

女友「本当のようね…」

女友「実はイタズラしたとか?」

男「お前は何言ってるんだ」

19: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/13(木) 22:23:17 ID:z.vv/iiE

女友「本当に何事もなくすぐ逃げたの?」

男「えっと、何かいきなり泣かれたんだが…」

女友「はぁ?」

男「俺が声かけた瞬間…」

バシッ!!

男「ぶべっ!?」

女友「やっぱりなんかしたのかこの変態!!」

男「どうしてこうなった…」

20: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/13(木) 22:29:02 ID:z.vv/iiE

女友「真面目そうだったのにそんな事するなんて…」

男「そんな事ってどんなだよ…」

女友「こっちは真面目に言っている!!」

バシーン!!

男「いてぇよ!!」

男「無実の罪でここまでされたらさすがに俺も怒るぞ!!」

女友「逆ギレするの?最低ね」

男「見てもないのに好き勝手言ってるからだろうが!!」ガシッ

21: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/13(木) 22:35:11 ID:z.vv/iiE

友「はいストップ」グイッ

男「離せ!!友!!」

友「お前は戻ってろ」

男「離せって言ってるだろうがっ!!」

友「周り見ろ」

ザワザワザワ

男「くっ…いつの間に…」

友「分かったら戻れ」

男「…ちっ」トコトコ

22: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/13(木) 22:41:37 ID:z.vv/iiE

友「あんたはあとで話があるから」

女友「…分かったわよ」

友「これだけ言っておくわ」

友「あいつは平気で人を傷つけるような真似はしない」

女友「…」

友「決め付けだけで判断するのはやめておけ」

女友「そうね…」トコトコ

友「やれやれ」

23: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/13(木) 22:53:07 ID:z.vv/iiE

 -教室-


男「…」ムスー

友「まーだ怒ってんのか?」

男「さすがにあれは誰でも怒る…」

友「女相手に手ぇあげようとしなかったか?」

男「…」

友「まぁお前の気持ちは分かるよ」

友「あとで彼女と話し合い決定な?」

24: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/13(木) 23:05:28 ID:z.vv/iiE

男「あいつの顔見たくねぇ…」

友「また殴ろうとするからか?」

男「じゃあかわりに友がサンドバックな?」

友「マジ鬼畜」

男「俺二回引っぱたかれたのはどうすれば…」

友「だからと言って女を殴ろうとするな」

男「じゃあかわりに…」

友「やっぱり俺の扱いひどくね?」

25: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/13(木) 23:11:54 ID:z.vv/iiE

 -隣の教室-


女「さっきは逃げてごめん」

女友「別にいいよ」

女「なんかさっきから機嫌悪くない?」

女友「別に」

女「…頑張りたい気持ちは分かるけど無理しちゃダメだよ」

女友「いや、アレじゃないから…」

女「まだだったかぁ」

女友「女同士とはいえそれネタにするのやめなさい」

26: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/13(木) 23:18:03 ID:z.vv/iiE

女「でもホントなんかすごく機嫌悪そう」

女友「さすがに付き合い長いと分かるみたいね」

女「中学からだもんねー」

女友「でもあんたは未だに分からないわ」

女「え?わたし単純だから分かりやすいよ?」

女友「それは自分が言うべきじゃないだろJK」

27: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/13(木) 23:26:20 ID:z.vv/iiE

女友「今日のお昼は私いないから」

女「どこ行くの?」

女友「ちょっと呼び出されててね」

女「まさか女友も告白を!?」

女友「それだったらいいけどね…」

女「あ、機嫌悪くなった」

女友「と、いうわけで自由にしててよ」

女「じゃあ自由についてくっ」

女友「…やっぱアホね」

28: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/13(木) 23:33:19 ID:z.vv/iiE

 -昼 中庭-


友「来てくれたようだね」

女友「まぁね」

男「…」ムスッ

友「とりあえず言う事ない?」

女友「あの時は叩いて悪かったわ…」

男「え?」

友「謝ってんのに何だその反応」

女友「もう一発叩いたほうがいいのかしら?」パシンパシン

男「…真面目な話じゃなかったのこれ」

29: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/13(木) 23:38:06 ID:z.vv/iiE

女友「さすがにあれはやりすぎたわ」

女友「ごめんなさい」

男「あ、あぁ…もういいよ」

友「よし、じゃあ仲直りの握手をどうぞ」

男「元から別に仲良くはなかったが?」

女友「何せ二回しか話した事ないしね」

友「なんだそれちくしょう!!」

30: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/13(木) 23:46:33 ID:z.vv/iiE

友「で、何が原因だったわけ?」

女友「私の友達泣かせたって聞いたから」

友「それでカッとなってやったわけか」

女友「反省はしたけど後悔はしてない」

男「そこは後悔もしろよ!!」

女友「なんかすっきりしたし」

男「ひでぇ!?」

31: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/13(木) 23:52:37 ID:z.vv/iiE

友「んで、実際のところどうなんだ?」

男「いやホント俺にも分からないんだって…」

男「いきなり涙ぐみだして号泣だったし」

友「で、走って逃げていったと?」

男「そういうことだ」

女友「あの子何がしたいのかしら…」

男「俺が聞きたいよ…」

32: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/13(木) 23:59:10 ID:z.vv/iiE

男「手紙で呼ぶには理由あると思うけど…」

女友「その理由は知ってるよ、私」

男「じゃあ教えてくれっ」

女友「教えたら意味ないし」ボソッ

男「なんだって?」

友「俺も聞こえんかった」

女友「モテない男ってこういうものか…」

33: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/14(金) 00:07:56 ID:XDWjPpgw

女友「今、気になるのはあの子が何故泣いたかって事よ」

友「呼び出した理由分からねぇとどうにもならなくね?」

女友「それ無視しても会った瞬間泣くのはおかしいでしょ?」

男「俺の顔が怖かったのかもしれん…」

女友「はぁ?」

友「少なからず下心というものがあってだね…」

男「ちょっと頭貸せや!!飲ませたるっ!!」

友「まだそのネタ引っ張るの!?」

34: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/14(金) 00:13:05 ID:XDWjPpgw

男「正直下心はあったのは認める…」

女友「男子って大体そういうものよね」

友「おっと、男子株急落したっ」

男「お前はふざけてるのか真面目なのかどっちかにしろ」

友「まぁホントは俺無関係だし?」

男「殴っていいか?」

女友「私にも殴らせて」

友「いや、元々お前らがケンカしたからだろ!?」

35: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/14(金) 00:20:15 ID:68eW55/o
掛け合い良い

36: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/14(金) 00:21:34 ID:XDWjPpgw

男「マジなところ、俺どうしたらいいんだろう?」

女友「あの子と話すればいいと思うけど」

男「でも、二回会って二回とも泣かれてるわけだが…」

友「よっ!!女泣かせ!!」

女友「この人、コロコロ変わるけど元々こんな性格なの?」

男「普段はエロゲ脳のイタズラキャラだからな」

友「なんかレベルアップしとる…ダメな方向に…」

37: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/14(金) 00:28:24 ID:XDWjPpgw

 -一方その頃-


女「1人は寂しいよ…」

女「楽しく1人でご飯食べてやる!!」

女「うわぁ!!このから揚げおいし~!!」

女「このヒジキも味が浸みてていい感じだね!!」

女「この…この…」プルプル…

クラスメート「えっと、女さん…一緒に食べようよ」

女「うん…ありがと…」グスン

38: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/14(金) 00:35:17 ID:XDWjPpgw

 -放課後-


男「帰るか」

友「あれ、あの子と話しないのか?」

男「無理だろ…」

友「でも、女友さんが校門前に待たせるらしいぜ」

男「マジかよ…」

友「気になってるなら会ってみろって」

男「もう絶望するのはイヤでござる!!」

友「そこまでダメージでかかったのか…」

39: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/14(金) 00:40:40 ID:XDWjPpgw

 -校門前-


女友「ちょっとここで待ってて」

女「女友が忘れ物なんて珍しいね」

女友「まぁ人間だし、忘れる時もあるわよ」

女友「じゃあ頑張ってね」タッタッタ…

女「え?今なんて…」

女「男君、もう帰ったのかな…」

男「…えっと」ポリポリ

女「!?!?!??!」

40: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/14(金) 00:48:33 ID:XDWjPpgw

女「あ…ひぐっ…」ジワッ

男「だから何で泣くんだよ…」

女「ご…なさ…ふぇぇぇぇぇぇん」ポロポロポロ

男「俺が何したってんだよ…」

男「ほら、こんな所で泣くと迷惑に…」スッ

バシッ!!

男「!?」

友「本当に泣いてる…外野から見ても原因分からんな」

41: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/14(金) 00:53:43 ID:XDWjPpgw

女「あ…なん…で…うわぁぁぁぁぁぁん!!」ダッ!!

男「お…おいっ」

男「ホントどうなってんだよ…クソッ!!」

バンッ!!

男「ってぇ…」ジンジン

友「痛いなら壁叩くなよ…」

男「じゃあお前ならいいか」グッ

友「俺、本当にお前とダチなの…?」

43: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/14(金) 00:59:32 ID:XDWjPpgw

女友「あれ、あの子は?」

男「すまん、また泣かせた…」

友「このバカっ!!」ブンッ

バシッ!!

友「へぶしっ!!」

女友「空気読みなさいよ」フリフリ

男「あんた容赦なさすぎだろ…」

44: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/14(金) 01:04:26 ID:XDWjPpgw

女友「また走って行ったの?」

男「あぁ…」

女友「これはちょっと普通じゃないわね…」

男「でも、少しだけしゃべろうとしてたわ」

男「何言ってんのかは分からんかったけど…」

女友「ごめん、あの子追いかけるわ」タッ

友「冗談抜きであの子に何もしてないのか?」

男「した覚えはないよ…」

45: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/14(金) 01:10:33 ID:XDWjPpgw

 -住宅街-


女「はぁはぁ…ぐすっ」

女「やっぱりわたしはダメ子なんだ…」

女「もう自分がイヤになるよ…」

女友「女!!」タッタッタ

女「!?」ダダッ!!

女友「ちょ、待ちなさい!!」ダダダッ!!

女(ダメ!!来ないでっ!!)

46: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/14(金) 01:15:40 ID:XDWjPpgw

女「はぁはぁはぁ…」

女「振り切った…?」

女「女友…ごめん…」

女「今はあまり顔見てほしくないんだ…」

女「こんなひどい顔…」

女「訳も分からず泣く子なんか嫌われるだけだよ…」

女「しかも今日はつい叩いちゃった…」

女「もうイヤ…だ…」ズルズル

47: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/14(金) 01:24:16 ID:XDWjPpgw

 -再び校門前-


男「なぁ、俺ってそんなひどい顔してるか?」

友「いいや?」

男「こういうときだけ空気読むのな?」

友「ひでぇ…」

男「どう考えても俺が嫌われてるようにしか見えないんだよな」

友「でも無実なんだろ?」

男「そうだよ…いい男だよ」

友「お前こそ空気読め」

48: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/14(金) 01:28:59 ID:XDWjPpgw

男「これ以上あんなの見せられたら」

男「どうにかなってしまいそうだわ…」ガシガシ

友「男…」

男「ふぅ…じゃあ帰るか?」

友「そうだな」

友(空気読んでも何も言えない俺がいる…)

男(このままだとあの子の事嫌ってしまいそうだ…)

51: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/14(金) 08:22:22 ID:c4EhhLoY
とりあえず女友がうざすぎ。殴らせろよ

55: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/14(金) 21:44:48 ID:XDWjPpgw

 -翌日 通学路-


男「なんか学校行くのがイヤになってる…」トボトボ

男(正確にはあの子に会うのが…か)

男「だからといってサボるのもあれだしな」

女「…」テクテク

男「!?」サッ

男(とっさに隠れてしまった…)

男(なんか寂しそうだな)

56: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/14(金) 21:47:22 ID:XDWjPpgw

男「行ったか…」

男「別に顔も悪くないし、スタイルもいい方だ」

男「性格は…分からん」

男「普通に可愛いといえる子なんだけどな」

男(そんな子が何故俺の前でだけ泣くのだろう…)

女友「ちょっと独り言多いね、君は」

男「ひゃっはーいっ!?」

女友「どんな叫び声よ…」

57: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/14(金) 21:49:54 ID:XDWjPpgw

男「う…昨日あれからどうなったんだ?」

女友「さりげなく流したわね」

女友「逃げられたわ」

男「え」

女友「体育の時も似たような事あったのよね」

男「あの時か」

女友「あの子は何を隠してるのかしらね…」

58: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/14(金) 21:52:55 ID:XDWjPpgw

男「友人なんだったら何かしら分かるんじゃないか?」

女友「随分と付き合い長いけど」

女友「今回の件だけは何も分からないわ」

男「…そうか」

女友「とりあえず学校行ってあの子に話聞いてみるわ」

男「あぁ」

男(友人にすら隠す何か…か…)

59: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/14(金) 21:58:15 ID:XDWjPpgw

 -校内の売店-


男「えらい混んでやがるな」

友「いつもの事だろ」

男「友、今なら蹴散らすチャンス!!」

友「俺を何だと思ってるんだ…」

男「友無双が見れると思ったんだが…」

友「学校で何が悲しくてジェノサイドしないといけないんだ!?」

友「つーかんな事できるか!!」

男「チャラララーッ、友のツッコみレベルが15上がった」

友「レベルが15アップってすごいな!?」

60: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/14(金) 22:02:29 ID:XDWjPpgw

男「あ」

女「あ」

女「ふぇっ…」ジワ

女「あぁぁぁぁぁぁん…」ポロポロ

男「おい…」

女「……さい…わぁぁぁぁぁぁん…」ダッ

男「…」イライラ

61: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/14(金) 22:10:01 ID:XDWjPpgw

友「何度見てもひどいな…」

男「悪い…1人になってくる…」トボトボ

友「え、分かった…」

友「思いつめるなよっ!!」

男「あぁ…」トボトボ

男(友、お前はいい奴だな…)

男(でも今は1人じゃないと爆発しそうだ…)

62: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/14(金) 22:14:46 ID:XDWjPpgw

 -同時刻 校舎裏-


女「はぁはぁ…」

女「なんでだよぉ…」ズルズル ペタリ

女「もうやだよぉ…」ポロポロ

女「こんなのじゃ嫌われちゃうよぉぉぉ…」ポロポロポロ

女友「ここにいたのね…」

女「!?」

女友「逃げないでよ」

63: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/14(金) 22:19:55 ID:XDWjPpgw

女「…」

女友「あんたねぇ」

ゴツン!!

女「いたっ」

女友「今まで避け続けた罰」

女「ごめんなさい…」

女友「…あんた、頭固すぎ…」ズキズキ

女「何で殴った方が痛そうなの…?」

64: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/14(金) 22:24:39 ID:XDWjPpgw

女友「単刀直入に言うわ」

女友「何であの人の前だけ泣くの?」

女「…わたしだって知りたいよぉ」ジワ

女友「知らずにそれなの…?」

女「こんなのじゃ男君に近づくことも出来ないよぉ」ポロポロ

女友「…分かった、信じる」

女「ふぇ?」

65: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/14(金) 22:31:44 ID:XDWjPpgw

女友「いや、その泣き癖のようなもの」

女友「冗談じゃなく本気で泣いてしまうっていうのをね」

女「女友ぉ」ガバッ

女友「おっと、いきなり抱きつかないでよ」

女「嬉しいもんっ!!」

女友「はいはい」ナデナデ

66: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/14(金) 22:36:54 ID:XDWjPpgw

女友「でもこのままだとまた同じじゃない?」

女「…」

女「やっぱり諦めるべきなのかな…」

女友「本気で言ってる?」

女「割と本気」

女友「重症ねぇ…」

女友(そういえば…)

67: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/14(金) 22:40:56 ID:XDWjPpgw

女友「泣いてる時って言葉出ないの?」

女「ちょっとぐらいなら…」

女友「だったら会話できるチャンスあるじゃない」

女「でも…」

女友「つい逃げ出してしまう、と」

女「うん…」

女友「ならば特訓しかないね」

女「へ?」

68: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/14(金) 22:47:34 ID:XDWjPpgw

 -廊下-


男「帰ろ」トコトコ

男「ん?」

女『───』

女友『──、────』

男「…楽しそうだな」

男「つーか隣のクラスだったのか」

男「そりゃ体育同じだったし当然だったか…」トコトコ

69: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/14(金) 22:50:12 ID:XDWjPpgw

 -翌日 廊下-


男「おっと」ドンッ

女「きゃっ」ドサッ

男「わりぃ…ぁ」

女「ぁ…」ブワッ

男「ちっ」ダダッ

女「うぅぅ…」グスグス

女「男君…」

70: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/14(金) 22:55:26 ID:XDWjPpgw

 -次の日 売店-


男「おばちゃん!!タクアンパン!!」

女「イチゴコロッケパンください!!」

男「ん?」

女「あぁぁぁぅぅぅぅ…」ポロポロ

男「…」

男「お金ここ置いておくっす…」トコトコ

71: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/14(金) 23:01:30 ID:XDWjPpgw

 -また次の日 教室前-


男「教科書さんきゅ」

隣の生徒「もう忘れんなよ」

男「おう」クルリ

女「!?」ジワ…

男「…っ」

女「…んぐっ!!」ダダッ

男「く…」イライライラ

男(なんだってんだよ…ホント…)

72: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/14(金) 23:09:41 ID:XDWjPpgw

 -住宅街-


男「…」トコトコ

友「じゃあな…」トコトコ

男「あぁ…」

男「…」トコトコ

男(少し寄り道しよう)

男(公園行くか)トコトコ

73: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/14(金) 23:16:12 ID:XDWjPpgw

 -公園-


男「はぁ」ドサッ

男「ここ数日あまり人と話してないな」

男「できるだけ避けてきてたからかな…」

男「だってよ…爆発しそうだから…」

男「関係ない奴に怒鳴り散らしそうなんだよな…」

男(『何も知らないでヘラヘラしやがって』)

男(『俺がどれだけ苦しんでるか分かるのか』てな…)

男「正直…限界かもしれん…」グタ…

74: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/14(金) 23:20:27 ID:XDWjPpgw

男「もうあの女に会うだけで苦痛だわ…」

女「え…」

男「!?」

女「あ…ぅ…」ジワ

女「わぁぁぁぁぁぁぁぁぁん…」ポロポロ

男「…」

男(何かが音を立てて切れた─)

75: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/14(金) 23:27:53 ID:XDWjPpgw

男「お前は…なんなんだっ!!」

男「俺の前で泣いてばっかり!!」

男「俺に何の不満があるんだよっ!!えぇ!?」

男「何か言えるもんなら言ってみやがれぇっ!?」

女「うぐっ…ひぐっ…」ポロポロポロ

女「ごめ…さい…」

女「ひっく…ごめんなさいっ!!」

男「え…」

76: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/14(金) 23:28:46 ID:XDWjPpgw
きょうはここまで。

次の更新で終わると思います。

77: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/15(土) 08:04:35 ID:euhNz8vs

78: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/15(土) 21:29:01 ID:CUPSRHZM

女「男くんはっ…うぐ…なにも…わるく…」

男「…」

男(いつも逃げ出してたくせに…)

女「わたしの…せい…でっ…」ポロポロ

男(一生懸命に言葉を繋いでいる…)

女「ごめんなさいぃぃぃぃぃ」ポロポロポロッ

男「お前…」

女「ゆる…してっ…くださいぃ…」ポロポロポロ

79: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/15(土) 21:32:45 ID:CUPSRHZM

男「ちっ…ちょっと待ってろ」ダッ!!

女「ぁ…」

男(最初から分かってたんじゃないのか…)

男(捕まえて話をすればよかったよかった事だと…)

男「…」ピッ ガシャン

男(もうちょっと落ち着いて話を聞こう)

男(泣きっぱなしでも話は出来るのが分かったことだしな)

80: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/15(土) 21:39:54 ID:CUPSRHZM

女「ぁ…ふぁぁぁぁ…」ポロポロ

男「また俺見て泣くし…」

女「ごめっ…ごめんな…さ…」グスグス

男「さっきは怒鳴って悪かったな、ほら」スッ

男「この状態で飲めるかは知らんがやるよ」

女「あり…がと…ぐすっ」

男「しかしこんなのがはじめての会話とか空しすぎる…」

81: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/15(土) 21:45:23 ID:CUPSRHZM

女「んぐっんぐっ…うぇぇぇぇ…」ポロポロ ゴキュゴキュ

男「泣きながら飲むとか器用すぎるだろ…」

男「もう怒鳴らないし、逃げたりしないから」

男「言いたい事話してくれないか?」

男「ほら、最初手紙くれたのは何か言いたい事あったんだろ?」

女「あっ…ぁぅぅぅぅ…」ポロポロ

82: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/15(土) 21:48:51 ID:CUPSRHZM

男「ゆっくりでいいぞ」

女「んぐっ……き」

男「なんだって?」

女「す…うぅ…」

男「…」

女「好きなんですぅぅぅぅぅえぅっ!!」

男「えっ」

83: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/15(土) 21:52:17 ID:CUPSRHZM

男「予想できたはずなのに何で驚いたんだ俺…」

男(俺なんかがありえないって逃げてたのかもしれん)

女「えぇぇぇぇん…」

男「えっと…」

男「長い会話は難しそうだな…」

男「携帯持ってるか?」

女「ふぇぇぇぇ」コクリ

男「じゃあメルアドと番号交換だ」

84: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/15(土) 21:56:45 ID:CUPSRHZM

男「これでよし」

女「うぇっ…あのっ…」

男「多分それ俺の前でだけなんだろ?」

女「えうっ…」コクリ

男「だったら続きは離れてからだ」

女「うえぇぇぇぇぇぇっ!!」グイッ ブンブンッ

男「意外と積極的な奴だな…」

85: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/15(土) 22:01:09 ID:CUPSRHZM

男「あと、ひとつ試したい事あるから」

男「頼むから離れさせてくれ」

女「ぐす…わかっ…た」パッ

男「んじゃ公園を出てかけるわ」タッタッタ

女「うぅ…?」

男(電話なら話せるんじゃないかと思ったわけだ…)

86: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/15(土) 22:06:36 ID:CUPSRHZM
prrrr

女「!?」ピッ

男『俺だ、どうだ?話せるか?』

女「ふえぇぇぇん…えぇぇぇん」

男『何で顔も見てないのにダメなんだよ…』

男『じゃあメールに切り替える』

女「うえっひぐっあぅっ…」

男『話してるのか泣いてるのかすら分からなくなったぞ…』プツッ

87: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/15(土) 22:13:28 ID:CUPSRHZM

女「男君…頑張ってくれてる…」

女「すごく嬉しい…」ギュッ

女「でも何か忘れてるような気が…」

女「すごく大事な事…」

ユーゴッタメー!!

女「ひゃあっごめんなさいごめんなさい!!」

女「…メールだった///」

88: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/15(土) 22:19:01 ID:CUPSRHZM

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

 メール得意じゃないから

 簡潔にしか出来ん。

 大丈夫かどうか返事をくれ。   男 

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

女「使い慣れてないんだ…」

女「でも律儀にそれを教えてくれるんだね」ニコ

女「返信しなきゃ」カコカコカコ

女「『もーまんたーいっ』っと」

女「送信っ…」ピッ

女「あれ、男君との初送信がこれってどうなんだろ?」

89: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/15(土) 22:22:35 ID:CUPSRHZM

男「ぶっ!!」

男「この一言であいつに対するイメージが壊れたんだが…」

男「でもメールなら問題ないのか」

男「『だったらしばらくこれで会話しよう』と」カコカコカコ

男「メールなんてこれで3回目だ、使ったの…」

男「俺のメール機能は受信専用と化してるからな…」

90: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/15(土) 22:28:03 ID:CUPSRHZM

ピロリロリン♪

男「返信はえぇな」カコカコ

男「ちょ」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

 分かったよ!!これからよろしくねっ

 暇な時いつでもメールしていいかな?かな?

 こっちもいつでも待ってるから!!キャッ

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

男「…実は送信してるの別人じゃね?」

91: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/15(土) 22:32:06 ID:LiLzSZ/g
こいつ…かわいいぞ!

92: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/15(土) 22:36:32 ID:CUPSRHZM
[ここからは面倒なのでメール内容を会話形式で表示します。]



男「なんかお前、俺が思ってたイメージと違うんだが?」

女「えー?普段こんなのだよ、わたし」

男「もっと大人しいと思ってた…」

女「あっはっは、残念だったねっ!!これがわたしの正体だ!!」

男「これはひどい」

女「あ、でもそういうの嫌いならやめる」

男「性格をやめるとか本気で言ってるのか…?」

93: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/15(土) 22:40:20 ID:CUPSRHZM

女「嫌われたくはないのですっ!!す」

男「最後の『す』ってなんだよ…気になるだろ」

女「途中なのに間違えて送信押しちゃいました、てへ」

男「で、何言おうとしたんだ?」

女「すすすすす好きだから!!」

男「そうか…つーかメールでどもるなよ」

女「あれ?やっぱりなんか忘れてる気がする」

男「今の状況説明じゃね?」

女「あーそうでしたすいません吊ってきます」

94: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/15(土) 22:43:01 ID:CUPSRHZM

男「それでなんで俺の前で泣くんだ?」

女「正直わたしにも分からないんだ」

女「男君見たら何故か我慢できなくなって泣いちゃうんだ」

男「こういうのはなんて言うんだろうな…」

男「泣き…デレ…?」

女「泣きデレって何?」

男「俺が勝手に名付けた」

95: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/15(土) 22:49:13 ID:CUPSRHZM

男「でもこれからは泣いても気にしないから」

男「話したいならメールでも会ってでもかまわない」

女「男君…やっぱり優しいな」

男「でもいつから俺を好きになったんだ?」

女「なんとなく!!」

男「よし、本当に泣かせてやろう」

男「そこを動くなよ?今から行く」

女「ごめんなさい、別の意味では泣きたくないです」

96: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/15(土) 22:54:41 ID:CUPSRHZM

女「いつだったかな、男君とぶつかった事があって」

女「謝りながら起こすのに手を貸してくれて…」

女「多分その時からだったと思う」

男「そうか」

女「変…かな?」

男「ありえなくはないだろ」

女「そっか、えへへ…」

97: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/15(土) 22:59:19 ID:CUPSRHZM

 -次の日-


友「やっと話が出来た?」

男「あぁ」

友「とうとうお前にも彼女が出来たか…」

男「え?…あ…」

友「どうした幸せ者?」

男「重大な事忘れてた」

友「『私達結婚します!!』とか?」

男「色んな意味で間違いが起こるから黙れ…」

98: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/15(土) 23:05:19 ID:CUPSRHZM

 ー隣の教室ー


女友「やっと話せたのね」

女「うんっ!!話したいならメールでも会ってでも話すって!!」

女友「特訓したかいがあってよかったわ」

女「悪いけど特訓は意味がなかったー」

女友「男君の顔写真拡大して付けたお面張り付けてた昨日の私に謝れ」

女「ウソです、助かりましたすいません」ドゲザー

99: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/15(土) 23:12:41 ID:CUPSRHZM

女友「これでやっと恋人ってわけね」

女「うん!!…あれ?」

女「何か大事な事忘れてるような…」

女友「キス」

女「いきなりできる人いたら見てみたい」

女友「****」

女「女友ちゃんって結構すごい発言する…」

100: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/15(土) 23:16:08 ID:CUPSRHZM

女友「じゃあ何忘れてるのよ?」

女「ここまで出掛かってるんだけどなぁ」トントン

女友「そこは心臓だ…まだ全然じゃないのっ!!」

女「うぅーん…」

女友「普通、大切な事なら忘れないでしょ」

女友「やっぱりダメ子ね、あんた」

女「ぐすん」

101: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/15(土) 23:21:55 ID:CUPSRHZM

女友「あんた見てると何だか色々疑いたくなってきた」

女「例えば?」

女友「本当に話をしたのかと」

女「したよ~」

女「ほとんどメールでだけど…///」

女友「告白とか」

女「それだってちゃんと…あ!!」

女「それの返事もらってなかった…」

102: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/15(土) 23:25:25 ID:CUPSRHZM

女友「今からもらっていなさい!!ダメ子!!」ドンッ

女「あぅっ…今からは無理無理っ」

男「おいっちょっと話がある」

女「あ…ぐす…」

女「男くぅんわぁぁぁぁぁぁぁ…」

男「やっちまったっ!?やっちまったっ!?」

女友「そういえば、男君いる前で泣いてるの初めて見たわ…」

103: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/15(土) 23:33:28 ID:CUPSRHZM

 -屋上-


男「正直すまんかった…」

女「うぇぇ…いいよぉ…」

男「昨日言い忘れてた事があってな」

女「ぐすぐす…」

女(もしかしてっ!?)

男「俺、メールの返信すごく遅いけど怒らないでくれって事」

女「うわぁぁぁぁぁぁぁん!!」ポカポカ

男「何怒ってるんだ!?」

104: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/15(土) 23:42:10 ID:CUPSRHZM

男「冗談だよ」

男「付き合おうか、俺達」

女「!?うぁ…」

女「あぁぁぁぁぁぁん、あぁぁぁぁぁん…」ギュッ

男「今、いいシーンのはずなんだけど」ポンポン

男「泣き顔しかできないのが1人いて台無しだった」

女「すいませんでしたぁぁぁぁぁ」ドゲザー

105: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/15(土) 23:47:46 ID:CUPSRHZM

友「返事忘れだったのかよ」

女友「二人そろってなにやってんだか…」

友「あんたは彼氏いないのか?」

女友「だが断る」

友「まだ何も言ってないがな!?」

女友「『俺達も付き合うか?』とか」

女友「気持ち悪い事言いそうだったので」

友「どいつもこいつもちくしょう!!」

106: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/15(土) 23:51:18 ID:CUPSRHZM

女「うぇぇぇん」カコカコ

男「泣いてるだけかと見せかけて携帯いじってるのがシュールだ…」

ピロリロリン♪

男「俺にメール送ってたのか」カパッ カコカコ

男「この数字の羅列…何?」


『42673925242D』

『ヒント=16』

107: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/15(土) 23:56:16 ID:CUPSRHZM

女「ぐすっ…教えないもぉん」

男「こういう謎解きは苦手なのに…」

男「大体ヒントまで数字ってなんだよ!?」

女(わざと解けないようなの選んだもん)

女(解いてくれたらもちろん嬉しいけど分からなくてもいいんだ)

女(えへへっ)

108: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/16(日) 00:00:03 ID:.P3osJhY

男「教えろよ!!じゃないと泣かせるぞっ!!」

女「うぇ…もう泣いてる…もぅん…」

男「気になるじゃねぇかよぉ…」

女「分からなくて…うぇぇぇぇぇっ…いいよ…」

男「おしえろぉぉぉぉぉぉぉ…」




  「───っ!!」

110: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/16(日) 00:58:13 ID:Dzwb9HRw

最後の暗号がわからん

111: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/16(日) 01:35:02 ID:xqSkQqO2


十六進法?

114: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/16(日) 09:43:44 ID:.P3osJhY
1です。
分かりにくかったかな…。

>>111の言うとおり16進数で『大好き』って書いてあります。

ちゃんと答えだして終わったららよかったと少し反省。

[ 2013年01月29日 04:00 ] [オリジナル]男・女 | TB(0) | CM(0)
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