P「ハグ一回500円」
P「…嫌ですよ」
小鳥「少しくらい検討してくれもいいじゃないですか!?」
P「小鳥さんは俺をセクハラプロデューサーとして業界から追放したいんですか?」
P「そもそもアイドル達がそんなくだらないことに500円も払わないでしょ」
小鳥「その辺は無問題ですよ。プロデューサーがセクハラで訴えれることも無いしみんな500円くらいならポイッと出すはずです」
P「どこから来るんですかその無駄な自信は…」
小鳥「じゃあ一度試しにやってみません?今から最初に事務所に来たアイドルが500円払ってハグを望んだら…」
P「望んだら?」
P「じゃあもしアイドルが500円払わなかったら今晩の飲み代全額小鳥さん持ちでお願いしますよ」
小鳥「ピヨッ!?」
P「体をはるのは俺なんだから小鳥さんにもデメリットが無いと不公平じゃないですか」
小鳥「ぐぬぬっ…分かりました!独身女の貯蓄をなめないでください!」
P「さぁ~てどこの高級バーに連れて行ってもらおうかな~」
小鳥「(大丈夫よ小鳥…アイドルたちのプロデューサーに対する好感度は尋常じゃない!なんなら500円でも安いくらいだわ!)」
小鳥「じゃあプロデューサーこのホワイトボードを首にかけてください」
『ハグ 10分 一回500円』
P「罰ゲームみたいで恥ずかしいんですが…」
小鳥「これくらいは耐えてください!私も身を切る覚悟なんですから!」
P「分かりましたよ」
ガチャ
事務所に来たアイドル
>>24
P「おはよう貴音(小鳥さん、この勝負俺の勝ちですね…クールビューティ貴音がこんなこと望むわけが無い)」
貴音「事務所にはあなた様しかおられないのですか?」
P「え?小鳥さんが…って居ない!?あれ!?さっきまで居たのに!?(ん?何だこの紙?)」
『私が居たらアイドル達が恥ずかしがる恐れがあるので会議室にて見守ります』
P「(ガチで勝ちに来てるな小鳥さん…そんなに奢るのが嫌か)」
貴音「あなた様…?どうかされましたか?」
P「いやなんでもないぞ!小鳥さんはあれだ!行きの電車でストッキングが伝線したらしくてコンビニに買いに行ったよ!」
貴音「それは…朝から難儀ですね」
P「ま、全くだな!はっはっは!(なぜ俺がフォローを…)」
貴音「…おや?貴方様、それは」ジッ
P「(遂に見つかったか!ここからが勝負ですよ!小鳥さん!)」
P「(お、俺は一体どういうスタンスで居ればいいんだ?変に構えず堂々としてたほうがいいのか?)」
貴音「あの、貴方様」
P「な、なんだ!貴音!」
貴音「はぐ?とは一体どのようなものなのですか?」
P「…うん?」
貴音「500円を払えば貴方様が10分間はぐ?をしてくれるのですね、それは分かったのですが私そのはぐ?なるものがいかなる行為かを存じあげません」
P「あぁ…そういうことか。ハグというのはな」
P「(ってハグの説明!?今からハグするかもしれない人にハグの説明!?なんだこの羞恥行為!)」
貴音「はぐとは?」
P「ハグっていうのは日本語で言えば、ほ、抱擁のことだ」
貴音「…クスッ、つまりハグとはこういうことですね」ギュッ
P「うおっ!?た、貴音!?」
貴音「貴方様の鼓動を耳元で感じます…ふふふっトクントクンと忙しなく脈打っていますよ」
P「(貴音の頭が俺の胸に…手が腰をがっしりホールドしているぅう!)」
貴音「そのように顔を赤くされてどうしたのです?貴方様の提案でございましょう?」
P「いやそうなんだが…まさか本当にハグしてくるとは思ってなくて」
貴音「おやそれは貴方様らしからぬ浅慮ですね、私は常々貴方様とこうしてはぐしたいと思っておりますのに」
P「それは…照れくさいけどありがとう」
貴音「フフフッ、貴方様それにこれはまだはぐとは言えませんよ?」
P「えっ!?」
貴音「ですから貴方様のほうからも私を抱きしめ返してくださいませ」
P「いやそれはでも流石に」アセアセ
貴音「あ・な・た・さ・ま?」ギュウウウウウ
P「わ、分かったよ!ほら!」ギュウウウウウ
貴音「あっ…」
P「(貴音の髪…さらさらですごくいい匂いだ…このままずっと顔をうずめてたい)」
P「なんかいい匂いがして落ち着く…シャンプーなに使ってるんだ?」クンクン
貴音「フフフッ息がくすぐったいです貴方様」
P「ごめん、でもいい匂いだから嗅ぎたくなるんだ」
貴音「いいですよ、では私も貴方様の匂いを嗅がせてもらいます」スンスン
P「うえっ!?辞めろって貴音!事務所来たばっかりで俺汗くさいぞ!」
貴音「そのようなことはありません、貴方様の匂いですから」スンスン
貴音「少しだけおーでころんの香りがして、たくましい男の人の匂いがします」
P「それは社会人のマナーですから」
貴音「貴方様の温もりと匂いに包まれて…この気持ちをきっと「愛」と言うのですね」
P「貴音?なんて」
貴音「なんでもありません…今はこうして貴方様と抱き合えるだけで私は十分です」
P「うわっ!?こ、小鳥さん!?」ビクッ
貴音「おや小鳥嬢、こんびにに行ったはずでは?」
小鳥「そんなのは今どうでもいいんです!10分!10分経ちましたよ!」
P「そういえばそんなルールありましたね、すっかり忘れてました」
貴音「貴方様が望まれるのなら私はいつでも構いませんよ?」
小鳥「事務所での不順異性交遊禁止ーーーー!あんなの独身女に見せ付けてどんな神経してるんですか!殺す気ですか!?」
P「いやそもそも発案は小鳥さんでしょうに」
小鳥「とぉ・にぃ・かぁ・くぅ『プロデューサーハグハグキャンペーン』は主に私の精神がやばいので禁止です!白紙!」
P「えぇええ…じゃなくて!だから言ったでしょう!こんなこと何の得にもなりませんよ!」
貴音「少なくとも私は明日への活力を頂けましたが」
P「それは俺もだけど…とにかくこれはダメだ!歯止めが利かなくなる!」
小鳥「ピヨッ!?何言ってるんですかプロデューサーセクハラですよ!」
P「元々は貴方のせいでしょう!?」
貴音「残念ではありますが…他の皆が貴方様とはぐしなかっただけよしとしましょう。貴方様、料金はここに置いておきます」
よし、書いてください
初めてだから、優しく見守ってね…
響「はいさーい」
P「おはよう、響」
響「あれ、プロデューサー1人? ぴよ子は?」
P「え?小鳥さんが…って」
中略
P「ストッキングが伝線したらしくてコンビニに買いに行ったよ!」
響「そうなのか。朝から災難だな」
P「そうだな…」
響「あれ? プロデューサー、それ何?」
P「さて、ここからだ」
響「ここから? 何が?」
P「い、いや、なんでもない、なんでも」
響「朝からヘンなプロデューサーだな? まぁいいや。なになに……」
響「ハグ 10分 1回500円」
響「これってどういうことなの? 500円でプロデューサーを10分ハグできるってこと?」
P「まぁ、そういうことだな」
小鳥(響ちゃんはどうなのかしらね?)
響「ハグか……ハグ。プロデューサーとハグって……えぇ!」
響「そ、そんなの恥ずかしいぞ…」カァッ
P(これは、勝った。響は案外乙女だもんな。小鳥さん、飲み代ありがとうございます)チラ
小鳥(プロデューサーさん、勝った気でいますね。でも、まだ分かりませんよ)
響「うぅ~」
P(さぁ響、やらない宣言をするんだ)
P(さぁ、言うんだ響)
響「やる」
P「…え?」
響「だ、だから、ハグするって言ったの!」
響「恥ずかしいけど…こんなチャンスあるもんじゃないし。はい、これお金」
小鳥(私、大勝利。まったく、まだ分からないことを確信するのはフラグですよ? プロデューサーさん♪)
P(小鳥さん、満面の笑みだなオイ)
P「じゃあ、響、いいぞ。来ても」
響「う、うん。行くね」オズオズ
ギュッ
響「……」
P「……」
P(響が俺にしっかり抱きついている。なんというか、小さい。響ってこんなに小さかったんだな)
ギュウ
響「んっ…プロデューサー」
P「ハグって互いに抱き合うことだからさ、その、響はイヤか?」
響「ううん、イヤじゃない」
響「なんだか、家族といるみたいに安心さー…」
P(親父さんとは死別して、故郷も飛び出して、ずっと家族と会ってないんだよな)
P(親父さんにはなってやれないが、俺がお前の寂しさを少しでも埋めてやれるなら)
P「もっとくっついても、いいんだぞ」
P「あぁ、どんと来いだ」
P(娘か妹か、そんな感じだな。そう言えば、響にはお兄さんがいるんだよな。どんな人なんだろう)
響「プロデューサー」
P「どうした?」
響「その、頭、撫でてほしい。…ダメか?」
P「サラサラだ」
響「毎日、ちゃんと手入れしてるから」
P「髪は女の命だもんな」
響「その通りだぞ。もっと、して?」
P(響はずっと安心しきった様子で、俺に身を委ねていた)
響「プロデューサーって、にぃにみたい」
P「にぃに、って…確か『兄』のことだよな」
響「うん。自分がまだ小さかった頃、よくにぃににくっついてた」
響「プロデューサーにくっついてると、その時と同じ感じがする」
響「本当に、家族みたいさー、プロデューサーは」
P「響……」
響「なんだ?」
P「俺の事、家族だって思ってくれてもいいんだぞ」
響「え…?」
P「もちろん、血の繋がった本当の家族になれないけど。響の事、なんだか娘か妹みたいに思うから」
P「それに、響がずっと家族に会ってなくて寂しく思ってるのも分かってる。俺が、響の寂しさを埋めてやりたいんだ」
響「プロデューサー、ホントに? 自分の家族になってくれるの?」
P「本当だよ」
響「だったら、だったらね!」
響「にぃにになって! 自分のにぃにになってほしい!」
P「あぁ、いいぞ。今日から俺は響のにぃにだ」ナデナデ
響「ありがとう!」ギュギュ~
P「うわ、そんなに抱きつかれたら苦しいぞ」
響「にぃに、にぃに。これからは『プロデューサー』じゃなくて『にぃに』って呼んじゃうから!」
P「えぇ!? さすがにそれは、その、仕事場では控えてほしいと言うか」
響「もう、兄妹は、そんな遠慮しないんだぞ」
響「じゃあ、早速、今日の仕事に行こう! 遅れずついてくるんだぞ、にぃに!」
P「お、おい、ちょっと待ってくれよ、響~」
バタン
The End.
小鳥(私、完全に忘れられてたわ……。でも、良かったわね、響ちゃん!)
次アイドル安価
>>100
P「あぁ。なんかそういうことになっているらしい」
P(よし、千早だ。これなら余裕勝ちだろう)
P(何せよくも悪くも歌にしか興味のない千早だ。こんなことに500円を払うわけが)
千早「500円です。これでいいんですよね?」
P「あぁ、もちろん。……ん?あれ?」
千早「これで、プロデューサーにハグしてもいいんですよね?」
P「あ、いや、そうなんだが……本当にいいのか、千早?」
千早「はい、お金なんて滅多に使わないので」
P「そ、そういう問題なのか……」
千早「プロデューサーが嫌なら無理にとは言いません」
P「いやそんなことはない!そんなことはないんだが……」
千早「それじゃ、いいですか?」
P「わ、わかった……一度言ったことだしお金ももらってしまったからな、好きなタイミングでいいぞ」
P「あぁ」
ギュッ
千早「……」
P「……」
千早「……」
P「ち、千早……?」
千早「意外ですか?」
P「え?」
千早「これ、私のキャラクターじゃないですよね」
P「い、いや別にそんな……まあ、正直驚いた」
千早「はい」
P「……俺に気を使ってくれたとか?」
千早「いえ、それは違います」
P「……そうか」
P「千早……?」
千早「……聞こえますか?」
P「……」
千早「私でも、緊張してるんですよ?」
P「……」
千早「男の人と……そんな、ハグなんてすること、ないですから」
P「まあ、そうだよな」
千早「……ハグをしたのは、もうずっと前になりますし」
P「……あぁ、そういうことか」
千早「あ、いえ。別にプロデューサーに、あの子を移したわけじゃないんです。……ただ、懐かしくて」
P「……」
千早「でも、やっぱり違いますね。プロデューサーの胸、大きい」
P「……」
千早「……あ、い、いや!違いますよ?そういう意味の胸じゃないですからね?」
千早「ちょ、ちょっとプロデューサー!」
P「ご、ごめんごめん。ついな……」
千早「も、もう……でも、同じことが一つ」
P「なんだ?」
千早「あったかい、ですね」
P「……そうだな。俺も、あったかい」
千早「……すみません、長々と」
P「なんだ、もういいのか?」
千早「はい。時間は短かったですけど、500円分の価値はありました」
P「おぉ、そうか。そう言ってもらえるなら、やったかいがあったな」
千早「……プロデューサー」
P「ん?」
千早「また、してもらってもいいですか?」
P「……あぁ。もちろんだ」
P「そうだな、俺もそんな感じだよ」
千早「それでは、レッスン行ってきます」
P「おぉ、頑張れよ」
P「……千早、意外だったな」
P「でも、不思議とこっちも安心できた」
P「……お姉さん、だもんな」
P「こちらこそ、またよろしくお願いします。なんてな」
千早編 完
P「お、おう雪歩か、おかえり」
P(男恐怖症の雪歩なら大丈夫だな。
小鳥さん、この勝負もらいましたよ)
小鳥(ふふっ、それはどうですかね)
P(こ、こいつ直接脳内にっ!?)
雪歩「プロデューサー、どうかしたんですか?」
P「あ、ああ……いや、なんでもないよ、ははっ……」
……あれ? プロデューサーそれ……」
P(気づいたか)
雪歩「ハグ10分間五百円って……ど、どういうことですか!?」
P「こ、これはその……そう! 美希とかいつもくっついてくるだろ?
言っても止めないし、だったらいっそ、こうしてルールを作ったらどうかと思ってな」
P(我ながら下手な言い訳だ)
雪歩「だからって美希ちゃんの好意を利用してお金をとるのは悪いと思いますぅ」
P「……たしかにそうだけど、これで美希が俺に幻滅して抱き着いてこなくなれば安心できるし、」
雪歩「……でも逆をいえば、五百円払えばプロデューサーに抱きしめてもらえるんですよね」
P「……雪歩?」
P(雪歩が何か考えながら呟き始めた)
雪歩「……っ!」カアァァァ、ブンブン
P(顔を真っ赤にした後、首を左右に振った、何これ可愛い)
小鳥(激しく同意)
P(うわっ! 小鳥さんいきなりはやめてください。というか、なんでテレパシー使えるんですか?)
小鳥(通信テレパシー五段の私には朝飯前ですよ)
P(通信教育すげえ!)
雪歩「あの、プロデューサー……?」
P「ど、どうした雪歩?」
雪歩「……私、払います」
P「……はっ?」
雪歩「私、お金払いますのでプロデューサー……わ、私を抱いてください!」
雪歩「私、男の人が怖くてプロデューサーや皆に迷惑かけてるから、こういう機会で慣れないとって思って……」
P「だからって無理にやる必要はないぞ、うん、無理は良くない」
P(落ち着け! 理性ファイト!)
雪歩「だ、大丈夫ですぅ! 男の人はまだ苦手だけど、相手がプロデューサーなら私……」
P「……いや、しかし……プロデューサーがアイドルに手を出すのは……」
小鳥(今さらどの口が言うんですか!)
P(聞こえません!
理性耐えろ! お願いだから!)
P「……」プツン
P「……雪歩」
雪歩「は、はい?」
ギュッ
雪歩「ぷ、プロデューサー!?」
P「……俺から抱き着いた。だからお金はいらない。
……嫌なら腕を叩いてくれ」
雪歩「……」スッ
P(あ、雪歩の手が動いた。まあ、当然か。
やっちまったなあ……雪歩の自虐姿はどうも庇護欲を刺激するんだよなあ……)
雪歩「……」
ギュッ
P「えっ……!?」
雪歩「……ないです」
P「え?」
雪歩「い、嫌なはずないですよぉ!」
P「雪歩……」
P(でも顔を真っ赤にしながら、体は震えてる。やっぱり怖いんだ)
P「雪歩、やっぱりやめよう。無理強いして悪かった」
雪歩「……大丈夫です」
P「男とは手さえまともに繋いだことないのにいきなり抱き着かれて怖くないはずないよな。
悪かった。なんでもするから、今は手を離そ」
雪歩「大丈夫ですぅ!」
P「雪歩……」
だから、その……もうちょっとだけ強く抱きしめてください。そしたらきっと、震えも治まりますから」
P「……」ギュッ
雪歩「……ん」
P「悪い、強すぎたか?」
雪歩「い、いいえ……えへへ、やっぱりプロデューサーはあったかいですぅ」
P「……雪歩もあったかいよ」
P(……なんだろう、今さらながらこの罪悪感。真っ白い聖域を土足で汚している気分だ)
P「ん? どうした?」
雪歩「まだちょっと怖いので、その……」
P「ああ……うん」
P(たしかに、そろそろ止め時かな?)
雪歩「せ、背中をさすってください!」
P「ああ、わかっ……あれ?」
P(幻聴? それとも願望がもれたか?)
雪歩「じゃ、じゃあお願いします」
P(どうやら現実だったらしく、雪歩はさらに密着してきた。
そのさいよほど恥ずかしいのか、顔を俺の胸へとうずめた。
恥ずかしいなら離れればいいのに、雪歩は可愛いなあ)
雪歩「? プロデューサー、どうかしましたか?」
P「雪歩はまだ怖いんだよな?」
雪歩「はい……少し……」
P「だったら俺に撫でられるのっておかしくない?」
雪歩「どうしてですか? プロデューサーは背中を撫でられると落ち着きませんか?」
P「落ち着くけど……」
P(きょとんとしている雪歩も可愛いなあ!)
雪歩「だったら問題ないと思いますよ?」
P「……うん! そうだな!」
P(こうして俺は雪歩を思うぞんぶん撫でた。誰かを忘れているような気がするが気のせいだろう)
小鳥(いつの間にか空気に……それより、どうしてテレパシーが途中でとばなくなったのかしら?)
雪歩(小鳥さん、まだまだ甘いですね)
小鳥(こ、こいつ直接脳内に!?)
エンド
雪歩はかわいいなぁ
ガチャ
P「ああ、おはよう…ってちょっと待て!」
美希「どうしたの?ハニー」
P「なんで事務所のドアを開ける前からオレがいるってわかったんだ?まさか、オレがいない時でも同じ挨拶をしてるのか?」
美希「さすがのミキでもそんなことはしないの」
P「じゃあ、どうしてだ?」
美希「そんなの決まってるの!ミキはハニーのことならなんだってわかるの!」
美希「むー!ハニーが近くにいると髪の毛がピーンってなるんだもん!ハニーレーダーなの!」
P&小鳥(…妖怪アンテナ?)
美希「そんなことより、ハニー?」
P「ん?どうした?」
美希「朝の挨拶!ハニーからもちゃんと…して?」
P「え?さっきおはようって…まあ、いいか。おはよう、ミキ」
美希「うん!おはようなのー!」ダッ
P「…ってストップ!ストップ!!」グイッ
美希「うぐぐ…どうして止めるのハニー?!朝のハニー分がせっしゅできないと、ミキ死んじゃうよ?」
P(しかし、よりにもよってミキか…。常日頃から抱きつかれてるし、というか今まさに抱きつかれそうだったし、分が悪いどころじゃないぞ)
P(小鳥さんもいつの間にか置手紙して隠れてるし…)チラッ
小鳥(ウフフフ…まさかミキちゃんがきてくれるなんて…この勝負、もらったも同然ね)
P(…畜生!いい笑顔しやがって!)
美希「ハニー、なにをブツブツ言ってるの?…あっ!もしかして具合悪いの!?」
小鳥(ほらほらプロデューサーさん?結果は初めから見えてますし、不戦敗ってことでもいいですよ?)
P(なんて憎たらしい顔しやがるんだ小鳥さん!ほっぺた引っ張ってやりたい!)
P「ぐぬぬ…」
美希「ハニー?!どこが痛いの?!お腹?!お腹なの?!」
P(この戦い、勝ち目はほぼない…しかし、男に二言は許されない…!)
P「意地があんだよ!男の子にはぁぁぁ!」
美希「ひゃん!」
P「ミキ!これを見てくれ!」
美希「…これって、500円払えば10分間ハニーにぎゅー!ってしていいってこと?」
P「まあ、そういうことだな」
美希「どうして?今まではぎゅー!ってしてもお金とられなかったよ?」
P「それはー、ホラ、アレだ!仮にもトップアイドルが、同じ事務所の人間とはいえ男に気安く抱きつくのはどうかと思うんだ!」
P「だからこうして金額を設定しておけば、多少は抱きつこうって気持ちが揺らぐだろう?」
美希「ハニー…あまいの!あまあまなの!」
P「どういうことだ?」
美希「ミキ、ハニーが言ったとおりトップアイドルだよ?36000円ぐらい痛くもかゆくもないの」
P「千早か、お早う(小鳥さんあなたもつくづく運の無い人ですね…千早が俺に抱きつくなんてまず有り得ないですよ)」
千早「この時間にプロデューサーお一人なんて珍しいですね」
P「あぁ小鳥さんなら朝飯食い忘れたとかでコンビニに行ってるよ(会議室のドアから緑の髪がチラチラ見えてますけどね…)」
千早「そうなんですか」
P「まぁ小鳥さんも人間だ、そんな日もあるさ」
千早「…あのプロデューサーその首から下げてるものは?」
P「(見つかったー!当たり前だが千早に見せるの恥ずかしいーーー!だって俺変態みたいだもの!)」
P「あぁこれか?これはそのだな」
「ハグ 10分 一回500円」
「「…………」」
P「(沈黙…!怒るでもなく突っ込むでもなくただ沈黙…!いやこれはあかんぞどうしよう小鳥さん!?)」チラッ
小鳥「(チーーーン)」
P「(って居ねえええええ!?さっきまで覗いてたの奥に引っ込みやがった!あんの鳥類!自分が言い出しっぺのくせに!)」
P「は、ははははっ!悪い!ちょっとしたおふざけなんだ!いやー驚かせてごめんな!」
P「の、喉渇いただろう?今給湯室から麦茶持ってくるよ!」ガタガタッ
千早「…ッ」ギュッ
P「おっとと(何だか背中が暖かいんですが)」
千早「……」ギュッ
P「千早?(背中にあの千早がすがるみたいに抱きついてる…)」
千早「お金は後から払いますから、少しだけこのままでお願いします」ギュッ
P「うん、大丈夫だよ(ワイシャツの裾を握る千早の手が震えてる…思えば無理ばっかさせてるもんな)」
P「(本人の希望とはいえ毎日毎日歌のレッスンにその上望まないアイドル活動だし)」
P「(親御さんから離れて一人暮らししている女の子がこんな生活。きつくないわけがない)」
P「(溜め込んでたものがつい出ちゃったってところか…千早もまだ17歳の女の子なわけだし)」
P「千早」クルッ
千早「プロデューサー?…わふっ」ボスッ
P「これなら俺の顔見えないだろ?」ギュウウウ
千早「そうですね…これならプロデューサーの顔見えませんね」
千早「あのプロデューサー」
P「うん?どした?」
千早「プロデューサーがアドバイスしてくれることが正しいことだって分かってるんです」
千早「私の歌を聴いてもらうには私自身が有名にならないといけない、だからグラビアやバラエティも決して私の夢の無駄にはならないってことも」
千早「それでもやっぱり私は歌が好きで、ダンスやビジュアルのレッスンより歌のレッスンを優先して」
千早「私が自分の歌に納得いかなくて遅くまで残ってる時も、プロデューサーは私を待っててくれて家まで送ってくれて」
千早「いつもいつもプロデューサーにはお世話になりっぱなしなのに…私はプロデューサーの期待に応える事が出来ない」ポロポロッ
P「千早、何そんな小さいこと気にしてるんだよ」ナデナデ
千早「ヒグッでも」
P「俺はお前の青い鳥を聞いたとき思ったんだ、俺はこの娘の夢をかなえる翼になろうって」
P「むしろ俺が謝りたいくらいだよ、慣れないアイドル活動をよく頑張ってくれてさ」
千早「…プロデューサー」
P「まぁそれでも千早の良心が痛むっていうなら、早いとこ夢を叶えちまおう」
P「千早の歌を世界中のみんなに聞かせる…千早なら出来るさ、一番近くで見てる俺が言うんだから間違いない」
P「そのときまで俺はこうして千早の傍に居るよ、多少うざったいかもしれないけどな」
千早「クスッ…そんなこと有り得ません絶対に」
P「それなら俺も安心して千早をプロデュース出来るよ」
千早「はい…これからも私のプロデュースよろしくお願いします」
千早「あのプロデューサー…ワイシャツにシミが」オロオロ
P「ん?これくらい大丈夫だって、放っておけばすぐに乾くよ」
千早「では更衣室からドライヤー取ってきますね」タタタッ
P「千早!?別に構わないのに」
小鳥「(コソコソ)」
P「ちょい待てそこの鳥」
小鳥「ピヨッ!?」
小鳥「でもほら!結果オーライだったじゃないですか!千早ちゃんのガス抜きにもなりましたし!」
P「まぁそこに関しては感謝しますよ。千早が無理してることを早い段階で気づけて良かった」
小鳥「でしょう!?だからやっぱりこの『Pさんハグハグキャンペーン』を実行しましょう!」
P「嫌です、今回の件でよく分かりました。こんなことを冗談半分でやっちゃいけない。賭けの対象にするなんて以ての外です」
小鳥「ということは?」
P「飲み代の件は無しでいいですよ、一応感謝はしてますので」
小鳥「良かったですぅ~」
P「雪歩のまねして誤魔化さないでください、次はありませんからね」
小鳥「…肝に銘じておきます」
千早「(プロデューサー、見ていてください!私が羽ばたくその日まで!)」
おわり
小鳥(10分500円を24時間分…ミキ、恐ろしい子…!)
P「いやいや!丸一日ハグとか仕事できないとかそういう問題ですらないか…ら…?」
P(…あれ?これオレ働かなくてもよくなるってことじゃね?)
小鳥(ただハグしてるだけで1日36000円。一月30日としても…ピヨ…)
P「いやいやいやいや!邪な計算が頭の中に浮かんだけども、丸一日はダメだ!」
小鳥(あ、プロデューサーさんも私と同じこと考えてたピヨ)
美希「冗談だよ?ミキ、払わないの」
美希「だからミキ、払わないの」
P「…ん?」
小鳥(…ピヨ?)
P「払わないってのは10分500円も払わないってことか?」
美希「そうなの」
P「おお…!」
小鳥(ピヨッ!?)
P(なんだか知らんが、天はオレに味方したようだ!…しかし、ミキなら躊躇うことなく払ってくると思ったが…)
小鳥(おかしいピヨ!これは何かの間違いピヨ!あのミキちゃんが……そうピヨ!)
小鳥(プロデューサーさん!プロデューサーさんもミキちゃんをぎゅー!って抱きしめるってことを伝え忘れてますよ!)
P(っちぃ!小鳥さんが余計な事に気づいてしまった。オレも忘れてたけど)
P(小鳥さんは筆談してるからいいとして、なんでオレの心の中の声まで聞こえてるんだ!?)
小鳥(そんなことより、早くミキちゃんに説明してくださいよ)
P「仕方ない…。あー、ミキ?さっきの説明に少し不備があってな」
美希「ふび?」
P「ハグ、だからな。ミキがぎゅー!ってするだけじゃなくてオレもミキをぎゅー!ってするってことなんだ」
美希「!!」
小鳥(顔色が変わった!…あれ?でも…?)
美希「…500円払えば10分間…ハニーがミキのことぎゅー!って…してくれるの?」
小鳥(ミキちゃん、とても悲しそうな顔…)
P「あ、ああ…。どうしたんだ?いつものミキなら飛びついてくると思ったんだが…」
P「ミキ…?」
美希「ミキ、ヤなの!」
P「お、おい!そんな泣きそうな顔するようなことじゃないだろ?」
美希「ハニー?ミキ、ハニーのこと大好きだよ?」
P「お、おう…」
美希「だから…ハニーにぎゅー!ってしたいし、ハニーにぎゅー!って…して欲しいよ?」
P「だ、だから500円払えば10分間…」
美希「それがヤなの!!」
美希「ハニーにぎゅー!ってして欲しいけど、それはハニーの意思じゃなきゃヤなの!!」
美希「お金を払えばハニーはぎゅー!ってしてくれるって言ったけど、それはミキがお金を払ったからだもん!」
美希「ううん、ミキだけじゃない…。今日はたまたまミキが最初に来ただけで、他の子が先に来てたら…!」
美希「その子がお金を払ったら、きっとハニーはその子をぎゅー!ってするもん…」
P「……」
小鳥(ピ、ピヨヨヨ…)
美希「ハニーにぎゅー!ってしてほしいけど、そんなぎゅー!じゃ…きっとミキの想いが傷ついちゃうの…」
P「ミキ…」
美希「ア、アハ!ごめんねハニー?大声出したりして」
美希「さすがハニーだね!ハニーの考えたとおり、それをつけてる限り…ミキは…ハニーに抱きつけないの…」
美希「……でも、できれば他の子の前でそれはつけないで欲しいな」
P「……」
美希「ハニーが他の子をぎゅー!ってするのがイヤだからじゃないよ?」
美希「だって…他の子たちもハニーにぎゅー!ってされたいぐらいハニーが大好きなら、やっぱりお金なんて払ったりしないって思うから…」
P(ああ…。オレはなんてバカなんだろう)
P(ミキはオレが思っている以上にオレを想っていてくれて…)
P(結果として…オレはミキを傷つけてしまった…)
P(いや、ミキだけじゃない。他のみんなを傷つけてしまった可能性だって…)
ぎゅううううう!
美希「ひゃっ!」
美希「ハ、ハニー?」
P「プレートは外したよ。…だから、これはオレの意思だ。オレはオレがミキをぎゅー!ってしたいと思ったからこうしてるんだ」
美希「ハニー…」
P「でも、できればオレはミキとハグがしたい。ミキにも…ぎゅー!ってして欲しい」
P「こんなバカなことをしてミキを悲しませて、それでも…ミキの気持ちが嬉しかったから」
美希「は、はにぃぃぃ…」
ぎゅうううううううううう!
美希「…アハ!ハニーの心臓、すっごくドキドキしてるの」
P「…ミキだって凄いことになってるぞ」
・・・・・・
・・・・
・・
美希「なぁに?ハ・ニ・ィ?」
P「さすがにそろそろ離れないと、他のみんなが来ていてもおかしくない時間だぞ」
美希「ヤ!」
P「いや、ヤじゃなくてな?」
美希「ヤーなーのー!離したくないって言ったのはハニーだもん!それにミキ、みんなに見られても問題ないって思うな」
P「いやいやいやいや!問題あるよ!?由々しき事態になっちゃう!」
美希「そういう割にハニーも離そうとしないの!…素直じゃないハニーもかわいい!」
P「……」
P「…なあ、ミキ。お前の想いは真っ白でまっさらなままか?傷ついたりしてないか?」
美希「…大丈夫だよ、ハニー。でもね、さっきよりずっとずっと大きくなって…」
P「…大きくなって?」
美希「今は真っ白じゃなくてピンク色なの!」
P「それはまた…凄そうだな…」
美希「覚悟してねハニー!プレート外しちゃったのはハニーだもん…もう、時間制限なんてないんだから!」
小鳥「完全に蚊帳の外ピヨ…もともとそうだったけど…。空しい…砂糖吐きそう…ピヨォ…」
P「はぐ屋、詳細はプレート参照。」
律子「いやいや、仕事してくださいよ!」
あずさ「おはようございます~あら?プロデューサーさん今日はやってるんですね」
律子「今日は!?不定期営業!?」
あずさ「では…3000円でいつものお願いします~」
律子「常連!?」
P「毎度あり~」
あずさ「はい♪」
P「あずさ……待たせて、ごめんな」ギュー
あずさ「あっ……はふぅ……」
律子「」
あずさ「嬉しいです……私だけの運命の人……」
P「あずさ……」ギュ
あずさ「プロデューサーさん……」ギュ
律子「(なんで朝っぱらからこんなの見せられてんだろう)」
P「はい、終了~いつもありがとうございます」
あずさ「いえいえ~好きでやってる事ですので♪」ツヤツヤ
P「はい、じゃあスタンプ押すんでカード下さい」
律子「ポイントカード制!?」
あずさ「あらあら……最近使ってなかったからポイント貯まってきたわねぇ~」
あずさ「うふふ……それではお仕事に行ってきます」ツヤツヤ
律子「プロデューサー……」
P「ん?」
律子「ずるい……たし…にも」
P「えっ?」
律子「私にもあずささんと同じコースをお願いします!!」ガー
律子「な!?なんでですか!?アイドル限定ですか!?それともやっぱり私じゃ……」
P「ごめん律子、あれは常連さん専用コースなんだ……というよりあずささん専用かな」
P「律子も頑張ってポイント貯めてくれ」
律子「…………はい」ショボーン
律子「……じゃあ営業行ってきます」
律子「なんですk」
P「」ギュゥゥーー
律子「えっ?えっ?なんで!?どうして!?」
律子「だだだだ駄目ですよプロデューサー!こんなとこ誰かに見られたr」
P「俺じゃ……駄目か?」ギュゥゥ
小鳥「(プロデューサーさんの伝家の宝刀、あすなろオプションキターー!!!!)」
律子「でも、どうしてハグしてくれるんですか……?」
P「ん?プレートよく見てみ最後の方」
律子「えーと……」
~~ただし、765プロ所属プロデューサーに限り無料~~
律子「!!これって?でも……私だけなんで?」
P「お前をハグするのに金も理由も要らないに決まってるだろ?」ギュゥゥーー
律子「プロデューサー……格好付け過ぎですよ……でも、こういうの嫌いじゃないです♪」
小鳥「」
おわれ
頼んだ
真「お疲れ様でーす!」
P「おう、真か」
真「あれ?プロデューサーだけですか?」
P「ああ、小鳥さんはなんか便秘三日目らしい」
真「うわぁ…大変ですね」
小鳥(あのやろぉぉぉぉぉぉこちとら二週間ご無沙汰なんだよぉぉぉぉぉぉ)
P「おい、そんなに見つめるなよ。照れるじゃないか」
真「あ、いやそういうのじゃなくてですね///」
真「あ、あの…その…ハグって…」
P「ああ、ハグだ。パグじゃないぞ」
真「え?」
P「あ、いや、なんでもない」
小鳥(プロデューサーさんがバグった)
真「なななな何を言ってるんですか!ぼぼぼぼぼ僕だってそそそ」
P「とりあえず落ち着け」
真「…スーハー…スーハー…すみません」
P「いや、いいんだ。気にするな」
P(やっぱり真はこういうことに耐性ないんだなぁ…これは勝ったな)
真「それじゃあプロデューサー!お願いします!」チャリチャリーン
P「えっ」
小鳥(キタ――(゚∀゚)――!!)
P「い、いや、あのな真?そんなに無理しなくてもいいんだぞ?」
真「僕は無理なんかしてません!」
真「僕は本気ですよ!」
小鳥(告白キタヨ━━(゚∀゚)━━!)
P(なんか告白されたみたいになってしまった…)
真「…そうですよね。僕なんかがプロデューサーに抱きついても汗臭いでしょうし…嫌…ですよね…」
P「そ、そんなことはないぞ!よし!真!思い切り抱きついて来い!」
真「え…いいんですか?プロデューサー…僕なんかで…」
P(じれったいやつだなぁ)
ギュッ
真「えっ!?ププププロデューサー!?
P「真はもっと自分に自信を持っていいんだぞ」
真「えっ?」
P「お前は俺の自慢のアイドルなんだ」
P「可愛くてかっこよくて、大切な」
P「俺の自慢の真なんだから」
真「プロデューサー…」
キュッ
P(汗の匂いが…甘い)
P(髪がサラサラで、しっとり濡れてて…)
P(汗ばんだ背中、首筋…)
P(そして触れてるところからじんわりと染み込んでくる温度が…)
P(やば、ちょっとたってきた)
小鳥(ギギギギギ…なんだこれェ…見せつけやがってぇぇぇぇ)
P「お、おう、なんだもういいのか」
P(色々こらえるのに精一杯だった…)
真「はい、もう10分経っちゃいましたし」
真(それに、このままだったら離れられなくなっちゃいそうだし)
P「ああ、そうだな…」
真「ありがとうございます!プロデューサー!」
真「なんだか元気貰えちゃいました!僕、頑張りますね!」
小鳥「…お楽しみでしたねぇ…」
P「あ、小鳥さん。いたんですか」
小鳥「いましたよ!ずっといました!隣の部屋からずっと覗いてました!」
P「何をそんなに怒ってるんですか…勝負は小鳥さんが勝ったじゃないですか」
小鳥「なんか!なんかイライラするんです!」
P「あーもしかして」
P「ほんとに便秘だったんですか?」
小鳥「プロデューサーさんのスカポンタン!」ドゲシィッ
真編終わり
お目汚し失礼
亜美「ぢ、ぢかれた…事務所は涼しいや…ここは天国だったんだね…」
あずさ「お外は暑かったものねー私も汗でびしょびしょだわ」
伊織「まったく情けないわねぇ二人とも」
P「お帰り3人とも」
律子「お疲れ様ですプロデューサー殿」
亜美「兄ちゃんただいま!…おやぁ?なんですかなそれは?」
P「あぁ。ハグ屋始めたんだ。10分500円で」
伊織「なっなななな…」
あずさ「あらあら」
あずさ「はい500円」
P「まいど」
伊織「ちょ…あずさ!?」
亜美「んふふ~なんだか面白そう。亜美もやろっかな」
伊織「なっ…亜美まで…」
P「よし。順番はどうする?」
あずさ「私が最初でいいかしら?亜美ちゃん」
亜美「亜美も今すぐ兄ちゃんに抱かれたい!」
P「おいおい…妙な言い方をするんじゃない」
律子「まったく…」
伊織「…………」
あずさ「うふふ。ごめんなさいね亜美ちゃん」
亜美「ちぇー仕方ないかー」
伊織「ちょっと…やめなさいってば…」
P「正面からがいいですか?それとも後ろからとか…」
あずさ「決めさせてくれるんですか?」
P「えぇ勿論」
伊織「ねぇってば…アイドルにそんなことしていいと…」
あずさ「やだ…どっちもしてほしいかも」
亜美「2回はダメだよあずさお姉ちゃん!亜美が控えてるんだから!」
P「慌てなくていいぞ。望むかぎり何回でもしてやるから」
伊織「……っ!」
伊織「ダメって言ってるでしょー!このばか!変態!」
伊織「だめっていったらだめなの!私が許さないんだから!」
亜美「ありゃりゃ。いおりんの嫉妬が大爆発しちゃった」
あずさ「うふふ…伊織ちゃんったら可愛いわ」
伊織「なっ!?し、嫉妬ってなによ!別にそんなんじゃないんだから!」
亜美「んふふ~恥ずかしさでお顔が真っ赤になってますなー」
伊織「こら亜美ぃ!」
亜美「あはは!兄ちゃんまたね!今度抱かれるからねっ!」
あずさ「ではまた今度じっくりと…律子さん、いきましょう?」
律子「え、私はまだ仕事が…ちょ、ひっぱらないでくだ」ガチャン
P「いっちゃった」
伊織「まったくもお…わ、私が嫉妬してるだなんて嘘だからね!?」
P「わかってるって。で、伊織はどうする?」
伊織「え……」
伊織「ば…ばっかじゃないの!?誰があんたみたいな変態に…!」
P「わ、わかったわかった…伊織はそんなタイプじゃないもんな。悪かったよ」
伊織「…むぅ……」
P「しかし…あずささんと亜美から受け取ったお金、どうしようかなぁ…」
伊織「!…も、もったいないわね、それ」
P「そうだなぁ…ハグしてないのにお金もらっちゃったからな」
伊織「このまま無駄にお金払うくらいなら…だ、誰かがその分ハグされるべきよね…?」
P「いいや。後で二人にお金返そう」
伊織「え?い、いやお金は私が返しとくからいいわよ…だから今は…」
P「なんで伊織が返すんだよ?俺が貰ったんだから俺が返さないと」
伊織「もーっ!うるさいうるさい!この伊織ちゃんにハグしてもいいっていってんのよぉ!」
伊織「お金が勿体ないから仕方なくよ!」
P「いや後で返しとくって」
伊織「いいから!さっさとやりなさーい!」
P「わ、わかったよ…」ギュッ
伊織「ふぁ…!?」ビクッ
P「あ、ごめん伊織。驚いたか?」
伊織「い、いや…別にそんなことないわ…」
P「そうか。しかし伊織はなんかこう、抱き心地がいいな」
伊織「んなっ…なななに言ってるのよ!?」
P「おわっぷ…落ち着けって」ナデナデ
伊織「あっ…も、もう…」カァ
P「顔真っ赤だぞ伊織。暑いか?」
伊織「う、うるさいぃ…」
伊織「…なによ、悪いの?」
P「いや、温かくて気持ちいいよ」
伊織「うぅぅ…恥ずかしいこというな…」
P「大人になるとどんどん冷えてきちゃうからな」
伊織「む…私が子供っていいたいわけ?」
P「まぁ俺より結構小さいし…」
伊織「」カチン
伊織「え、えいっ!」ギュゥゥ
P「お、おい伊織?」
伊織「私は子供じゃないってところ…み、見せてやるんだから…!」
伊織「ドキドキする…?」
P「あぁ、まぁ、その…身体が密着すると…伊織のいろんなところが、だな…」
伊織「う、うううるさい変態プロデューサー!」ゲシッ
P「いたいっ」
伊織「でもこれでわかったでしょ…?私だってもう子供じゃなくて…女の子なんだからね…」
P「…………!」
伊織「ど、どうしたの…?」
P「いや…なんか今すごく伊織が可愛く思えてな…」
伊織「ななっ…可愛いって…!」
P「伊織ぃ!可愛いぞ!」ギュゥゥ
伊織「あっ…やっ!そんな強くしたら…!」
伊織「やぁん…髪が乱れちゃうじゃないの…」
P「なんかお前すっごくいい匂いするし…」
伊織「え?やっ!だ、だめよ匂い嗅いじゃぁ!今ドキドキし過ぎて汗いっぱいかいちゃって…!」
P「ドキドキしてるのか?」
伊織「あっ…う、嘘よ嘘!本気にしないでよ!?」
P「でも安心しろよ。全然くさくないから」クンクン
伊織「嗅ぐなぁ!わ、私…恥ずかしすぎて…!」
P「ははは…なんか…ボーッとしてきた…」クラッ
伊織「え…?ちょっとまってプロデューサー…そんな押し倒しちゃ…」
伊織「ま、まって!そういうのはまだ早いわよ!だ、だからちゃんと段階を踏んで………え?」
P「」
伊織「……気絶してる…」
伊織「気がついたの?」
P「あれ…?俺何してたんだっけ…?」
伊織「あんた倒れたのよ。具合は大丈夫?気分はどう?」
P「あぁ…なんかクラクラするけど大丈夫みたいだ」
小鳥「あ、プロデューサーさん。目を覚ましたんですね。はい、冷たいお茶ですよ」
P「どうも…あの、俺どうなっちゃったんですか?」
小鳥「熱中症みたいですよ。まったく倒れるくらいまでなにをしてたんですか?」
伊織「っ!な、なにもしてないわよ!?本当だからね!?」
P(そうだ…俺伊織に…)
小鳥「……プロデューサーさん…」コソッ
小鳥「…通報しました」ニコリ
P「」
終わり
美希「おはようなのー」アフゥ
P「み、美希!?どうしたんだこんな朝早くに!」
美希「んーとなんか目が覚めちゃったの。だから少しでも早くハニーの顔が見たくて事務所に来ちゃった☆」
P「そうか、珍しいこともあるもんだな(これは負けかな…)」
美希「むー!そうかもしれないけどレディに失礼なの!」
小鳥「(ガッツポ)」
P「ごめんごめん(小鳥さんめ、ガッツポーズ取ってやがる。勝った気でいるな)」
P「(思えば美希から『ハニー』と呼ばれるようになって数ヶ月、俺は何度も美希にベタベタするなと指導してきた)」
P「(全然改善しなかったが少しは心に響いているはずだ!そうであってほしいんだ!)」
P「(俺は美希を信じるよ…こんなホワイトボード見ても『何してるの?ハニー?』と華麗にスルーしてくれることを)」
P「これはな、今こういうのをやってるんだ」
美希「ふんふん…500円払えば10分間もハニーをハグハグしてもいいの!?」
P「うんまぁそういうことかなって美希急には危ない!うおおおおお!?」ドタアアアア
美希「きゃあ!?」
P「っとと美希、急に抱きつくのは勘弁してくれよ」
美希「ごめんねハニー?どこもうったりしてない?」
P「あぁ、ソファーの上に着地したからそれは大丈夫だけど(この体勢はだいじょばないな)」
美希「ニュフフフハーニィー☆」スリスリ
P「(ソファーの上に俺が寝てその上に美希が寝転がって俺の胸に頭をスリスリして、これはいかんでしょ)」
美希「痛かった?ごめんねハニー」クスクス
P「(俺何されたんだ?胸から少し血が出てるんですが)」
美希「でもね仕方ないの、だって今の美希は猫さんだから」
P「猫さん…?」
美希「そ、猫さんなの?ハニー知ってる?猫さんはね、自分のものだって印をつけるために爪で傷をつけるんだって」
美希「ハニーは美希のものなの、だから猫さんの美希はハニーを爪でひっかいちゃうの」カリッ
P「(痛くはないんだけどなんだろ、こういうのをむず痒いって言うのかな)」
美希「赤くなっちゃった、ごめんねハニー」チュッ
P「美希!?それは止めてくれ!(俺の理性が危うい!)」
美希「今の美希は猫さんだからわかんないの、アフゥ…ハニーの体暖かいの」
P「美希の体も暖かいよ、太陽の匂いがする」
美希「なんだか眠たくなってきたの」
P「美希もか?俺も目が重たくなってきたよ」
美希「おそろいだね…アフゥ…ねぇハニー?」
P「どうした?」
美希「もしもだよ、美希がサイッコーにキラキラしてトップアイドルになれた時」
美希「その時はまたハグハグしてくれる?次はお金とか時間とか関係なしで」
P「…その時俺が美希の隣に居て、美希に見劣りしないような男になれてたら、ハグしよう」
P「お金も時間もアイドルもプロデューサーも関係なしでな」
美希「やったー…なのぉ…じゃあ美希もっともーっと頑張る…ね…」
美希「(スースー)」
P「寝たか…まぁ美希が朝一で事務所に来るなんてめったにないことだしな」
P「お休み美希…くあああ眠い、ちょっとだけ俺も仮眠しよう。なんか忘れてる気がするがボンヤリして思考がまとまらない」
P「(スースー)」
小鳥「(音無小鳥、勝負に勝って試合に負けた、か…何なのでしょうこの敗北感は)」
小鳥「(奢りは無くなったのに一向に心が晴れない、むしろ澱んでいくんですけど)」
小鳥「(とりあえず写真を何枚か撮って、後でプロデューサーがワーワー言ってきたらこれで脅そう)」
小鳥「(ハグハグキャンペーンは駄目ね…美希ちゃんの想いが暴走しちゃうもの)」
終わり
やよい「………?」
P「まあ、書いてあるとおりの意味なんだけどな」
小鳥「500円払ってプロデューサーさんに10分間ギューってしてもらえるのよ」
やよい「…それでさっき、皆さん楽しそうにしてたんですね……でも……」
P「ただのお遊びだから、無理して付き合う必要もないんだけどな」
パカッ
ジャラジャラ……
やよい「えーっと……いくらあるかな……?」チャリンチャリン
P「………!」
やよい「100円玉が3枚……50円玉が2枚……10円玉が5枚……」
小鳥「…………」
やよい「……5円玉が1枚に1円玉が6枚……あぅ、これじゃ足りませんね…」
P「」
P「そ、そうか……」
小鳥「そんなこと言わずに、やよいちゃんは特別に無料でもいいのよ?ねえプロデューサーさん?」
P「ええ、まあ……」
やよい「そんな、ダメですよ!」
P「えっ?」
やよい「だって、皆さんちゃんとお金を払って…その、ギューってしてもらってるんですよね?」
やよい「私だけズルするのはよくないですし……」
小鳥「そ、そう……」
P「かなり先の話じゃないか」
やよい「それでも、払わないといけないものを払わずにもらっちゃうのは悪いことです!」
P「(なんて律儀なんだ………)」グスッ
やよい「……だから、今日は我慢!です」
P「…………」
やよい「……我慢します」
小鳥「…………」
やよい「……がまんなんです!」
P「そ、そうか……」
やよい「……はぁ…」シュン
P「(ちょっと落ち込んでる……)」
P「………おこづかいは毎月いくらもらえるんだ?」
やよい「ちょうど500円ですよ?」
P「小鳥さああぁぁあぁああんっ!!!!!」ガタッ
小鳥「プロデューサーさああぁぁあぁああんっ!!!!!!」ガタッ
やよい「!!??」ビクッ
P「ちょっとお話がぁあっ!!」
小鳥「私もですううぅっ!!」
やよい「……あの、どうしたんですか…?」
小鳥「………」ゴニョゴニョ
やよい「…………?」
P「………よし。それでお願いします」
小鳥「OKです」グッ
やよい「えと……なんのお話してたんですか?」
P「まあ見てなやよい」
小鳥「~♪」サラサラ
やよい「…………?」
P「………書けました?」
小鳥「書けました!やよいちゃん、これでどう!?」バァン
【特別お試しコースありマス 1.分無料】
P「タイムセールよりもいい響きだろう」
小鳥「時間もここに書いてる通りよ。これならズルじゃないでしょう?」
やよい「……い、いいんですか?」
P「やよいが納得してくれるならな」
やよい「………あ、ありがとうございます…」
やよい「じゃっ、じゃあ…お願いしまふっ!!」
P「よし……じゃあ行くぞ」
やよい「はっ、はい!」
P「………よっと…」ギュッ
やよい「はゎっ………ぅ……」
P「……細いなぁ、やよいは……」ギュゥ
やよい「ぅっ……はぃぃ………///」
やよい「……あ、あの……こうですか……」キュッ
P「そうそう…そんな感じ」ギュゥッ…
やよい「………ぁ……ぅ……///」
P「……どうだ?」
やよい「……はひぅ、き…きもひぃです……」ギュゥ…
小鳥「」ドキドキ
P「ん?そうだな」ギュゥウ
やよい「……その、もう終わらないと………」
小鳥「あら?まだあと9分もあるのにやめちゃうの?」
やよい「……ぇ………?」
小鳥「ほら」スッ
【特別お試しコースありマス 1.分無料】
1.分無料】
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′′′●′○′′●′′′●●●′′′′●′′′●′′●′′●′′′●′′′′′●′′
P「そうですとも」ギュゥッ…
やよい「ぅぁ………ひ…」トロン
小鳥「(はわわわ、やよいちゃんが甘い表情をしているわ……)」
P「……なんか、すっごいドキドキしてるのが分かるけど……」ギュゥ
やよい「だっ、だって……しょうがないです……こんな……ぅ…///」ギュゥ…
小鳥「(……これは………んんっ、眼福……ッ…)」
P「………よし。10分経ったぞ…お疲れ」パッ
やよい「…………///」パッ
小鳥「…どうだった?」
やよい「…………///」
小鳥「…」
やよい「……あ、ありがとうございました……私、ちょっと外に……」トテトテ
P「ん?やよい?」
やよい「プロデューサーっ……まっ、またお願いします……!」
バタン
小鳥「……あぁ、これは目覚めた感じですかね…」
P「何にですか?」
やよい「……けど……ま、またしてほしいかなーって……えへへ……」ニヤニヤ
やよい「……………」
prrrrr
やよい「……もしもし。お母さん?あのね…ちょっとお願いが……」
やよい「来月から……」
おはり
やよいはかわいいなあ
誰か書いてくれ
P「おう、お疲れ。結構遅かったな、終電大丈夫か?」
春香「あはは、ちょっとNGいっぱい出しちゃって…」
春香「電車はまだ大丈夫です。あ、差し入れ貰ったんで冷蔵庫入れておきますね」
P「はいよー」
春香「…」
P「ん?春香、どうした?」
春香「ハグ1回10分500円…」
P「最終的には順番待ちになって仕事ができなかったし明日からはもうやらん」
春香「…」
春香「明日からってことはいまならまだ有効ですよね…?」
P「え?まあかまわんが…」
春香「じゃあこれ、小銭がなかったので1000円で」
P「ちょっと待て、お釣りを…」
春香「…」ギュッ
春香「終電まで時間がないですから…ほら、プロデューサーさんも」
P「まあそう言うなら…」ギュッ
春香「ふぁ…」
P(柔らかいなぁ…昼間さんざん他の子とハグしたが順番待ちのせいかあんまり感触は味わえなかったしな…)
P(仕事の後で疲れてるのか結構体重預けてきてるけどむしろその重みが…心地いい)
P「な、なんだ?」
P(腕の中で上目遣い・・・だと・・・?)
春香「他の皆にはどんなことしたんですか?ハグだけじゃないですよね…?」
P「う、鋭いな…えぇと痛いくらいきつく抱きしめたり頭撫でたり・・・とか?」
春香「じゃあ全部お願いします」
P「ぜ、全部…?でもほら、10分で全部だと中途半端に…」
春香「じゃあお釣りいらないですから延長お願いします」
春香「はい」
P「えっと、痛かったら言えよ?」ギュゥゥ
春香「んっ…」
P(まだ大丈夫そうかな)ギュゥゥゥゥゥ
春香「んぅっ…もっと…」
P(大丈夫かな…)ギュゥゥゥゥゥッ
春香「っ…もっ…もっとですっ…」
春香「おねがっ…します…」
P「…」ギチギチ
春香「ぐっ…くぁっ…」
P「…ふぅ、この辺で勘弁してくれ」
春香「でも…」
P「まだ別のがあるから、な?」ナデナデ
春香「あっ…はい…///」
春香「…///」
P「…」ナデナデ
春香「…///」
P(飽きないんだろうか…)ナデナデ
春香「…///」
P(…おっと、横を見るとこんなところに可愛らしい耳が!)ナデナデ
P(息を吹きかけてみよう)フゥー
春香「ひゃあっ!!!」
P「ん?どうした?オプションの一つだけど…」
P「全部って言ったのはお前のほうじゃないか」
春香「それはそうですけど……」
春香「あの、それはもういいので…他のをお願いします」
P「ああ、分かった」
P(他の、な)
P(たとえば耳を舐めるとか)ペロッ
春香「んひゃっ…!!」
P「え?さっきのは耳に息を吹きかけるオプションで今度は耳を舐めるのだけど…?」
春香「うぅ~…///」
春香「と、とにかく…私耳は弱いので他のをお願いします…!」
P「分かったよ」
P(しかし、ここで引き下がっては男が廃るってもんだ!)
P(今度は耳を…あまがみ!)ハムハム
春香「ふぁあっ!!!!!!」
P「きにふるな。ふぉれはさーびふだ」ハムハム
春香「やっ…そうじゃなっ…あんっ…」
P「ん?なんふぁ?よくきこえないふぁ」チュパチュパ
春香「ちょっ…しゃべらなっ…ひあっ…」
P(なんか楽しくなってきた)チュパチュパ
春香「ぷろでゅーさーひゃんっ!そこっ…だめ…」
P「ここ?」
春香「んあぁっ…もうっ!」
P「というわけで20分だ」
春香「…うぅ~」
P「まあ最後だったし大サービスだ。他の皆には内緒だぞ」
春香「もぉ、プロデューサーさん…!」
P「さて、俺もそろそろ帰るか…春香も気をつけて帰れよー」
春香「あの、プロデューサーさん…」
P「ん?どうした?終電はまだギリギリ間に合うよな?」
P「いや、定期あるだろ」
春香「丁度昨日が期限だったのに買い直し忘れちゃって…」
春香「というわけでプロデューサーさん、家まで送ってください♪」
P「えー、やだよ。お前んち遠いもん」
春香「じゃあプロデューサーさんのお家に泊めてください♪」
P「いや、そっちのほうがもっと問題だから…ほら、金返すからこれで帰れって」
春香「でもそうこうしてる間に終電間に合わなくなっちゃいましたし…」ニッコリ
P「あっ、ほんとだ…!春香、お前狙いやがったな…?」
春香「なんのことですかー?」のヮの
P「ったく…車出してくるから事務所の鍵閉めといてくれ」
春香「プロデューサーさん、ドライブデートですよ!ドライブデート!♪」
おわり
可愛い
小鳥「……」ウズウズ
P「どうしたんです?」
小鳥「わ、私もやってみたくなってきて……」
P「そ、そんなまさか……冗談ですよね?」
小鳥「いえ、本気なんですけど」
P「そ、そうなんですか」
小鳥「五百円、払いますね」チャリン
P「お、おう」
P「どんと来て下さい」
小鳥「えい」ギュッ
P「……」ギュッ
小鳥「本当は、甘えちゃいけないんですよね……」
P「……」
小鳥「誰かに頼ってちゃいけないんです。社長を除いたら私が一番年上なのに」
P「……別にいいじゃないですか」ギュッ
P「年上だから甘えちゃいけないなんて理由ないですよ」
小鳥「で、でも」
P「どうして自分を責めるんですか」
小鳥「……」
P「別に頼ってもいいんです、むしろ頼って下さい」
小鳥「でもっ、でもっ」
P「不真面目じゃいけないって誰が決めたんですか?」
小鳥「……」
P「小鳥さんの言葉、行動がみんなに元気を与えているんです」
P「小鳥さんも、俺達と同じ仲間じゃないですか」ギュッ
小鳥「は……はい……」
P「俺たちに甘えて、頼って下さい」
P「小鳥さんのおかげで、俺達も元気でいられるんだったら、それぐらいお安い御用です」
小鳥「はい」
小鳥「……しばらくこのままでいさせてください……」
P「いいですよ、後七分」
P「立ち直り早いですね」
小鳥「そりゃもう、不まじめな音無小鳥として活躍します」
P「俺別にそんなつもりで言ったわけじゃ」
小鳥「なんか言いましたか?」
P「いえ、なんでもありません」
小鳥「ふふ……。私女音無小鳥は、一生不まじめな人間として生きていくッ」
P(親御さんが泣いてる)
おわり
真美「おはよー兄ちゃん!」
P「お早う亜美、それに真美(双海姉妹か…これは読めないな)」
P「(亜美は今でも普通にスキンシップ取ってくるけど、真美は最近触れ合いを避けてるんだよな)」
P「(亜美が俺に絡んでるのを一歩退いたところで見てるだけで自分から突っ込んできたりしなくなったし)」
P「(喋りかければ普通に答えてくれるんだけど、前みたいなじゃれあいはもう殆ど無くなったな)」
亜美「どったの?兄ちゃん?朝から何ボッーとしてんのさ?」
P「いや少し考え事をな」
真美「あれ?ピヨちゃんは?この時間にピヨちゃんが居ないなんて珍しいっしょー」
P「小鳥さんは好きな漫画の新刊が出るからコンビニで買って来るそうだ」
小鳥「(ピヨッ!?何なんですか!?その下手な言い訳!まるで私が仕事さぼってるみたいじゃないですか!?)」
P「(うわっすげー睨まれてる)まぁすぐに帰ってくるさ」
真美「ハグ 10分 一回500円」
P「(ついに見つかったー!さてどうなるかな?)」
真美「うあうあー!何考えてんのさ兄ちゃん!///」
真美「せ、セクハラじゃんこんなの!こんなことしてるとけーさつにお世話になってくさい飯食わされるんだよ!///」
P「どこで覚えたんだそんな言葉(そりゃこうなるよなーだから無駄だって言ったのに)」
亜美「…んっふっふーはい、兄ちゃん500円」
P「え?あぁうんこりゃどうも」
亜美「そんじゃ10分間ハグハグタイムだねー!イェーイ!」ポスツ
P「うぉっとと!(右ひざの上に亜美が乗っかって首をホールドされた…!)」
亜美「んっふっふー気分はお姫様ですなー!苦しゅうないぞプロデューサー殿!」
P「亜美…!若干苦しいから少し手を緩めてくれ」
亜美「ごめんごめん兄ちゃん、でもハグだからこれくらいは我慢っしょー!」ギュウ
P「(あの真美が赤面しながらフリーズしている)」
亜美「真美どったの?真美も兄ちゃんにハグハグしてもらえば?」
真美「ええええ!?でもでもー…」モジモジ
P「(モジモジする真美チョー可愛いんですけど)」
亜美「なに恥ずかしがってんのさ!前みたいに兄ちゃんと遊びたいよーってこの前言ってたじゃん」
真美「うあうあー!亜美!それは内緒だって言ったっしょー!///」
亜美「ほーら!こっちが空いてるよー!」ポンポン
P「真美、ほら」ポンポン
真美「うううう///ちょ、ちょっとだけなら」ポスッ
P「分かったちょっとだけな」ギュッ
真美「ひゃああ!(に、兄ちゃんの顔が近いよー!)」
P「あ、ごめん嫌だったか?」
真美「いやじゃない、けど」
P「ごめんって、ほらこれでいいか?」ギュッ
亜美「んっふっふー!よいぞよいぞー!亜美は満足じゃー!」
P「どんなキャラだよ、設定がいまいち分かんねーよ」
真美「あ、あのね兄ちゃん」
P「どした真美?」
真美「真美さ、少し前みたいに兄ちゃんとあんまり遊ばなくなったけど」
真美「兄ちゃんのこと嫌いになったわけじゃないからね?ただね、ちょっとだけ恥ずかしくなっちゃったっていうか」
真美「真美もよく分かんないんだけど、兄ちゃんに頭撫でられてたり触られたら頭がカーッてなって胸がキュッてするんだ」
真美「だから兄ちゃん、真美のこと嫌いにならないでね?」ウルウルッ
真美「ひゃあああ!?兄ちゃん!近いってば!」
亜美「そうだよ兄ちゃん!真美ってばね家に帰ったら兄ちゃんのことばっか話してるんだよ!」
真美「だから亜美ぃ!それも内緒だってばー!///」
亜美「もちろん亜美も兄ちゃんのこと大好きっしょー!ねっ真美?」
真美「う、うん!大好きだよ兄ちゃん!」
P「おう!俺もお前らのこと大好きだー!」ギュウウウ
亜美「にゃははは!痛いよー兄ちゃん!」
真美「だから顔が近いってばー!」
小鳥「(亜美ちゃん真美ちゃんいいわーこれは眼福だわープロデューサーもノリノリだし)」
P「うおっ!?」
真美「ひえ!?」
亜美「あちゃー…」
小鳥「ピヨッ!?」
律子「これはどういうことです?プロデューサー殿、私が納得できる説明をお願い出来ますか?」
P「いやこれはだなその」
律子「さきほどから会議室に隠れている小鳥さん?どうせ貴方も共犯でしょう?」
小鳥「ピヨオ…」
律子「大の大人が二人して何やってるんですか?」ゴゴゴゴッ
P「(その後俺ら二人は20代後半にも関わらずこっぴどく説教されました。ハグ?当然禁止ですよ)」
終わり
律子「おはようございます、今日は早いですね」
P「あ、律子さん、おはようございます」
律子「さて、今日のみんなのスケジュールの確認から…あら?」
[ハグ 一回 500円]
律子「…Pさん、何ですかこれは」
律子「…」ジーッ
P「ほら、また双子のおふざけかなんかじゃ」
律子「…フーン」ジーッ
P「スイマセンでした」
律子「全部、話してくれますね…?」
P「…ハイ」
………
小鳥「しかしココも大分賑やかになりましたねー」
P「そうですか?」
小鳥「それもPさんが来てくれたおかげですね」
P「だとしたらプロデューサー冥利に尽きるってものです」
小鳥「アイドルみんなの人気者ですから凄いです」
P「ははは」
小鳥「……」
P「…小鳥さん?」
P「?」
小鳥「じゃじゃーん!」ピヨッ
[ハグ 一回 500円]
P「…何ですかコレは」
小鳥「これはですね、Pさんがみんなの人気者だからそれを巧い具合に事務所の資金調達&私の目の保養にしようかと…」
P「不採用」
小鳥「ピヨッ」
P「…みたいなやり取りがありまして」
律子「全く、あの人はまた変な事を…」
P「片付けておいて下さいって言ったんですけどね」
律子「…」
P「…どうしました?」
律子「…まだみんなは来そうにないわね」
P「えぇ、まぁ、結構早いですし…」
律子「うん、よし」
P「!?」
律子「お金払うんだからしっかりと仕事して下さいね」
P「いやあれは小鳥さんの冗談であって…」
律子「…」
P「ほら、あの、その…」
律子「やりなさい」
P「…ハイ」
タタタッ
律子「えいっ」ポフッ
P(律子さんから来た!?)
律子「…」ムギュー
P(まずい! 心の準備が!! 落ち着け自分! 冷静になれ自分!)
律子「…Pさん」
P「ひゃい!」
律子「ちゃんと抱き返さないとダメですよ…?」
P「い、いえっさー!」
P(なんか恥ずかしい…)ギュー
律子「なんか…懐かしいです」
P「ん?」
律子「覚えてますか? ハグしてもらうの、初めてじゃないんですよ」
P「…ああ」
P「初めての大きなオーディションの時と、最後のライブの終わった後ですね」
律子「よく覚えてますね、見直しました」
P「それは初めてのプロデュースのアイドルでしたし…」
P「…」
律子「けど…私はずっと寂しかったんです」
律子「アイドルの時のようにPと話せなくなってしまって…」
律子「お互い、いつの間にか敬語で仕事の話ししかしなくなって」
P「…律子さん…」
律子「前と同じように、仕事以外の話しもしたいです」
P「…」
律子「…私は、ずっと、今でも、あなたの事が…」
律子「!!」
P「今までごめん、自分がプロデュースしたのに、気付いてやれなくて…」
律子「…うん」
P「律子の口から言わせちゃうなんてやっぱり自分はまだまだ半人前だな」
律子「…そうよバカ」
P「これからは…その…ちゃんとするから…」
律子「…うん」
P「だから…」
「「!!!!」」
小鳥「おはようございます! 私にしては珍しく時間より早く来…あれ?」
律子「…」ソソクサ
P「…」ソソクサ
小鳥「…お二人、何かあったんですか」
「「べ、別に何もないよ!(ないわよ!)」」
P「さ、さて! 今日も1日頑張ろうな! 律子!」
律子「! そ、そうですね! プロデューサー!」
小鳥「…なんだろこの違和感…まぁいいか」ピヨッ
……
律子「あ、あの…プロデューサー」
P「ん? どうした律子」
P「あ、ああ! 別に良いよ、律子の気持ち知れて良かったし」
律子「…えっと、それとですね」
P「うん?」
律子「あの、その、また今度…ハグ、お願いしても良いですか…///」
P「え、あ…うん///」
律子「これからもよろしくお願いね、プロデューサー♪」
おわる
P「こら、亜美…急に抱きつくな」
亜美「ふむふむ、それってつまり…急じゃなければかまわないってことだよねっ!!」
P「あー、それもダメだ。ほら」
亜美「ハグ1回10分500円…?」
P「あぁ、お前や美希、最近は減ったが真美もすぐ俺に抱きついてくるからな。こうして対策を採ったわけだ」
亜美「ふむ…」
P「ま、まあそうなるが…」
亜美「んっふっふ~♪にいちゃん敗れたり!」
亜美「食らえっ!これが亜美の超必殺…五百円玉だあああああああああああ!!!!!」
P「…」
P「で、五百円玉は?」
亜美「…あり?」
P「ふはははは!!!驚かせおって…!所詮亜美なぞこの程度…!」
亜美「ぐぬぬ…キンコンにあえぐ亜美の足元を見るなんて…ひきょーせんがんだー!」
P「貧困、卑怯千万な?」
亜美「そんなのどっちでもいいYO!」
P「まあ何にせよ金がないんじゃハグはなしだなー」フフフ
亜美「く、くっそぉ…ん?」
亜美「…」カキカキ
P「ん?なにやってんだ…?」
亜美「じゃじゃーん!」
P「なになに…『ハグ一回10分500円』…!?パクリじゃないか!」
亜美「んっふっふ~♪にいちゃんに抱きつくためのお金をにいちゃんから貰う…!まさにかんぺきな作戦だYO!」
P「な、なんだと…?」
亜美「あな…?」
P「俺が亜美に抱きつきたいと思わなければそんなものは無効になる!」
亜美「んな!なんだってー!!」ドドーン
亜美「なーんてね。こ~んなぷりち→なみりきの亜美を抱きしめたくないなんてありえないっしょ→」
P「い、いや…ありうると思うぞ…?」
亜美「え→!にいちゃんも…いや…?」ウルウル
P(こ、ここで上目遣いだと…?くっ…)
P「ま、まあお金がない亜美が哀れだからな!一回だけ…一回だけ…」ギュッ
P「ぐっ…釣られただけに言い返せない…」
亜美「んっふっふ~♪ほらほら、亜美もギュッってしてあげるから!」ギュッ
P「はー、あったかいなぁ…」
亜美「ん…ちょっとあっついかも」
P「暑くても離れたらだめだぞ?俺はお客なんだからな?」
亜美「んも~、分かってるYO!」
P「まだ5分しかたってないぞ?」
亜美「げ、まだ半分もあるの…!?むむむ…」
P「~♪」
亜美「そだ!」ティン
亜美「こしょこしょこしょ~」
P「わっ、ちょ、亜美!?」
亜美「いやー、サービスだよ、サービス!ハグにもえんたーていめんと性がじゅーよー的な!?」
P「うひゃひゃひゃひゃ…まっ、待て亜美…!そこはっ…ははははは!!!」
P「ぶひゃひゃひゃひゃ!!!やめっ…もうむりっ…!無理だって…あひゃひゃひゃひゃ!!!」
亜美「えー?でもまだまだ時間あるし→」
P「ちょっ…マジでっマジで無理だかrひゃひゃひゃひゃひゃ!!!!」
亜美「お客さ~んここ、こってますね~」
P「そんなとここるわけなっはっはっはっは!!!」
亜美「おっと、時間だ…せっかく楽しくなってきたとこだったのに→」
P「ぜぇ…はぁ…ぜぇ…はぁ…」
P「ぜぇ…はぁ…」ガシッ
亜美「ん?どったの、にいちゃん。ハッ、息を切らせて亜美の肩を掴むオトコ…いや~ん、亜美襲われちゃう~」
P「はぁ…はぁ…」ギュッ
亜美「えっ?」
亜美(抱きしめられた?ほ、ホントに襲われちゃう…?に、にいちゃんに…?)
亜美(…暴れまわったからかな?男の人の…汗のにおい…にいちゃんの…)
P「亜美…」
亜美「ふぇ?」
P「こちょこちょこちょこちょ」
亜美「に゛ゃっ!ちょっ…にゃははははは!!!!にいちゃんずる…くっははははは!!!」
P「フフフ、先ほどの恨み…はらさでおくべきか!」
亜美「あっははははは!!!!もうむりっ、無理だからやめっ…はははははは!!!」
P「さっき亜美は止めてくれたか?」
亜美「あはははっ…や、やめなかったケドッ…でもっ…くふっふっはははは!!!」
P「じゃあやめられないなー」
亜美「うひゃひゃひゃひゃ…ごめん、ごめんってばっ!ゆるしてにいちゃ…あひゃひゃひゃひゃ!!!」
P「ぜぇ・・・はぁ・・・」
亜美「つ、つかれたー…」
P「結局30分もくすぐりあってしまった…」
亜美「にいちゃんがくすぐってくるから…」
P「なっ…!先にはじめたのは亜美のほうだろっ!」
亜美「……やめとこ。今日はもう疲れたよ」
P「……だな」
P「そりゃーセクハラだなんだって怒られて…え?」
亜美「んっふっふ~♪黙ってて欲しい?欲しいよね?」ニヤニヤ
P「くっ…な、なにが望みだ…」
亜美「じゃあねー…まず駅前のクレープを奢る事!それからー…」
P「それから…!?そんなに色々奢ったら俺のサイフが…!」
亜美「また亜美とハグすること!約束だかんねっ?」
おわり
真美「…」
見ちゃった…
にいちゃんと亜美が仲良くハグしてるとこ…
なんでハグしてたんだろう…
もしかして付き合ってるのかな…
くすぐりあって楽しそうだったし…
いいなぁ…
亜美「じゃあねにいちゃん!」ガチャ
亜美真美「あっ…」
亜美「真美遅かったじゃん→!」
真美「あぁ…うん…ごめんごめん…」
ホントは二人が抱き合ってた時には来てたんだけどね
亜美「どうかちた?」
真美「んんーなんでもない!」
真美「うん!じゃあ…」
P「お、真美。おはよう」
真美「うん…」
P(真美元気ねぇ)
真美(にいちゃん…どうして亜美と抱き合ってたのか聞いたら…やっぱりびっくりしちゃうかな…それになんか恥ずかしくて聞けないよ…)
P真美「…」
P(何かあったみたいだな…よし…ここが胸を貸してやるとするか…)
P「よしっ!真美!これやってみないか!」
ハグ10分 500円
真美「…」
真美「にーちゃん…もしかしてさっき亜美と抱き合ってたのってそれだったりする…?」
P「?なんだ見てたのか。そうだぞ、まあ色々あって俺がお金を払う事になっちゃったんだが…で、どうする?」
P「!?」
真美「も→!だよも→!!!真美変な勘違いしちって馬鹿みたいじゃん!!!!」
P「えっ」
真美「なんでもないよー!!とにかくにいちゃん、30分で!!!」
P「真美は1500円も持ってるのか亜美とは違って金持ちじゃないか」
真美「…今財布みたら300円しかなかったYO…」
P「ふむ…」
P(ていうかもう元気じゃん)
P「よし、真美10分頼む!」
真美「え?」
P「500円渡すから10分ハグさせてくれ」
真美「えっ…いいの…?500円払わなくて…」
P「何言ってるんだ、俺が真美をハグしたいから500円を渡すんだ。何かおかしいか?」
P(あれ?そもそも500円でハグっておかしくね?)
P「じゃあやるけど…準備はいいか?」
真美「うっ…いざやるとなると恥ずかしさが…」
P「いつも抱きついてたお前が言うのかそれを」
真美「う~ほら、にいちゃんから抱きつくっていう形は初めてじゃん…だからなんかきんちょ→しちゃって…」
P「じゃあ俺が待ち構えてるからお前から来いよ」
真美「いやそれもそれで恥ずかしいし…」
P「はぁ…ちかたないな」ギュッ
真美「!?ちょっとにいちゃ…いきなりははんそく…」
P「だからそれをお前が言うかって。まあ、そのなんだ。最近真美とのスキンシップも減ってきて俺も寂しくなってきてんだよ」
真美「でも…まだ亜美とスキンシップしてるしいいんじゃないの…真美じゃなくてもいいんでしょ…亜美で…」
P「なんだ聞いてなかったのか?俺は『真美との』スキンシップが減って寂しいって言ったんだぞ?俺はお前と触れ合いたいんだ」
小鳥(どさくさに紛れてとんでもないことを)
P「当たり前だ。真美は俺の大切なアイドルの1人だ。亜美の双子としてじゃない。真美は真美として大切にしてるつもりだ」
真美(アイドルとして…か。まあ当然だよね…真美とプロデューサーはどんなに仲良くなってもアイドルとプロデューサーのカンケイだもんね…真美がにいちゃんをどれだけ好きになっても結局変わらないんだ…)ギュッ…
真美「じゃあ、じゃあだよにいちゃん。真美がアイドル辞めたら、真美はにいちゃんの何になるのかな?」
P「えっ、お前アイドルやめるのか!?」ギュッ
真美「あっ…もしもの話ね…」
P「なんだ…びっくりした…で、アイドル辞めたら俺達の関係はどうなるのかって事だよな…」
真美「うん」
真美(今更だけどにいちゃんの腕の中アッタカイナリ)
P「ん~やっぱりそれは真美次第じゃないか?俺はきっと真美が辞めてもプロデューサーではあるからきっとアイドル達で手一杯になるだろうし…だから俺と何か関係が築きたければ真美から動くしか無いんじゃないか?」
真美「ふ~ん…じゃあさ。もしもだよ?」
真美(言えっ…言うのだ真美っ!)
真美「その…こ、恋人っ…にーなりたかったら…なってくれますか…?」
P「えっ」
小鳥「えっ」
P「えーっと…そうだなー…その時俺が誰とも付き合ってなかったら考えてやる…?」
真美「も~なんで上から目線なんだよ~しかもゴジギモンケイだし!」
P「語尾疑問系な、あれだ。ぶっちゃけ将来のこととかわかんないし」
真美「なさけね→ぜにいちゃん…でもあれだよね?その時までににいちゃんが好きな人居なければ真美と付き合ってくれるんだよね?」
P「そーなるなー。てか真美俺のこと好きなのか」
真美「んふふふふ!じゃあ好きな人ができないようにせくちーな真美が虜にしといてあげるね!だから…」
チュッ
真美「その時はよろしくね!にいちゃん!」
小鳥(もう15分たってんぞふざけんな」
P「真美…じゃあ真美がずっと俺を好きであるようにおまじないをしよう」ギュッ
チュッ
真美「んっ…だいたん…さっき亜美と抱き合ってたとは思えませんな」
P「くっ。それを言われると困るぜ…」
小鳥「プロデューサーマジ浮気性ですねでも私はそんなプロデューサーでも平気ですよ結婚しましょう」
真美「じゃっ!にいちゃん!もしそんな感じになったらよろしくね!」
P(その前に俺が美希あたりと結婚してたら笑えるけどな)
小鳥「なんかくやしい」
おわり
ラスト飾るのは誰かな?
P「……」
小鳥「ね、プロデューサーさん!」
P「……ヘラヘラしないでください」
小鳥「なんですか~?そんなに全敗が気にくわないんですか~?むふふ~?」
P「……どさくさに紛れて500円払って抱き着いてきた癖に何を」
小鳥「聞こえませんね~!ま、それもパーフェクトを狙うための作戦ですよっ!」
P「……何がお望みですか?」
小鳥「そりゃ、それだけ溜まった500円玉でしょ!」
P「この流れでそれですか……」
小鳥「さぁ!さぁ!飲みに行きましょ!」
P「ダメですよ。別にそんな約束してなかったじゃないですか」
小鳥「えー!だって、私はダメだった場合おごるって話だったんですよ!?」
P「ダメです。これは、もうちょっと有効な方法で使います」
小鳥「むー……こういうとこだけな生真面目なんだから……」
P「というか、アイドルから半分巻き上げたお金で飲むとか恥ずかしくないんですか?」
小鳥「じょ、冗談ですよ……」
P「……まあ、俺も乗り気だったので、あんまり責めらせませんけど」
小鳥「それで、一体何するんですか?」
P「まさかみんな払ってくれるとは思わなかったので、せめてものお礼を」
小鳥「お礼って、500円との対価がハグだったんじゃないですか」
P「それは建前ですよ。というか、もし商売としてもなんか後味悪いですし」
小鳥「まあ確かに……」
P「そこで、考えたんですけど……」
――
―
春香「あれ?誰もいないのかな……?」
春香「プロデューサーさんがいたら、また500円で……なんて」
春香「……あれ?なんだろこれ」
【貴方の時間買います!10分500円!】
春香「……プロデューサーさん?」
P「呼んだか春香」
春香「ひゃっ!プ、プロデューサーさん?」
春香「なるほど……でも、私は好きで払ったので別に気にしなくても……」
P「流石に聞いたことないからな、アイドルから徴収するなんて。だから、お詫びと言うかよかったら」
春香「10分、私の時間を買ってくれるってことですよね?」
P「あぁ。内容は、いわゆるハグのレベルだったら」
春香「……それじゃ、いいですよ。売ります」
P「そうか、ありがとう。それで、内容は?」
春香「……ハグ、してください」
春香「そうですね……そ、それじゃ!」
P「ん?」
春香「全く同じじゃ割に合わないので!……ギュッとしてもらったあと……その」
P「?」
春香「き、キス……とか……」
ガチャッ
亜美「おっはー!」
真美「おはおはー!あれ?はるるん?」
春香「あ、亜美、真美……」
亜美「おやおや、兄ちゃんも。もしかしてお邪魔だったかなぁ?」
真美「あれじゃない?昨日の500円のー……って!なんじゃこりゃあ!10分500円……兄ちゃん、これって」
P「……まあそういうことだ。昨日の返金と思ってもらえばいい」
亜美「なるほどねーん」
真美「それで?はるるんは何をしてたの?時間がもらえるってことは、好きにしてー!ことっしょ?」
亜美「もーわかりやすいなぁはるるん!どうせギュッとしてください!とか言ったんでしょ?」
真美「いやいや、はるるんのことだから、もっと強く……とかとか!」
春香「も、もう!からかわないで!」
P「それで、春香はどうするんだ?このままだと人が増えていく一方で……」
千早「おはようございます」
伊織「朝っぱらから騒々しいわね。あ、やっぱり亜美と真美ね」
亜美「ちょっといおりんちょっとそれはいただけねぇなぁー!」
真美「ちょっとこれをみておくんなましー!」
伊織「何よ……1回500円、これプロデューサー?」
P「あぁ、昨日の罪滅ぼしとでもいうか……」
伊織「罪滅ぼしってアンタねぇ……一歩間違えたら罪だけど、あんな……」
千早「それで、今順番待ちしてるのかしら」
亜美「おぉ!千早お姉ちゃんもノリノリだね!よかったら先どうぞ!」
千早「えぇ?い、いいわよ私は……い、一応言ってみただけだから……」
亜美「あー確かに。わざわざ500円払って誰がアンタなんか!ってカンジ?」
伊織「アンタたちねぇ……」
P「どうするんだ、伊織?正直、500円返す口実だから嫌なら何もしなくてもいいんだが」
伊織「……順番になったら呼びなさい」
P「ん?」
伊織「順番になったら!そ、その時まで昨日のことを思い出して楽しみにしてなさい!」
真美「えーいおりんしてもらってたの!?意外!チョー意外!いおりんも乙女ですなぁー。」
亜美「バ、バカ!もっとちゃんと抱きしめなさいよ!もう……えぇ、大好きよ。プロデューサー……。みたいな!?」
伊織「う、うるさいうるさい!!うるさいわよアンタたち!」
春香「千早ちゃんも、プロデューサーさんに何かしてもらう?」
千早「……まあ、せっかくなので」
P「よし、それじゃあ順番にまずは……」
雪歩「おはようございますぅ」
真「おはようございます!わぁ、珍しくみんな集まってますね」
真美「すごいね、みんな一気に」
真「何かあったの?」
雪歩「あ、これ……もしかして昨日の……」
P「そうだ。もう何回目になるかわからんが、一応昨日の返金の名目でやってる」
真「ということは、もう一回プロデューサーとハグできるってことですか?」
亜美「あるるん曰く、もっとすごいことでもいいらしいよー」
春香「ちょ、ちょっと亜美!」
雪歩「プ、プロデューサーと、もっとすごいこと……はうぅ……」
真美「わ、わぁ!ゆきぴょん大丈夫?」
伊織「騒がしくなってきたわね……まだ一人も済んでないんでしょ?」
P「来る間と間で流せていけるかと思ったんだけどなぁ……」
千早「そもそも、全員にハグしてるところを見せつけるっていうことでしょうか……」
真「あ、そっか……それはちょっと恥ずかしいかも……」
やよい「おはようございまーっす!」
やよい「え?私ですか?」
P「流石の俺も、やよいからはお金を取ることができなかった。それはみんなわかってくれるよな?」
千早「もちろんです」
伊織「もちろんよ」
やよい「あ、昨日の……すみません……私」
P「いいんだ、あれはちゃんと話が済んでる。そのかわりだ、今日はやよいの時間を少しもらうぞ?」
やよい「時間、ですか?」
P「あぁ。今日は、みんなからもらった500円を返す代わりに時間を少しずつもらってるんだ。これで公平だろ?」
やよい「……」
伊織「大丈夫よ、やよい。もともとお金を取ることが間違ってたんだから」
亜美「やよいっちは、気にすることないっしょ!」
やよい「みんな……うん、なんかごめんね?でも、ありがと!」
P「元はと言えば俺の所為だしな。でも、それでもちゃんと言うことのできたやよいは偉い。こちらこそありがとな」
貴音「おはようございます、何やらにぎやかですね」
響「おぉ!みんな来てたのか!珍しいな!」
美希「遅くなったのー!ハニー!」
あずさ「遅れてごめんなさい~」
真美「これでそろったね!」
伊織「ちょっと、まだ一人来てないじゃない」
律子「おはようございます。って、あれ?全員……一体?」
亜美「わぁ、忘れて……はいないけど!ちょっと気が付かなかった!」
あずさ「あ、亜美ちゃん流石にそれは……」
P「まあともかく。みんな揃ったみたいだな……・。昨日の件、みんなありがとう。なんだかんだでああいうことになったんだが」
P「流石にお金を取るのはよろしくない、ということで。一人10分ほど、時間をもらう代わりに500円を返そうと思うんだ」
響「なるほど、でもその時間は何をするんだ?」
伊織「プロデューサーに好きなことをさせてもらえる、まあ言ってみれば昨日と同じことができるわけね」
美希「お金は別にいらないけど、もう一回ハニーとハグできるなら今すぐしたいの!」
P「まあ一応順番にな……」
律子「というか、私の前で何を始めようとしてるんですか、プロデューサー」
律子「あ、あれはいいんです!それとは別に、今日この状態でそれ以外の人は様子を観察してなきゃいけないんですか?」
真「そ、そうですよ!千早も言ってたけどそんなのちょっと……」
雪歩「み、見られるなんてそんな……」
伊織「流石に何も考えてないわけじゃないんでしょう?」
P「あ、いや、えっと……別にいいじゃん?……ってわけには……」
小鳥「それならみんな一斉に抱き着けばいいわ!!」
あずさ「小鳥さん……?」
春香「一体どこから……」
千早「でも、確かに……同時なら不公平はない……」
P「い、いやちょっとまてお前たち!どう考えたって全員一気には無理だろ!」
貴音「無理でも、一度おっしゃったことですからね貴方様?」
響「おうじょうぎわが悪いぞ!プロデューサー!」
やよい「うっうー!みんなで仲良く、ハグですね!」
真美「あーんなことやこーんなことが出来なくて残念だけど?これも十分ご褒美じゃん!」
P「ちょ、ちょっと考えを改め直してはいただけませんか……?な、なぁ律子!止めてくれよ!流石に一気には……」
律子「……プロデューサーにはその責任があります。みんな、行くわよっ!」
小鳥「行っけー!!」
P「え、いや、嘘っ、ぐ、ぐわああああああ!!!」
小鳥「良い子のみんなは1回500円なんて商売しても絶対に辱めを受けるだけだから真似しちゃダメだぞっ!」
小鳥「お姉さんとのお約束ねっ!さてと、プロデューサーさんはどうなったかなぁ~……」
P「お、音無さん……」
小鳥「なっ!ま、まだ息があるだと……」
P「この恨み……企画開始時のこめてたっぷりと……あいじょーの籠った”ハグ”で絞りっとってあげますよ……!!!」
小鳥「う、嬉しいけどそれはいやあああああ!!!」
その後しばらく765プロはもちろん、話を聞きつけたどこかしらのアイドルが500円を握って訪れるなど
Pはしばらくハグの呪縛から逃れられなかったというのはまた別の話
P「ハグ一回500円」 完!
おまけ
凜「お早うございます…」
P「おっ、凜お早う(ふっふっふ、スケジュール通りの行動!流石だよ凜!)」
P「(俺が何の勝算も無くあんな賭けに出ると思いますか!?今日のスケジュールなら最初に事務所に来るのは凜!)」
P「(クールの代名詞とまで呼ばれた凜が俺に抱きつくなんてあるはずが無い!)」
小鳥「(勝ち誇った顔してるわ…でも確かに凜ちゃんがプロデューサーにハグなんて想像できないものね…これは負けかしら)」
凜「プロデューサー…お早う」
P「いつも通りの10分前出勤、流石は凜だな」
凜「別に褒められるようなことじゃないよ…」
P「いやいや一部のアイドル達にお前の爪の垢を飲ませてやりたいよ」
凜「さっきから気になってたんだけど…それ何?」
P「(さぁ正念場だ!凜にドン引きされないように上手くフォローせねば!)」
P「(そんな蔑むような目で俺を見ないでくれー!全部あの鳥類が悪いんだー!)」
P「これな、小鳥さんとの賭けに負けて罰ゲームでやらされてんだよ」
小鳥「(プロデューサーさんったら必死に言い訳してる…クッ)」プルプルッ
P「そういうわけだから、あはははっ(我ながら苦しい言い訳だな…)」
凜「そう、なんだ……」
P「今日のスケジュール確認するか!今日はこれからファッション誌の取材が…」ポスッ
凜「……」ギュッ
小鳥「(ピヨッ!?これはまさかだわ!)」
凜「…罰ゲームとか知らないけど500円払えばハグしてくれるんでしょ?」
P「ええ!?いやまぁ…そうなるのかな?(あかん完全に予想外だ!まさか凜がこんなこと…!)」
凜「じゃあ500円払うから少しだけこのままで居て…」ギュッ
P「…分かった、少しだけな」
P「(しっかり物だし気が利いてるから忘れがちだけど、まだ中学生なんだよな)」
凜「…あのさ、プロデューサー」
P「なんだ?」
凜「私あんまり態度とか言葉に出さないけど、プロデューサには感謝してるからね…」
凜「たまに今みたいな変なことするけど、いつも私のことサポートしてくれるし…」
凜「私知ってるから…無愛想な私のこと良く思ってないディレクターに頭下げて私のこと売り込んでたこと」
P「見てたのか?」
凜「うぅん卯月に聞いた、その後『凜ちゃんは愛されてるねー』ってからかわれたけど」
P「はははっお前ら仲いいもんな」
凜「…プロデューサー私もっと頑張るから、そしてトップアイドルになってみせる」
P「あぁ頑張ろう二人で」
凜「うん…だから私のこと隣で見ててね」
P「当たり前だ、俺はお前のプロデューサーだからな」ギュッ
凜「あっ…うん…」ギュッ
P「それもそうだな、時間的にそろそろきらりが来るころだし」
きらり「にゃっほーい☆Pちゃんおっはよー!」
P「うわっ!?」ガバッ
凜「……」サッ
きらり「んんん?Pちゃんに凜ちゃんどうしたにぃ?お顔がまっかっかだよ?」
P「いやぁ今日は暑いからなぁ!少し火照っちゃって!」
凜「…何でもないから」
きらり「なんだか怪しいにぃ!Pちゃん!きらりに隠し事はメッだよ!」
P「隠し事なんてしてないって!」
きらり「むぅうううう!うそつきさんにはキラリンアタッーク☆(物理)」
P「ちょっきらり!?最近のお前のキラリンアタックはマジ洒落にならんウボワアアアアアア!」
小鳥「(予想外だったけどいいもの見せてもらいました!そしてプロデューサーさん南無…)」
凜「(ずっとそばにいてね…プロデューサー)」
終わり
引用元: ・P「ハグ一回500円」
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Author:ハイブリッドちゃん
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